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「船へ戻れ!」
トド360に対し、キャド・ベイン[出典]

<ジャスティファイア>(Justifier)は賞金稼ぎキャド・ベインが所有したスターシップである。[3] 船体中央後部の支柱のような部分の先にスラスターが付いており、着陸時にはこの支柱を90度傾け、船体と水平にして収納できるようになっていた。帝国時代初期、カミーノアンの依頼で賞金首のオメガを生け捕りにしたベインは、依頼主から報酬を受け取るため<ジャスティファイア>で惑星ボーラ・ヴィオを訪れた。しかしベインは同業者フェネック・シャンド妨害でオメガを取り逃がしてしまい、<ジャスティファイア>で追跡しようとしたが、船に破壊工作が施されており離陸することができなくなっていた。[2]

制作の舞台裏[]

「ああそう、これがラッセル・チョンがデザインした彼の船<ジャスティファイア>だ。向きを変えることができるセンターピース・スラスターが搭載されている。大きくて高い柱があるだろう? あれを船に対して水平に折りたたんだり、展開することができるんだ」
デイヴ・フィローニセレブレーション・アナハイムでの発言を翻訳[出典]
Justifier TCWconcept

『クローン・ウォーズ』のために描かれた<ジャスティファイア>のコンセプト・アート

<ジャスティファイア>はもともとTVシリーズ『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』のために制作された宇宙船である。しかしこの船の初登場作品となる予定だった、キャド・ベインとボバ・フェットが活躍するエピソード4部作は『クローン・ウォーズ』の打ち切りによって未完成に終わった。2015年4月、デイヴ・フィローニパブロ・ヒダルゴセレブレーション・アナハイムのトークイベント "The Untold Clone Wars" でこの宇宙船を紹介した。船体のデザインはラッセル・チョンが手掛けた。チョンのコンセプト・アートに記されたエピソードの制作番号は5.23となっており、これは4部作のうちの2話目にあたる。[4]

2021年6月25日、<ジャスティファイア>はアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』のエピソード『失われた賞金』で初登場を果たした。[2] 公式サイト StarWars.com では、『失われた賞金』の前話『再会』のエピソード・ガイドに<ジャスティファイア>のコンセプト・アートが掲載されており、『クローン・ウォーズ』制作時に描かれたオリジナルのコンセプトと比べて外観のデザインが少し変更されていることがわかる。[5]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]