『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(Star Wars: Episode V The Empire Strikes Back)は、『スター・ウォーズ』映画シリーズの第2作目でありオリジナル・トリロジーの第2部でもある。エピソード番号が取り除かれた『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』というタイトルでマーケティングが展開された。1980年に初公開されると、本作はファンや批評家にとってシリーズ中最も人気の高い一作となった。本作は1997年と2004年(DVDで)に変更を加えて再公開された。2011年9月にはブルーレイ版が発売された。ラジオ版が1983年にアメリカでナショナル・パブリック・ラジオにおいて放送された。この映画は2010年、アメリカ議会図書館によってアメリカ国立フィルム登録簿に保存されるべき作品として選ばれた。
この映画は銀河帝国に対する反乱同盟軍の苦戦を引き続き描いている。劇中、ハン・ソロ、チューバッカ、レイア姫は銀河中を舞台にダース・ヴェイダーとエリート部隊の手から逃れようとする。そのころ、オビ=ワン・ケノービの霊体に教示を受けたルーク・スカイウォーカーはヨーダのもとで本格的なジェダイの修行を開始する。ヴェイダーとの激しく宿命ともいえる対決を経て、ルークは恐るべき真実を目の当たりにし、自らの運命と向き合うことになる。
オープニング・クロール
Episode V THE EMPIRE STRIKES BACK |
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概要
スカイウォーカー捜索
『新たなる希望』の出来事から3年が経過していた。反乱同盟軍はヤヴィン4の基地を捨てて氷の惑星ホスに新基地を創設せざるを得なかった。
ルーク・スカイウォーカーを追い続けるシス卿ダース・ヴェイダーが派遣したインペリアル・スター・デストロイヤーが幾千ものプローブ・ドロイドを銀河中に放ち、ホスに着地した一機が惑星を探索し始める。トーントーンに乗ってパトロール中だったルーク・スカイウォーカーはプローブを目撃したが隕石と勘違いする。盟友ハン・ソロに落下地点を調査すると報告したルークは獰猛なワンパに襲われて気を失ってしまう。
ルークとエコー基地との通信が途絶えたため、ハン・ソロは嵐が接近する中、トーントーンを駆って彼の捜索に出かける。洞窟で逆さ吊りの状態で目を覚ましたルークの視界にトーントーンを貪るワンパの姿が写った。ルークはフォースの力を使って雪に埋もれたライトセーバーを引き寄せる。ライトセーバーを起動した彼は逆さ吊り状態から自由になり迫り来るワンパの腕をすんでのところで切り落とす。洞窟から飛び出した彼はホスの氷の夜に飛び込んだ。
ルークは歩いてエコー基地に戻ろうとするが吹雪の中で迷い雪に倒れてしまう。すると突然、ベン・ケノービのフォースの霊体が彼の目の前に出現した。ベンはルークにダゴバに行き、ジェダイ・グランド・マスターのヨーダから教えを受けるよう指示する。霊体が消えるとハンが現れ、朦朧としながらベン、ヨーダ、ダゴバと口ごもるルークを発見する。このとき、ハンが乗っていたトーントーンが極寒に耐えかね死んでしまう。吹雪の中、ルークを凍死から救うためハンは彼のライトセーバーを使って死んだトーントーンの腹を割き、彼を中に入れる。その後、ハンは夜を越すためのシェルターを組み立て始める。反乱軍が地上飛行に使う乗り物(スノースピーダー)はホスの極寒の夜に耐えるには準備不足であったため、ハンとルークの救出はできず、ふたりは一晩雪原で過ごさなければならなかった。
翌朝、行方不明のふたりを探すためエコー基地からスノースピーダーに乗った反乱軍パイロットたちが出発した。ローグ中隊所属パイロットのひとりゼヴ・セネスカがコムリンク越しにハンと通信しふたりは救助された。ふたりが基地に戻るとルークは医療ドロイド2-1B管理のもとバクタ・タンクに入って治療を受ける。
プリンセス・レイア・オーガナは反乱軍のもとにとどまるようハンを説得しようとするが、ハンがそれは自分に好意を持っているからだと推測するとレイアはかっとなって「2枚目気取りの嘘つき、恥知らず」と言ってしまう。
一方、プローブ・ドロイドはハン・ソロとチューバッカに破壊される直前、ホスに人がいる証拠を突き止め帝国にシグナルを送っていた。<エグゼクター>において、ケンダル・オッゼルはそれが密輸業者かなにかで確証にはならないと判断する。しかし、事態を察知したダース・ヴェイダーは艦隊をホスに向かわせる。帝国が位置を嗅ぎつけた可能性に気づいたライカン将軍はエコー基地からの撤退を始めるよう命じる。
