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「ジン・アーソ、あなたの行動は常に予測不能です」
K-2SO[出典]

ジン・アーソ(Jyn Erso)は人間女性で、銀河帝国との戦争において重要な役割を果たした共和国再建のための同盟の兵士である。ゲイレンライラ・アーソの娘であるジンは、21 BBY分離主義勢力の支配下に置かれた氷の惑星ヴァルトで生まれた。彼女の父ゲイレンは優れた科学者で、クローン戦争当時、銀河共和国と分離主義勢力の双方が彼の持つ知識を求めていた。ジンが生後6か月の時、アーソ家の3人はゲイレンの旧友である共和国宇宙軍少佐オーソン・クレニックによって救出され、その後数か月を首都惑星コルサントで過ごす。戦争の終盤、ジンは父親の仕事の都合で一時ロコリに移り住んだが、帝国誕生後に再びコルサントへ戻った。ゲイレンの携わっていたカイバー・クリスタルの研究が超兵器開発のためであったことが発覚した際、アーソ家のメンバーは反乱者ソウ・ゲレラの助けを借りて逃亡し、辺境の惑星ラムーに姿を隠した。

13 BBY、クレニックはアーソ家の隠れ家を発見し、ライラを殺害してゲイレンを連れ去った。デス・トルーパーによる捜索を逃れたジンはソウ・ゲレラによって助け出され、彼の率いる過激派反乱分子パルチザンのメンバーとなった。しかし、パルチザンの中にジンを人質として利用すべきではないかと考える者が出てきたため、ゲレラはジンの安全を考え、16歳の彼女を置き去りにして失踪する。その後、独りで生きていくことを余儀なくされたジンは帝国の書類偽造や盗品所持、暴行、傷害、公務執行妨害といったさまざまな犯罪に手を染めた。

1 BBY、ジンは反乱同盟軍によってウォバニ帝国労働キャンプから救出され、自由と引き換えに反乱軍の任務を手伝うことになった。反乱軍の指導者モン・モスマ議長は、帝国の科学者の娘で、ゲレラとも親しいジンを利用し、デス・スター設計図に関する情報を集めようとしていたのである。当初ジンは反乱軍の大義に興味を持っていなかったが、砂漠ジェダでゲレラと再会し、惑星イードゥーで父のに立ち会った後、彼らから託された希望を守るのため戦いに加わることを決意する。ジンは設計図の奪取という危険な作戦に志願した仲間たち、“ローグ・ワン分隊とともにスカリフへ赴き、帝国安全管理施設へ忍び込んだ。彼女はキャシアン・アンドーと協力して設計図を入手し、惑星軌道同盟宇宙軍にデータを送信したが、その直後にデス・スターから放たれたスーパーレーザーによる爆発で命を落とした。

制作の舞台裏

ジン・アーソは2016年公開の映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の主人公である。フェリシティ・ジョーンズがキャラクターを演じる。キャラクターの名前は2016年4月7日に公開された公式トレーラーで初めて明かされた。

登場作品

参考資料

脚注

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