- 「ドクター・ナラ・セ、ようこそ。我々はあなたの科学的才能を尊敬しています。帝国はあなたに大きな計画をご用意しました」
- ―スカルダー[出典]
ドクター・スカルダー(Scalder)[3] は人間の女性で、銀河帝国先端科学部門の[1] 主席医務官。[2] 帝国時代初頭、惑星ウェイランドのタンティス山にある秘密研究施設で管理者、技術者として働き[4]、ロイス・ヘムロックが主導するネクロマンサー計画の研究に携わった。[5] 帝国によるカミーノ攻撃の後、スカルダーはタンティス基地へ連れて来られたカミーノアンの主任医療科学者ナラ・セを出迎えた。スカルダーはナラ・セにも帝国のプロジェクトに参加してもらうことになると告げ、インペリアル・ロイヤル・ガードとともにこのカミーノアンを施設内へ案内した。[1]
スカルダーはタンティスの中でも最高機密エリアである“保管庫”で働いていたが、ナラ・セの後を継いで保管庫の責任者に選ばれたのは、この施設へのアクセス権を与えられて間もないドクター・エメリー・カーだった。[5] スカルダーはエメリーと比べて保管庫に監禁されている子どもたちに対して冷淡であり、彼らの処遇を巡ってエメリーと意見が対立することもあった。[6] 子どもたちがオメガの立てた計画に従って保管庫からの脱出を企てた際、スカルダーは彼らが再プログラムしたタンティス医療ドロイドによって注射を打たれ、気絶した。ヘムロックは子どもたちの逃亡を防げなかったスカルダーを処分することに決めたが、直後に発生した戦闘によってタンティスは大規模な被害を受け、ここでの研究自体に終止符が打たれることになった。[7]
制作の舞台裏[]
ドクター・スカルダーはTVシリーズ『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』のシーズン1最終話『カミーノ滅亡』で初めて登場した。声優はヘレン・サドラー。初登場時点では名前が明かされておらず[1]、公式サイトのエピソード・ガイドでも“謎の科学者”として紹介されていた。なおエピソード・ガイドでは実写シリーズ『マンダロリアン』に登場したドクター・パーシングとスカルダーの制服の類似性が指摘されている。[4] キャラクターの名前はシーズン2のエピソード『メタモルフォーゼ』で判明した。[3]
登場作品[]
- バッド・バッチ – カミーノ滅亡 (初登場)
- バッド・バッチ – メタモルフォーゼ
- バッド・バッチ – 転換点
- バッド・バッチ – プラン99
- バッド・バッチ – 侵入
- バッド・バッチ – 迷い
- バッド・バッチ – ジャガーノート
- バッド・バッチ – 突破口
- バッド・バッチ – 敵陣へ
- バッド・バッチ – 援軍の到着