- 「真の釣り人は心で釣る」
- ―スクーヴァ・スティヴ[出典]
スクーヴァ・スティヴ(Skoova Stev)はサカヴィ・タール出身のサカヴィアンの男性で、帝国時代に活動した漁師。釣りの才能に恵まれていたスクーヴァは、母星が大不漁飢饉に見舞われた際に救世主として活躍した。本人曰く、スクーヴァは神聖なオンドゥンから釣りに必要な集中力を授かった。しかしある時、ベサリスクのワンイェック・ウェット船長率いる密漁クルーがサカヴィ・タールに現れた。スクーヴァはウェットと取り引きし、彼らの漁を手伝う代わりに、自分の故郷には手を出すなと要求した。ウェットは取引に応じ、スクーヴァは宇宙船<グラップネル>のクルーに加わって母星を離れることになった。彼はクルーの中でも格別の働きぶりを見せ、やがてウェットの一等航海士となった。[1]
マナーンへ旅した際、<グラップネル>はパーギルと衝突して海底に不時着し、クオレンの海賊団“不潔なゼフィルス”と遭遇した。クルーはこの危機を脱したものの、ウェットは海賊に対して銛を使わなかったスクーヴァを腰抜けとみなし、脱出ポッドに詰め込んで深宇宙に捨て去った。ところがスクーヴァはまたしてもパーギルと遭遇し、未知の星へと連れて行かれた。やがてスクーヴァはサカヴィ・タールに帰還したが、彼の村はウェット船長による魚の乱獲に苦しめられていた。スクーヴァは約束を破ったウェットと決着をつけるべく、アンティン第3衛星へ旅して対決に臨んだ。スクーヴァは銛で胸を貫かれながらも、グランブリグ・イールの交尾の声を真似ることで群れを呼び寄せ、ウェットを攻撃するよう仕向けた。戦いで意識を失ったスクーヴァは、のちに地元の漁師に救出された。ウェットとの対決を経て、自分がなぜ釣りをするのかを改めて考え直したスクーヴァは、惑星コーボーで新たな生活を開始した。[1]
9 BBY、スクーヴァはコーボーで釣りをしていた時にジェダイ・ナイトのカル・ケスティスと出会った。スクーヴァはカルの頼みを引き受け、釣った魚をランブラーズ・リーチ村にあるパイルーン・サルーン酒場の水槽に提供した。やがて水槽は、スクーヴァが捕まえたシー・フィッシュ、ヴィシッド・ラーカー、フィンガーリップ・ガーポン、バーブド・フックフィッシュ、ミー・フィッシュ、フリルニュート、ブルーフィン・ザリガニ、大口のファー、グロットサムクラブ、眩惑レイフィッシュ、スネークフィッシュ、ファンテール・ラーといった魚で一杯になった。[1]
登場作品[]
- Star Wars ジェダイ:サバイバー (初登場) (スクーバ・スティブとスクーバ・スティヴの表記が混在)
参考資料[]
- アート・オブ・Star Wars ジェダイ:サバイバー