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スター・ウォーズ レガシー(仮)
作者の情報
作家

ジョン・オストランダー

下絵師

ジャン・ダーシーマ

出版の情報
出版

ダークホースコミックス

刊行

月刊

状況

完結

50集

年代
時代

レガシー時代

タイムライン

130138 ABY

Star Wars: Legacy(仮題:スター・ウォーズ レガシー[1])は、未邦訳のスター・ウォーズコミック・ブック・シリーズである。作者はジョン・オストランダーで、主にジャン・ダーシーマが下絵を担当、ダン・パーソンズが清書を行っている。2006年にシリーズが開始され、ダークホースコミックスから出版された。当初のキャッチコピーは"All new Sith Order! All new Empire! All new Skywalker!"(全く新しいシス・オーダー!全く新しい帝国!全く新しいスカイウォーカー!)。

開始当時、『レガシー』は最も新しい年代を描くシリーズであり、レガシー時代137 ABYを最初の作品の時代に設定した。物語の主人公は、スカイウォーカー家の末裔で、ジェダイの道を歩むことをあきらめ、賞金稼ぎとして生きるケイド・スカイウォーカー。ケイドのストーリーは、内戦に揺れる銀河系を背景にしている。多くの異なる勢力が、シス卿が支配権を握る帝国に対して戦いを挑む。

『レガシー』が、それまで発表されていたスター・ウォーズ作品および資料のタイムラインから、100年近く未来の出来事を描くシリーズとして発表されると、大胆な動きだと話題を呼んだ。2006年の発表による騒動があったにも関わらず、『レガシー』は拡張世界の作品のうち、空前の好評作となり、ダーク・ホースのベストセラー・コミック・シリーズとなった。

シリーズは50号を数え、2010年8月12日に発売された『Star Wars: Legacy 50: Extremes, Part 3』で終了した。しかし6パートから成る『Star Wars: Legacy—War』が2010年12月に続編としてスタートし、2011年5月25日まで続いた。2012年12月3日、ダークホースコミックスは新しい『レガシー』が始まることを発表した。このシリーズでは、ハン・ソロレイア・オーガナ・ソロの子孫が活躍することになっている。

設定

シス=帝国戦争

『レガシー』はユージャン・ヴォング戦争終結から100以上後の銀河系を描いている。ニュー・ジェダイ・オーダーは、侵略戦争で荒廃した銀河系の惑星を再建しようと、ユージャン・ヴォングシェイパー階級惑星オッサステラフォーミングの実験を行うことを許可した。これはオッサス計画として知られ、ジェダイ評議会を指揮するメンバーのひとり、コル・スカイウォーカーによって監督されていた。

ユージャン・ヴォングが敗北して以来、インペリアル・レムナントはその資源を再建し、より慈善的な政府、フェル帝国へと再編されていた。この帝国の玉座には、フェル王家の3代目、ローン・フェル皇帝として座った。

オッサス計画の成功により、他の惑星にもユージャン・ヴォングのテラフォーミングが行われることになった。しかしその結果、多くの惑星で生態系に変化が生じ、住民の皮膚からは痛みを伴う骨ばった植物が噴き出すという大参事が起こる。銀河系の住民はユージャン・ヴォングへの信用を無くし、ジェダイに対する不信感が募った。何者かによる破壊工作を疑ったジェダイは、銀河連合自由同盟を説得して味方に付けた。しかし帝国のモフたちはアナクセス協定を発動し、銀河同盟に対して宣戦布告を行った。

オッサス計画に破壊工作を行ったのは、新しく誕生していたシス・オーダーだった。彼らは惑星コリバンで生まれ、100年以上もの歳月を、組織の強化に努めて姿を隠していたのである。シス=帝国戦争として知られるようになる戦争の2年目、彼らの指導者であるシス卿ダース・クレイトは、銀河の表舞台に姿を現し、帝国の側に加わって戦った。3年間にわたる凄惨な戦いの後、銀河同盟は降伏を余儀なくされた。同盟は帝国に公式に吸収されたが、ガー・スタージ提督指揮下の艦隊は、降伏を拒否して逃亡した。ジェダイ・オーダーはオッサスへと退却したが、シスによる追撃を受けることになる……