ホスの戦い
ダース・ヴェイダーと帝国軍は攻撃を開始するためにホス星系に進路を取る。反乱軍は輸送船に詰める機材をすべて積み込み後方支援を利用した脱出計画を考案する。ワンパ襲撃の傷が完治したルークはジャバ・ザ・ハットに借金を返すために同盟軍を去ることになったソロとチューバッカに別れを告げる。帝国軍がホス星系に現れるとライカン将軍は軌道爆撃に備え基地を守るシールドをフルパワーにするよう命じた。
<エグゼクター>艦内で、マクシミリアン・ヴィアーズ将軍はヴェイダーに、オッゼルがホスにごく近いところで光速を抜けたと伝える。オッゼルは反乱軍に反撃の隙を与えずに奇襲するつもりだった。しかし、ヴェイダーは反乱軍がすでに艦隊の到着を感知したことに気づいていた。ビデオ通話を通してオッゼルをフォース・チョークで殺すと、ヴェイダーはファーマス・ピエット船長を提督の後釜に据える。ヴェイダーがすでに命令していた通り、帝国地上部隊はヴィアーズ将軍指揮のもと、反乱軍のシールド圏外に上陸しシールド発生装置破壊のための行進を開始する。
プリンセス・レイアはホス脱出について、兵士たちにエネルギー・シールドを開放する間、3隻の船で敵の包囲を抜けアウター・リムを越えた集合地点に向かうよう指示する。ライカン将軍はシールドを弱めてイオン・キャノンを発射させ、それがインペリアル・スター・デストロイヤーに命中したことで最初の輸送船が脱出に成功する。反乱軍パイロットたちは来るべき戦いに備え、基地に向かってくるAT-STやAT-STの足止めに出発する。
ルーク率いるローグ中隊のスノースピーダー隊が攻撃を開始する。ルークはすぐにAT-ATの装甲にブラスターは効かないと気づき、もりを打ち込んでそのケーブルを巻きつけAT-ATウォーカーの足の動きを封じることを思いつく。ルークの射撃手ダック・ラルターは最初の試みで撃たれて死んでしまう。ウェッジ・アンティリーズと射撃手ウェス・ジャンセンがこの作戦を実行した。ふたりがAT-ATの一体にもりを打ち込み前転させると、反乱軍の猛攻撃でそれは爆発した。ヴィアーズ将軍の乗ったAT-ATは基地のメイン・パワー・ジェネレーターに狙いを定めようとしていた。そのときルークのスピーダーは撃破され彼は雪に不時着する。ルークはAT-ATに踏み潰される前に残骸から脱出した。
反乱軍基地はもはや直接攻撃の標的となり、帝国のスノートルーパーが内部侵入を始める。ハン、レイア、チューバッカ、C-3POは脱出に向かい、レイアは基地退避命令を発した。
そのころルークは巻き上げケーブルを利用してAT-ATの腹部に接近しライトセーバーで穴を開けて爆弾を投げ込んでから離れることによって一機を破壊していた。この戦いにおける反乱軍の被害は甚大だった。ヴィアーズ将軍のAT-ATはパワー・ジェネレーターを射程圏内に収め銃撃してこれを破壊する。
ハンとレイアたちはホスに降り立ったヴェイダーの眼前で<ミレニアム・ファルコン>に乗って逃亡する。<ファルコン>脱出後、ルークはR2-D2の乗るXウイング・スターファイターに乗り込んでホスを後にした。ルークはコースを集合地点からダゴバに変更する。
ハンと仲間たちはTIEスターファイターの追撃を受ける。光速に切り替えるスイッチを操作したあと、ハンは3POが言おうとしていた通りハイパードライブが故障していることに気づく。ハイパー・ドライブを修理しようとしていると船は小惑星帯に遭遇する。彼は巨大な小惑星の中にある洞窟に船を隠し、修理の方法を模索することにした。
ジェダイの運命
- ヨーダ 「修行に耐えられるか?」
- ルーク・スカイウォーカー 「失望はさせません。決して恐れません」
- ヨーダ 「さてどうか。今の言葉、決して忘れるな」
- ―ヨーダとルーク[出典]
ルークは泥沼の惑星ダゴバに不時着し、X-ウィングが沼地にはまってしまう。ルークはそこで、彼の道具で遊ぶ小柄で奇妙な生物と遭遇する。ルークがその生物にジェダイ・マスターを探していると告げると、それはヨーダのところまで案内すると申し出る。
<ファルコン>では、修理中のレイアにハンが身を寄せ、やがて情熱的なキスを交わすが3POが現れて邪魔をするとプリンセスは立ち去ってしまう。
ヴェイダーはデス小艦隊全艦に小惑星帯においての<ミレニアム・ファルコン>捜索を命じる。捜索中、小惑星ひとつがスター・デストロイヤーのブリッジ・タワーに衝突し小惑星帯の危険性が浮き彫りになってゆく。<エグゼクター>でヴェイダーと交信中だった艦長のひとりは恐怖で両手を突き上げているところで通信が途切れてしまう。士官のひとりロース・ニーダ艦長は被害を考慮するよう進言するがヴェイダーは聞き入れない。その後まもなく、ピエット提督が皇帝パルパティーンが連絡を求めていると知らせる。ヴェイダーは通信状態のため船を小惑星帯から出すように命じる。
