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Nubs energy net

非スタン(麻痺)タイプのネットに捕まったナブス

スタン・ネット(Stun net)、あるいはエレクトロネット(Electronet)、エレクトロ=ネット(Electro-net)、エネルギー・ネット(Energy net)は人や生き物を捕獲または制圧するために用いられるエネルギー式のネット。触れた獲物を麻痺・気絶させることが可能な帯電タイプと、単純に獲物をエネルギーの網で囲って逃走不可能にするだけの非帯電タイプがあった。発射する際にはネット・ガンや、専用の発射装置を内蔵したガントレットグレネードなどが用いられた。

概要[]

「信じられないくらいツイてる。ジェダイ候補生だ」
アソーカ・タノをスタン・ネットで制圧したロ=ターレン[出典]
StunNet-PL

帯電タイプのスタン・ネット

エレクトロネット[1](エレクトロ=ネット)はエネルギーを帯びた捕獲用ネットで[2]ハンターが獣を捕獲するための罠や仕掛けとして用いたり、企業による出資を得た探検家が研究用の生物を捕まえる際にしばしば使用した。電導性の糸が織り込まれたデュラコード製のエレクトロネットは、触れた対象物にスタン・チャージ(電撃)を与えることができ[1]、“スタン・ネット”とも呼ばれた。[3] 一般的に、使用者自身が電撃を浴びないよう、スタン・チャージは離れた状態で起動された。[1]

簡素な仕様のエレクトロネットは捕獲対象に向かって投げつける必要があったが、多くは特殊なグレネードに内蔵され、投げつけた数後に自動で作動する仕組みになっていた。また“エレクトロネット=ランチャー”こと[1] ネット・ガン[2] も一般的な近距離武器として普及していた。一部のモデルは、発射後もネットとライフルがケーブルで接続されたままで、捕獲した標的をネットもろとも巻き取ったり、スタン・チャージの持続時間や出力をコントロールすることができた。[1] エレクトロネットの中には、スタンの効果を持たず、獲物をドーム型のネットの中に閉じ込めるだけのタイプも存在した。[4]

歴史[]

「やつにネット・キャスターを撃て!」
トダ=ジョーに対し、ジューロ・ジャロット[出典]

ハイ・リパブリック時代賞金稼ぎアンセン・ストラングは青い[4] エネルギー・ネット[5] を発射することが可能なガントレットを身に着けていた。ジェダイ・イニシエイトリス・ソレイは、惑星テヌーの町クブロップ・スプリングスでアンセンと出会った際、彼のガントレットのボタンを興味本位で押してネットを作動させてしまい、そばにいた友人のナブスがドーム型のネットに閉じ込められてしまった。その後、アンセンとジェダイたちは行方不明になっていたレイナ・ゼスのペット、キビンフィグルスをエネルギー・ネットで捕獲した。[4]

ハイ・リパブリック時代、海賊集団ギャングルズのメンバーがしばしばスタン・ネットを発射できるネット・ガンを使用した。ギャングルズがテヌーの町アクラー・ベンドで初めてジェダイ・イニシエイトたちと対峙した際、トダ=ジョーマグネット・ガンで敵のライトセーバーを取り上げた後、ジューロ・“スピーズ”・ジャロットがネット・ガンを発射し、カイ、リス、ナブス、ナッシュ・デュランゴを同時に捕獲した。[6] ギャングルズはその後もジェダイや[7] テイバー・ヴァル=ドーン一味との戦いで頻繁にネット・ガンを使用した。[8]

クローン戦争中の20 BBY[9]トランドーシャンのハンターであるロ=ターレンは、惑星フェルーシアで繰り広げられていた銀河共和国独立星系連合戦いのさなかに、ジェダイ・パダワンアソーカ・タノ帯電ネット・ガンで捕獲することに成功した。ロ=ターレンはスタン・ネットによって意識を失ったアソーカをHCT-2001ドラゴンボート級ルジョー905貨物船に運び込み、狩猟ゲームのターゲットとして衛星ワスカーへ運んだ。[10]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

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