主なキャラクター

それまで発表されてきた作品群の100年以上後の時代を描いている『スター・ウォーズ レガシー』シリーズには、多くの新しいキャラクターが登場している。以下、公式なカタカナ表記が発表されているものにはその出典を明記するが、それ以外は独自のカタカナ表記である。

ケイド・スカイウォーカー

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ケイド・スカイウォーカー[2] は14歳までジェダイとして育てられたが、オッサスのジェダイ・アカデミーがシスによって襲撃されたとき、父親コルの死を目撃する。スカイウォーカーの姓を捨てたケイドは、海賊ラヴの組織に加わり、銀河系の裏社会で活動するようになった。ラヴのもとで働いていたとき、彼はジャリア・シンと出会う。それから7年後、ケイドはシンやデリア・ブルーとともに<マイノック>に乗り込み、賞金稼ぎとして活動するようになっていた。マラーシア・フェルの首に懸けられた賞金を追っていたとき、ケイドはジェダイとシスの両方と巡り合う。非常に優れたフォースの能力を持つケイドは、スカイウォーカー家の遺産を引き継ぎ、しぶしぶ銀河系の情勢に深くかかわることになった。

ジャリア・シン

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Blue Glass Arrow.svg 詳細はジャリア・シンを参照

シニカルで実利的な性格のジャリア・シン[2] は、<マイノック>の副操縦士である。彼は賞金の金額が同じであれば、賞金首を生け捕りにするよりも、殺してしまった方が事が簡単だと考えていた。兵器の専門家であるシンは、ユージャン・ヴォングサッド=バグのような、非合法の武器を好む傾向があった。ジェダイに父親を殺された経験があるシンは、ジェダイに対する長年の憎悪を抱いていた。ジェダイだったことを隠していたケイドと彼の間に、何度か緊張が走ったことがあった。しかしそれにも関わらず、彼は<マイノック>の忠実なクルーであり続けた。

デリア・ブルー

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Blue Glass Arrow.svg 詳細はデリア・ブルーを参照

<マイノック>の整備主任、デリア・ブルー[2] は、資金や利用可能な部品が不足していたにも関わらず、この宇宙船を維持し続けていた。かつては彼女の種族ゼルトロンに典型的なパーティー・ガールをしていたブルーだが、いまは出来る限りケイド船長のそばにいるようになっていた。彼女はケイドの心の中に、何か壊れたものがあることを見て取っていた。ジャリア・シンと同様、彼女は<マイノック>の仲間のことを信用していた。

ローン・フェル

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Blue Glass Arrow.svg 詳細はローン・フェルを参照

フェル王家の3代目皇帝として帝国の玉座に座ったローン・フェル[2] は、シス=帝国戦争が終結した130 ABYダース・クレイトが引き起こしたクーデターで権力の座を追われてしまった。シスの反乱によって、フェルは祖父が示してくれた帝国の方向性を維持することに失敗する。それから7年間、フェルは政治的洞察力と戦略的思考によって、シスに対して持続的な軍事活動を続け、惑星バスティオン奪回した。フェルは、完全に訓練されたインペリアル・ナイトでもあった。

マラーシア・フェル

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Blue Glass Arrow.svg 詳細はマラーシア・フェルを参照

皇帝ローン・フェルの唯一の子、マラーシア・フェル[2](親しい者は彼女をシアと呼んだ)は、帝国の玉座の後継者だった。彼女は懐疑的なモフたちから攻撃を受けながらも、フェルの後継者としての資格が十分にあることを証明した。137 ABY、シアはダース・クレイトのシス・ハンドに追跡されたが、ジェダイとインペリアル・ナイト、そして<マイノック>のクルーたちに救出された。その後、彼女はインペリアル・ナイトの訓練を完了し、深紅の装甲服に身を包んだ。