専用の謁見室にて、ヴェイダーはパルパティーン(別名ダース・シディアス)のホログラム映像を受信し新たなる敵、ルーク・スカイウォーカーが帝国を滅ぼしかねないことを暗黒卿に警告する。ヴェイダーはもしルークが転向すれば「強力な味方」になりうることを示唆する。シディアス卿も同意しそれが可能であるか尋ねる。ヴェイダーは味方に加わるか死ぬかのどちらかであると答える。
ルークはヨーダのもとへ行く代わりに奇妙な生物の小屋に招待される。ルークはすぐに会いたいと主張するがこの生物は「ヨーダは遠くない、近くにいる」と答えるだけであった。そして突然、この緑の小さな生物が、ルークには辛抱が足りないと言い出すと、ケノービの声が訓練を積めばそれも収まると答える。このときになってルークは緑の生物こそがヨーダであると悟る。ヨーダはケノービに、ルークが最初から最後まで修行を続けられるかどうか訪ね、いつかルークが恐怖に負けてしまうだろうと言う。
翌日、マイノックという寄生生物を<ファルコン>から追い払っていたハンと一行はそこが洞窟ではなく巨大な宇宙ナメクジの腹の中であることに気がついて飛び立つ。一方ルークはヨーダから課される過酷な訓練に挑みフォースのダークサイドの危険性について注意を受けていた。ダークサイドの力が強い洞窟に入ったルークは身を持ってこれを学ぶことになった。ヨーダは武器を置いていくように指示したがルークはライトセーバーを持って洞窟に入った。洞窟内で彼は怒りに燃えてダース・ヴェイダーを打ち負かす自分自身のヴィジョンを目撃した。ところがヴェイダーのマスクを被っていたのもまた自分自身だったのである。これは感情をコントロールしなければダークサイドの誘惑に負けて自分もヴェイダーになってしまうという警告だった。
スター・デストロイヤーでは、ヴェイダーが「多額の報奨金」を約束して<ミレニアム・ファルコン>搜索にボバ・フェット、デンガー、IG-88、ボスク、4-LOMといったバウンティ・ハンターたちを雇っていた。ひとりのコマンダーが<ファルコン>発見を報告し追跡が再開されると、<ファルコン>はスター・デストロイヤーに狂気的とも言える正面攻撃を仕掛けるが衝突の直前に突如姿を消す。<ファルコン>はクルーザーの司令塔後部に密着してレーダーの探知を避けていたのだった。
数日後、訓練中のルークはX-ウィングがほぼ完全に沼地に沈んでしまったことに注意を奪われてしまう。ルークは船が大きすぎて水から引き上げることはできないと言う。ヨーダは大きさに違いはなく心構えに違いがあるだけだと答える。ルークは「やってみる」と言うがヨーダは「やるかやらぬか、試しはない」と教える。ルークはフォースを使おうとしたが効果はなかった。ヨーダは「サイズは関係ない」と言いフォースについての智恵をさずける。ルークはすべてを否定したが、ヨーダはフォースを使って船を陸地に引き揚げてみせた。ルークは言葉もなく見入っていた。ヨーダは若者の心の内に過ちを見出していた。
艦隊が<ファルコン>捜索のために分散すると、反乱者たちはそれが光速に入る前の手順としてゴミを捨てるのを待っていた。ゴミが放出されると<ファルコン>はそれに紛れてスター・デストロイヤーから離れる。ハイパー・ドライブが故障していたためハンは「かつての友人」ランド・カルリジアンが所有するガス採取コロニー・クラウド・シティに進路を取る。ところが、バウンティ・ハンター・ボバ・フェットはこの脱出計画に気づいており、同じく廃棄物に混じって姿を隠したあと逃亡者たちの追跡を始めた。
翌日、ヨーダはルークに、彼と友人たちの過去、未来が心に映るであろうことを教える。ルークは再び集中を切らし危険にさらされる友人たちのヴィジョンを見る。ルークはすぐにダゴバを発って友人たちの救出に向かおうとするが、ヨーダは今訓練をやめれば友人たちが戦い、苦しんできた意味がなくなると告げる。
雲の街
- レイア 「愛してるわ」
- ハン 「知ってたさ」
- ―クラウド・シティにて、レイアとハン[出典]
クラウド・シティに到着したハンたち一行は彼の旧友ランド・カルリジアンの出迎えを受ける。しかし、C-3POが姿を消し解体されリサイクルされそうになるなど、反乱者たちを不安にさせる要素は多分にあった。
その夜、ルークとR2はダゴバ出発の準備をしていたが、ヨーダとケノービの霊体両方から、訓練はまだ終わっていないと警告される。ベンはルークはいずれ一対一でヴェイダーに立ち向かわなければならないと告げる。ルークはこれを理解しダゴバを後にする。ヨーダは失望しルークは無謀であると言う。ベンはヨーダに「彼は最後の希望だ」と告げるがヨーダは「もうひとりいる」と答える。
