ジャンプトルーパー(Jumptrooper)はインペリアル・ジャンプ・トルーパー(Imperial Jump trooper)やロケット・トルーパー(Rocket trooper)とも呼ばれた帝国軍ストームトルーパー兵団の特殊部隊である。ジャンプ・パックやジェットパックを利用した戦闘訓練を受け、クローン戦争時代の戦術を用いて敵陣を直接攻撃した。初期反乱運動の時代、ジャンプトルーパーは銀河系各地の惑星で反乱同盟と戦った。
概要[]
ジャンプトルーパーは銀河帝国に仕えるストームトルーパーの特殊部隊で、クローン戦争中に活躍したクローン・ジャンプトルーパーの後継者的存在にあたる。彼らはジェットパックや、空中での一時停止や宇宙空間での自在な動きを可能にするジャンプ・パックを装備していた。ジャンプトルーパーはクローン戦争期の戦術を用い、防壁を飛び越えて敵の陣地を直接攻撃したり、迫撃砲の影響を受けない位置から敵を妨害するなど、戦闘においてさまざまな役割を果たした。
ジャンプトルーパーはバースト・シールドやRT-97C重ブラスター・ライフルで武装していた。彼らのストームトルーパー・アーマーは背中に装備したジェットパックやジャンプ・パックを除くと標準的なものと同じだったが、一部のジャンプトルーパーはTIEファイター・パイロットのコントロール・ボックスのように胸部のユニットとヘルメットがチューブで接続された特殊なアーマーを着用していた。また、背中のパックとヘルメットがチューブで繋がったバージョンの装甲服も存在した。
歴史[]
2 BBY当時、ブランソン艦長が指揮するアーキテンス級司令クルーザーにジャンプトルーパーによって構成される部隊が乗り込んでいた。惑星ジオノーシスで反乱同盟のスターシップ<ゴースト>が発見された際、ブランソンは即座に現地へ赴き、巨大な竪穴の底に逃げ込んだ<ゴースト>を攻撃するためジャンプトルーパー部隊を出動させた。トルーパーは司令クルーザーから穴の中へ降りたが、スペクターズのメンバーとレックス、ソウ・ゲレラの反撃に遭った。ジャンプトルーパーは次々と空中で撃ち倒され、障害物に隠れていた兵士たちもマンダロリアンのサビーヌ・レンに倒された。
同じ年に発生したアトロンの戦いのさなか、帝国のアリンダ・プライス総督は反乱同盟の援軍として駆けつけたレン氏族のマンダロリアン戦士を撃退するためジャンプトルーパーを出動させた。サビーヌ・レンとエズラ・ブリッジャーによって率いられたマンダロリアン戦士たちは帝国宇宙軍第7艦隊のインターディクター船を宇宙空間で直接攻撃し、重力井戸発生装置を破壊しようとしていた。ジャンプトルーパーはクルーザーを守りきることができず、結果的に重力井戸発生装置のせいで惑星アトロンに足止めされていた反乱同盟軍に脱出のチャンスが生まれた。
登場作品[]
- Star Wars バトルフロント II
- 反乱者たち – ジオノーシスの亡霊
- 反乱者たち – 攻撃開始時刻
- スター・ウォーズ 反乱者たち/マンダロアの英雄たち
- 反乱者たち – 無謀な策
- Star Wars バトルフロント
- スター・ウォーズ コマンダー (初登場)