アンタレス・ドレイコ

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アンタレス・ドレイコ[2] は、完全な訓練を積んだフォース・ユーザーの組織、インペリアル・ナイトのリーダーである。彼らのトップにいるローン・フェルと同様、彼らは帝国への忠誠心を誓っていた。ドレイコは優れたライトセーバーの技術と、宇宙戦闘機の操縦技術を持っていたが、おそらくそれに勝るプリンセス・マラーシア・フェルに対する愛情を抱いていた。インペリアル・ナイトの本来の目的に強い忠義心を持つドレイコは、皇帝に自分の命をささげていた。

ガナー・クリーグ

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Blue Glass Arrow.svg 詳細はガナー・クリーグを参照

穏やかでまじめな性格のガナー・クリーグは、インペリアル・ナイトの高い階級に属すメンバーで、友人のアンタレス・ドレイコを強く信頼していた。ガナーはヴェンダクサホイール秘密のテンプルの任務で常にドレイコに同伴し、向う見ずな友人を抑える役目を果たしていた。しかし彼はドレイコと違い、フェルに対して無条件に忠誠を誓ってはいなかった。全てのインペリアル・ナイトと同様、ガナーは組織の統一性を象徴する銀ライトセーバーを携帯した。

ウルフ・サゼン

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かつてコル・スカイウォーカーの弟子だったウルフ・サゼン[2] は、コルの息子ケイドのマスターになった。彼はオッサスの大虐殺に居合わせ、そこで右腕を失うが、ケイドの治癒能力によって死の淵から生還した。サゼンはまじめで静観的な性格であり、スカイウォーカーがジェダイ・オーダーのトップに戻ってこれば、シスに対する結束力が強まると信じていた。そのためサゼンは、スカイウォーカーの遺産を引き継ぐようケイドを説得する。サゼンは生けるフォースの信奉者だった。

シャドー・ヴァオ

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Blue Glass Arrow.svg 詳細はシャドー・ヴァオを参照

ケイド・スカイウォーカーと幼いころからの友人で、コルの弟子であるシャドー・ヴァオは、オッサスの大虐殺を逃れ、その後ウルフ・サゼンのもとでジェダイの訓練を完了した。彼は137 ABYにサゼンと再会し、元マスターと共にケイドの捜索に参加した。少年期、ヴァオはジェダイに加わる前、双子の妹アストラルとともに帝国伝道団に加わっていた。ヴァオはダブル=ブレードの青いライトセーバーを使い敵を圧倒した。

ダース・クレイト

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Blue Glass Arrow.svg 詳細はダース・クレイトを参照

ダース・クレイト[2] は、かつてアシャラド・ヘットという名で、ジェダイとしてクローン大戦を戦い抜いた。銀河系の運命を苦々しく思っていた彼は、惑星コリバンで古代のシス卿ゾーザーンシス・ホロクロンを発見する。ユージャン・ヴォングに捕えられ拷問を受けた後、ヘットはダース・クレイトを名乗り、1世紀もの時間を費やして密かに新しいシス・オーダーを作り上げた。クレイトはシス=帝国戦争を裏から操作して帝国に勝利をもたらし、その後自ら玉座に座って銀河系の統治を開始した。クレイトの肉体はユージャン・ヴォングの病気によってゆっくりと蝕まれており、彼は治癒能力を持つケイド・スカイウォーカーを探していた。クレイトは副官のダース・ウィーロックに裏切られ、重傷を負う。

ダース・タロン

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Blue Glass Arrow.svg 詳細はダース・タロンを参照