翌日、カルリジアンがハンたちの到着の直前に帝国の圧力に屈し、クラウド・シティの中立を遵守するという条件で取引に応じたことを明かした。ダース・ヴェイダーは彼らを拘束してハンを拷問し、レイアがフォースに乱れを生むことでルークがそれを感知する。カルリジアンはソロとレイアの身柄の保護を条件に取引に応じていたためヴェイダーに抗議するも、逆に帝国の武力による占領の脅しを受け、従わざるおえなかった。
ダース・ヴェイダーはルーク・スカイウォーカーが到着したら冷凍するためのカーボン冷凍室に足を踏み入れる。暗黒卿はソロを使って装置のテストをし、冷凍したソロをボバ・フェットに渡してタトゥイーンのジャバ・ザ・ハットに届けることにする。ハンたちは実験のため冷凍室に連行される。初めはチューバッカがストームトルーパーに抵抗したが、ハンはレイアを守るために力を使うよう諭す。ハンはレイアと別れのキスを交わし冷凍装置に入れられる。ハンが仮死状態で冷凍されていることを確認したヴェイダーは約束通り彼をボバ・フェットに引き渡す。ひとりのコマンダーがルークのベスピン到着を告げ、ヴェイダーはカルリジアンにレイアたちをスター・デストロイヤーに載せるよう命じる。ここに至り、当初の約束を反故にされ続けたカルリジアンは部下と通じ密かに行動を起こす。
ルークは無事にベスピンに到着する。彼はクラウド・シティの廊下を疾走し冷凍されたソロを運ぶボバ・フェットに発見する。フェットの銃撃から身を隠しつつ廊下を進みレイアとチューイ、ランド、ストームトルーパーの行進を目撃する。レイアは「これは罠よ!」と叫ぶがルークは一行を追って救出を試みる。しかしカーボン冷凍室に迷い込んでしまう。そこで待ち受けていたのはヴェイダーであり、ふたりは宿命のライトセーバー戦を繰り広げる。ルークの未熟なジェダイの技では暗黒卿の経験には歯が立たなかった。
ストームトルーパーたちはクラウド・シティの警備隊に包囲され、ランドは一行を解放する。ハンを裏切ったことに怒ったチューバッカはランドの首を絞めるが彼はウーキーに東のプラットフォームに行けばまだハンを救うチャンスはあるとなんとか伝える。C-3POはR2-D2との再会を喜ぶ。ランドは一行を連れてプラットフォームに到着するがちょうどフェットの船が離陸したところだった。そして追っ手のストームトルーパーとの銃撃戦が始まる。
暗黒卿との対決
- ダース・ヴェイダー 「オビ=ワンから父親のことは聞いておらぬだろう、ルーク」
- ルーク・スカイウォーカー 「話は聞いてるさ。お前が父を殺したと」
- ダース・ヴェイダー 「違う、お前の父はわしだ」
- ―クラウド・シティにて、ヴェイダーとルーク[出典]
ルークとヴェイダーはクラウド・シティ内部で戦いを続けていた。ルークはカーボン冷凍を回避したがダークサイドの力を使った投擲に遭って窓から投げ出され、緊急プラットフォームに落ちる。
銃撃戦は続いていた。ランドはクラウド・シティの住人に退避を命じ一行は唯一の脱出口、<ミレニアム・ファルコン>に到着する。
ライトセーバー戦は終局を迎え、ヴェイダーはルークの右手を切断する。手はライトセーバーと共に眼下の深淵に落ちていった。ここでヴェイダーはルークの父親が自分であると明かす。恐怖に駆られたルークは否定しようと叫び声を上げる。ヴェイダーはダークサイドに転向して一緒に皇帝を倒そうと持ちかけるがルークは自ら手を離して深いシャフトに落ちていく。
ルークは通気口に吸い込まれ外に放り出され、クラウド・シティ下部のアンテナに掴まって命を取り留める。死に直面したルークはベン・ケノービに助けを求めるが返事はなかった(ケノービはヴェイダーとの対決においてルークを助けられないと警告していた)。そしてルークは唯一自分を助けられる存在であるレイアに呼びかける。
レイアは不思議なことにルークのテレパシーのような苦痛の叫びを感知する。彼女の指示で<ファルコン>は脱出したクラウド・シティに引き返すことになる。ランドが脱出ハッチを利用してルークを船内に運び込むと<ファルコン>はTIEスターファイターに追われることになる。船は重力圏内から離れハイパースペースに移行しようとするがハイパードライブがまた作動しない。ヴェイダーが事前にハイパードライブを故障させており、彼は武器をスタンに設定するよう命じる。
<ファルコン>が帝国軍に追われる中、負傷したルークは自分にフォースで呼びかけるヴェイダーの声を聞く。ルークは「父さん…」と答え、ヴェイダーは「一緒に来い、息子よ」と伝える。ルークにはそれがヴェイダーであると分かっており、それから「ベン、どうして教えてくれなかった?」と嘆く。
