ジョア・トリビュラス(Jor Tribulus)、識別番号TK-1472は人間の男性で、銀河帝国に仕えたストームトルーパーのキャプテンである。新共和国設立後、トリビュラスはヴァシュカ・ヴァレー退役施設48に収容された。
経歴[]
かつて銀河帝国に仕えたストームトルーパーのジョア・トリビュラスは、新共和国設立後に惑星ヴァシュカにあるヴァシュカ・ヴァレー退役施設48に収容された。この看護施設にはトリビュラスの部下だったアリック・ナイトドリフターも収容されていた。新共和国時代、この施設は敵対的なインセクトイド種族ヴァシュカン・アピダクティルによって制圧され、蝋で覆われた巣窟と化した。施設の職員は逃げたが、患者は取り残され、地下で暮らすようになった。ナイトドリフターを覗き、トリビュラスを含む生き残った患者たちはアピダクティルによってゆっくりと毟り取られていき、その死体は蝋でできたセルに閉じ込められた。[2]
ナイトドリフターはトリビュラスたちの遺品を、それぞれの所有者の死体と一緒にしておくため全力を尽くし、蝋に仲間たちの名前を書きこんだ。[2] 29 ABY[1]、傭兵のバジーン・ネタルがヴァシュカにやってきた。彼女は仕事のクライアントから、トリビュラスが所有していた鋼製のケースを回収する任務を与えられており、ナイトドリフターに死体の場所へ案内するよう命じた。彼女は目的のケースを回収したが、かつての師デルフィ・クロダに裏切られ、ケースを奪われたのちストームトルーパーの死体と一緒に閉じ込められた。しかしネタルはのちに脱出を果たし、クロダを殺してケースを奪還した。[2]
制作の舞台裏[]
ジョア・トリビュラスはデライラ・S・ドーソンによる短編小説『パーフェクト・ウェポン』で、死体の状態で初登場を果たした。本作は「ジャーニー・トゥ・フォースの覚醒」シリーズの1作として2015年に発売された。[2]
登場作品[]
- パーフェクト・ウェポン (初登場) (死体が登場)
参考資料[]
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 『スター・ウォーズ タイムライン』によると『パーフェクト・ウェポン』の時系列は29 ABYであるため。
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 2.7 2.8 パーフェクト・ウェポン