ダース・クレイトのシス・ハンド、ダース・タロン[2] は、クレイトの意思に仕えるためだけに生きていた。彼女の最初の任務は、ローン・フェルを見つけ出して殺すことだった。その後彼女はフェルの娘マラーシア、そしてケイド・スカイウォーカーを追うことになる。彼女はシスに加わったケイドを訓練したが、その前後に何度も彼とライトセーバーを交えた。冷血かつ冷静な彼女の入れ墨は、儀礼的な戦闘によって獲得したものであり、クレイトによって刻まれた。

ダース・ニル

メディア

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TPB収録号 単独発売号 発売予定号
タイトル 発売日 トレード・ペーパーバック(TPB) TPB発売日
0 Star Wars: Legacy 0 2006年6月7日
Star Wars: Legacy 0½ 2008年1月2日
Broken Broken (通常版・ハードカバー版・
30周年コレクション版)
2007年5月9日
1 Broken, Part 1 2006年6月21日
2 Broken, Part 2 2006年7月12日
3 Broken, Part 3 2006年9月13日
5 Broken, Part 4 2006年11月1日
6 Broken, Part 5 2006年11月29日
7 Broken, Part 6 2007年1月10日
8 Allies 2007年2月14日 Shards 2008年3月19日
4 Noob 2006年10月11日
Trust Issues
9 Trust Issues, Part 1 2007年3月7日
10 Trust Issues, Part 2 2007年3月28日
13 Ready to Die 2007年6月13日
Ghosts
11 Ghosts, Part 1 2007年5月9日
12 Ghosts, Part 2 2007年5月23日
Claws of the Dragon Claws of the Dragon 2008年6月25日
14 Claws of the Dragon, Part 1 2007年7月11日
15 Claws of the Dragon, Part 2 2007年8月8日
16 Claws of the Dragon, Part 3 2007年9月12日
17 Claws of the Dragon, Part 4 2007年10月31日
18 Claws of the Dragon, Part 5 2008年1月2日
19 Claws of the Dragon, Part 6 2008年2月6日
Indomitable Alliance 2008年12月17日
20 Indomitable, Part 1 2008年2月27日
21 Indomitable, Part 2 2008年3月12日
22 The Wrath of the Dragon 2008年4月23日
27 Into the Core 2008年8月27日
Loyalties The Hidden Temple 2009年2月25日
23 Loyalties, Part 1 2008年5月7日
24 Loyalties, Part 2 2008年5月21日
The Hidden Temple
25 The Hidden Temple, Part 1 2008年6月18日
26 The Hidden Temple, Part 2 2008年7月23日
Vector Vector Volume 2, Chapters 3 & 4 2009年5月20日
28 Vector, Part 9 2008年9月24日
29 Vector, Part 10 2008年10月29日
30 Vector, Part 11 2008年11月26日
31 Vector, Part 12 2008年12月31日
Fight Another Day Storms 2009年11月25日
32 Fight Another Day, Part 1 2009年1月28日
33 Fight Another Day, Part 2 2009年2月25日
Storms
34 Storms, Part 1 2009年3月25日
35 Storms, Part 2 2009年4月29日
36 Renegade 2009年5月27日
Tatooine Tatooine 2010年2月10日
37 Tatooine, Part 1 2009年6月24日
38 Tatooine, Part 2 2009年7月29日
39 Tatooine, Part 3 2009年8月26日
40 Tatooine, Part 4 2009年9月30日
41 Rogue's End 2009年10月28日
42 Divided Loyalties 2009年11月25日 Monster 2010年6月30日
Monster
43 Monster, Part 1 2009年12月23日
44 Monster, Part 2 2010年1月27日
45 Monster, Part 3 2010年2月24日
46 Monster, Part 4 2010年3月31日
47 The Fate of Dac 2010年4月28日 Extremes 2010年12月8日
Extremes
48 Extremes, Part 1 2010年5月26日
49 Extremes, Part 2 2010年6月30日
50 Extremes, Part 3 2010年8月18日

参考資料

脚注

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