クラウド・シティで解体されたC-3POはR2-D2に修理を命じていたが、R2は素早く知恵を働かせハイパードライブを作動させる。船はハイパースペースに消え失望したヴェイダーはピエットのミスを糾弾することなく自分の部屋に戻っていく。
反乱軍艦隊の集合地点のEF76ネビュロンBエスコート・フリゲート艦内でルークが2-1Bの治療を受け、機械の義手を与えられるところで物語は終わる。ランドとチューバッカは最も危険な任務、ハン・ソロの救出に着手する。ランドはレイアに愛する人を連れて戻ると約束する。ルーク、レイア、2体のドロイドは<ファルコン>が未知領域に消えていくのを見守る。
登場人物・用語
制作の舞台裏
ジョージ・ルーカスはストーリー展開に基づいて脚本家リイ・ブラケットを雇った。ブラケットは1978年2月23日に最初の草稿を書き上げたがその直後他界した。ルーカスによれば彼はこの脚本の方向性が気に入らなかったという。ルーカスは3月いっぱいで、別の脚本家ではなく自分自身の手で書き直しを行った[2]。第一稿と比べて大幅な変更が加えられ、最終版で使われたストーリーラインも形成されていった。もっとも大きな変更のひとつはヴェイダーをルークの父親にしたことだった[2]。『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の脚本を書き終えたローレンス・カスダンがルーカスの草稿を改善するために雇われた。11月にルーカス、カスダン、アーヴィン・カーシュナー、ゲイリー・カーツらで脚本の会議が開かれるまで、カスダンはいくつかの草稿を用意した。さらにちょっとした追加がなされたあと、撮影台本が完成した。撮影中にカーシュナーや俳優たちがセリフに細かな修正を加え、ルーカスもそのほとんどを了承した[2]。
映画のためのコンセプト・アートとデザインの大半はルーカスのアイディアを基に、ラルフ・マクウォーリー、ジョー・ジョンストン、ニーロ・ローディス=ジャメロらが手がけた[2]。ヨーダのパペットはイギリスのメイクアップ・アーティストスチュアート・フリーボーンがデザインした。フリーボーンは、ヨーダの顔は自身の顔とアルベルト・アインシュタインの表情を合わせて考えたと述べた[3]。
撮影は1979年3月5日から9月24日まで続いた。ホスの数場面はノルウェーのフィンセ鉄道駅からハルダンゲル氷河までの区間で撮影された。ダゴバ、クラウド・シティ、ホスのエコー基地内部のシーンに関してはイングランドのエルストリー・スタジオで収録が行われた。
撮影中、本作は深刻な予算オーバーおよびスケジュール遅延に見舞われた。制作費が1000万ドルを越えると銀行は融資を引こうとした。映画完成に必要な追加予算確保のためルーカスは20世紀フォックスと交渉しなければならなかった。スタジオは、融資を保証する代わりに映画による収入の取り分を増やすことになった。にも関わらず、ルーカスは続編と商品化の権利は保持することができた[3]。
公開
ティーザー・クリップ
テレビ番組「Jim'll Fix It」にマーク・ハミルとピーター・メイヒューがゲスト出演した回において、ルークとR2が初めてダゴバに降り立つシーンのクリップが公開された[4]。
プレミア
『帝国の逆襲』のワールド・プレミアは1980年5月17日、ワシントンD.C.のケネディ・センターで行われた(特別なチルドレンズ・ワールド・プレミア・イベントとして)。5月20日にはロンドン、レスター・スクエアのオデオン・シネマにてロイヤル・チャリティー・プレミアが開催された。この日は、ビクトリア女王生誕記念日(1958年までは帝国の日と呼ばれていた)とかけた「帝国の日」(Empire Day)として特別なイベントが催され、ストームトルーパーの大軍が街中を練り歩いた[5]。5月19日から20日には様々な場所でチャリティ収益プレミアが開かれた。本作は1980年5月21日に北米およびイギリスで一般公開となった。1980年6月からの大規模上映以前の最初の上映時には126本の70mmフィルムが使われた(通常は35mmプリント)[6]。日本では同年6月28日に公開された。
批評家の反応
『帝国の逆襲』は公開当初賛否両論であった。多くの批評家たちはストーリーに問題があるとしつつも、同時にこの映画は技術的革新であると評価した。批評家たちはその後も本作に変更が加えられるとそれにも多様な評価を下した。
俳優たちによれば、アーヴィン・カーシュナーはグループ・ディスカッションを奨励し俳優のアドリブにも寛容であったという。そしていつも脚本通りで、3テイクほどしか撮らず俳優にほとんど指示を与えないルーカスとは対照的に、カーシュナーはひとつのシーンに何テイクも重ねたという。
インフラ調整をすると、本作は史上もっとも高い興行収入を得た続編作品である。
オーストラリア、イギリス、スカンジナヴィアで劇場公開された際には、上映前にBlack Angelという短編映画が併映された。Black Angelは『新たなる希望』の美術監督ロジャー・クリスチャンの監督デビュー作である。この作品は『スター・ウォーズ』におけるクリスチャンへの感謝として1979年秋に、スコットランドにおいて25,000ドルでジョージ・ルーカスが作らせたものである[7][8]。Black Angelは2015年5月12日にYouTubeで公式に再公開された[9][10][11]。
再公開
オリジナル・トリロジーの他の2作品とともに、ジョージ・ルーカスは1997年『帝国の逆襲』特別篇を発表した。特別篇には最後のシーンの音楽変更など、多くの修正と追加が行われた。
2004年9月21日にはオリジナル・トリロジー3作が初めてDVDとして発売された。このときには音響効果や画質の向上などさらに細部への変更が加えられた。画質向上に関連したもっとも顕著な変更は、クラウド・シティに入るシーンにおいて、1997年公開版ではクラウド・カーがティバナ精製所に置き換えられている部分の、不自然なピンクの光がなくなっているところである。
加えて、ダース・ヴェイダーが皇帝と話すシーンにも変更がなされた。劇場公開版ではマスクをかぶった女性にチンパンジーの目を合成し男性が声を吹き替えることでパルパティーンを描いていた。DVD版では、そのクライヴ・レヴィルの声もエレイン・ベイカーの外見も、『ジェダイの帰還』でこの役に起用されプリクエル・トリロジーでも同じ役を演じたイアン・マクダーミドに差し替えられている。ところが、クレジットでは未だにパルパティーンの声としてレヴィルの名前が記載されている。このシーンではセリフの追加が行われたため、マクダーミドはジェームズ・アール・ジョーンズと共に再収録を行った。
他にも、ボバ・フェットはジャンゴ・フェットのクローンであるという設定に合わせて、ジャンゴを演じたテムエラ・モリソンがボバの声を吹き替えた。
2006年9月12日から2006年12月31日にかけて、三部作は2枚組リミテッド・エディションDVDセットとして1作ずつ分けて発売され特典として映画の劇場公開版ディスクが付属した。劇場公開版は1993年の非アナモフィック・レーザーディスクのマスターを使用しており近年のDVDスタンダードに変換されていなかったため議論を呼んだ。
『帝国の逆襲』は2011年9月にブルーレイ版が発売された。
デジタル発売
2015年4月7日、ウォルト・ディズニー・スタジオ、20世紀フォックス、ルーカスフィルムは公開済みの『スター・ウォーズ』6作品のデジタル・リリースを共同で発表した。エピソード1~3、5~6のデジタル配信権はルーカスフィルムが有しており、ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメントは2015年4月10日に『帝国の逆襲』ダウンロード版を公開した。
マーチャンダイズ
小説
ドナルド・F・グルートが執筆した本作の小説版が1980年4月12日にアメリカで出版された。日本でも同年に邦訳版が出版されている。
映画との相違点として、ヨーダの肌の色が映画で有名な緑色ではなく青色として言及されている箇所が複数あることが挙げられる。マーベル・コミックス版のヨーダも青色の肌として描写されている。
また、映画ではギャンドだったバウンティ・ハンターのザッカスが小説版では人間になっている。さらに小説にはバウンティ・ハンターの一団の中に4-LOMが存在しない。その上、ヨーダによるルークの訓練と他の挿入シーンにかなりの分量を割いている。また、ダゴバの洞窟におけるダース・ヴェイダーのライトセーバーはふだんの赤ではなく青と書かれている。
この小説と拡張世界には数々の不一致が有る。例えば、小説版にはホビーという反乱軍パイロット(ホスの戦いにおけるルークの僚機)が負傷したあとヴィアーズ将軍の乗るAT-ATウォーカーにスノースピーダーで自爆攻撃を仕掛けるシーンがある。ところがホスの戦いのあとに設定された作品にもホビーが登場する。ヴィアーズも生き残ったことになっている。
ラジオ・ドラマ
ブライアン・デイリーがラジオ・ドラマ版の台本を書き1983年にナショナル・パブリック・ラジオが放送した。
コミックス
- この映画はマーベル・コミックスの続刊中だった『スター・ウォーズ』シリーズの一環としてコミック化された。物語は6つにわけられ(39から44)、ストーリーはアーチー・グッドウィン、イラストはアル・ウィリアムソンが担当した。
- 工藤俊生による漫画版が1998年に日本で出版され、1999年にはアメリカでも発売された。
削除されたシーン
ヴィアーズ将軍の死
ヴィアーズ将軍がシールド発生装置を破壊する直前、損傷したスノースピーダーを操縦する反乱軍パイロット、ホビーがヴィアーズのウォーカーに向かって突進する。ヴィアーズの部下がそれを警告しようとした瞬間、ヴィアーズのAT-ATウォーカーにファイターが激突し爆発、ヴィアーズもホビーも死亡する(拡張世界では両名ともホスの戦い以降も生存)。ヴィアーズはシールド発生装置破壊に成功するため、そのあとにこのシーンを入れるのが困難で削除されたと考えられる。
ワンパの襲撃
『帝国の逆襲』第4版脚本には、ワンパに関するセリフとR2が廊下でワンパに追われ、それを反乱軍兵士が銃撃する場面が存在する。反乱軍兵士は報告で一頭仕留めたがまだいるかもしれないという懸念を口にする(ライカン将軍に対して)。アラームが鳴り響きレイアはその生物を調査したかを尋ねる。将軍は実行中だと答えるがそのとき「訪問者」(帝国のプロボット)の探知を知らされる。それが金属製であることからレイアは生命体ではないと言い、帝国の到着を示唆する。
エコー基地に侵入するワンパ
ハン・ソロがトーントーンに乗ってルーク搜索に出かけるシーンで、床に横たわったトーントーンの死骸を医療ドロイド・2-1Bが検査している。壁には血のようなものが付着している。脚本の第4稿では、ある反乱兵が甲板部士官にトーントーンの首が折れているのが信じられないと告げる場面がある。この時点でワンパが基地内に侵入しトーントーンを殺していたということになる。ワンパはハンとレイアが廊下で言い争っている時に連なって侵入し、C-3POとR2-D2がレイアの部屋の温度について話し合っている時にもう一度入ってくる。その後、ハンはルークの居場所を考えているとき、トーントーンの死骸を検査する反乱兵たちの横を通る。ワンパが基地内にいることを知らない彼らはその死因を特定できずにいた。このシナリオは『スター・ウォーズ バトルフロントII』のインスタント・アクション・モードに使用されている。
ワンパの部屋
ワンパ関連の削除シーンの中ではこれがもっとも良く知られている。ホスのシーンのどこかで、おとぎ話「ハーメルンの笛吹き男」の如くR2-D2の電子音がワンパを惹きつけることが明らかになる。R2はワンパを大きな部屋に誘導し、反乱軍兵士たちがそのドアに黄色と赤の警告を貼ることで誰にも被害が及ばないようにする。R2-D2のシーンは撮影が行われたが最終版ではカットされてしまった。その後、R2とC-3POが医務室にルークの容態を見に行く際、この部屋の横を通りワンパについて言葉を交わす。
ホスの戦いで反乱軍がエコー基地から脱出するとき、ハン、レイア、C-3POはレイアの輸送船まで急いで向かっていた。その途中一行はさきほどの黄色と赤の注意書きが貼られたドアの前を通る。ハンはドアに目をやり止まりかけるが警告を読んで進み続ける(完成版にも短いショットがある。ヴィアーズ将軍がパワー・ジェネレーターを破壊した直後)。映画でカットされたのは、ハンとレイアに追いつこうとしていたC-3POがドアの前を通る場面である。彼は立ち止まって警告を剥がすのであった(トリロジー・ボックスDVDセットの「映像特典」でこのC-3POが見られ、エピソード5の予告編にも少し写っている。ブルーレイ版の特典にはフルで収録されている)。それからハンとレイアに追いつき、<ミレニアム・ファルコン>に乗り込む。
基地に突入したスノートルーパーたちは破れた警告文の一部が残るドアの前にたどり着く。彼らはドアを開け、ひとりが怒ったワンパに引きずり込まれる。
ガンナーのルーク
『帝国の逆襲』にはもともとエコー基地でルークがワンパを銃撃するシーンがあったという噂と写真が存在する。このシーンが存在したというただ一つの証言は、「スター・ウォーズ インサイダー」の33号(59ページ)においてゲーム『帝国の影』について語るジョン・ノールズの発言のみである。
彼はワンパがエコー基地に侵入してトーントーンを殺したあと、ルークが自動レーザー砲をワンパに向けて数発発射するシーンがあったと発言している。ここで撮影されたワンパは着ぐるみのふわふわした大きな顔や金属の目が不格好だったという。
クレジット
キャスト
- マーク・ハミル - ルーク・スカイウォーカー
- ハリソン・フォード - ハン・ソロ
- キャリー・フィッシャー - プリンセス・レイア
- ビリー・ディー・ウィリアムズ - ランド・カルリジアン
- アンソニー・ダニエルズ - C-3PO
- デイヴィッド・プラウズ - ダース・ヴェイダー
- ジェームズ・アール・ジョーンズ - ダース・ヴェイダーの声
- ピーター・メイヒュー - チューバッカ
- ケニー・ベイカー - R2-D2
- フランク・オズ - ヨーダの操作と声
- アレック・ギネス - ベン・ケノービ
- ジェレミー・ブロック - ボバ・フェット
- ジェイソン・ウィングリーン - ボバ・フェットの声 (オリジナル版、特別篇)
- テムエラ・モリソン - ボバ・フェットの声 (DVD版)
- ジョン・ホリス - ロボト
- ジャック・パーヴィス - チーフ・アグノート
- デス・ウェッブ - ワンパ
- ホーウィー・ウィード - ワンパ (特別篇)
- キャスリン・ミューレン - ヨーダの操作アシスタント
- エレイン・ベイカー - 皇帝シーヴ・パルパティーン
- クライヴ・レヴィル - 皇帝シーヴ・パルパティーンの声
- イアン・マクダーミド - 皇帝シーヴ・パルパティーンとその声 (DVD版)
- ケネス・コーリー - ピエット提督
- ジュリアン・グローヴァー - ヴィアーズ将軍
- マイケル・シェアード - オッゼル艦隊提督
- マイケル・カルヴァー - ニーダ艦長
- ブルース・ボア - カーリスト・ライカン将軍
- クリストファー・マルコム - ゼヴ(ローグ2)
- デニス・ローソン - ウェッジ(ローグ3)
- リチャード・オールドフィールド - ホビー(ローグ4)
- ジョン・モートン - ダック(ルークの射撃手)
- イアン・リストン - ジャンセン(ウェッジの射撃手)
- ジョン・ラッツェンバーガー - ダーリン少尉
- ジャック・マッケンジー - デッキの中尉
- ジェリー・ハート - ヘッド・コントローラー
- 帝国の軍人 -
- 反乱軍兵士 -
- ノーマン・チャンサー- タミザンダー・レイ
- ノーウィック・ダフ - ジェローン・ウェッブ
- レイ・ハセット - ティグラン・ジャミロ
- ブリジット・カン - トリン・ファー
- バーネル・タッカー - ワイロン・サーパー
- モリス・ブッシュ - デンガー
- マーク・カプリ - オフィサー・ムカエ
- アラン・ハリス - メリルとボスク
- ラルフ・マッカリー - マクウォーリー将軍
- ラルフ・モーズ - ストームトルーパー/インペリアル・コマンダー/反乱軍兵士
- キャシー・マンロー - ザッカスとウィオーケトル
- C・アンドリュー・ネルソン - ダース・ヴェイダー (特別篇)
- クリス・パーソンズ - 4-LOM/K-3PO/ストームトルーパー
- クエンティン・ピエール - エディアン
- トリート・ウィリアムズ - ジェス・アラシェイン/エコー基地トルーパー/ジェロル・ブレンディン/クラウド・シティ・トルーパー
- ステファニー・イングリッシュ - 反乱軍技術者
クルー
- 監督 - アーヴィン・カーシュナー
- 製作 - ゲイリー・カーツ
- 脚本 - リイ・ブラケット、ローレンス・カスダン
- 原案 - ジョージ・ルーカス
- 製作総指揮 - ジョージ・ルーカス
- プロダクション・デザイナー - ノーマン・レイノルズ
- 撮影監督 - ピーター・サシツキー
- 編集 - ポール・ハーシュ
- 特殊視覚効果 - ブライアン・ジョンソン、リチャード・エドランド
- 音楽 - ジョン・ウィリアムズ
- 演奏 - ロンドン交響楽団
脚注
- ↑ スター・ウォーズ タイムライン
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 The Making of The Empire Strikes Back
- ↑ 3.0 3.1 「夢の帝国」
- ↑ https://www.youtube.com/watch?v=f98TW0-_10c
- ↑ http://www.starwars.com/news/an-empire-day-to-remember
- ↑ http://www.fromscripttodvd.com/empire_strikes_back_70mm_engagements.htm
- ↑ マーティン・アンダーソン(2010年3月9日) http://www.shadowlocked.com/index.php?option=com_content&view=article&id=134 Shadowlocked
- ↑ ネイサン・マティス(2013年9月10日)http://arstechnica.com/gaming/2013/09/once-lost-star-wars-related-short-to-screen-for-the-first-time-in-33-years/
- ↑ https://www.youtube.com/watch?v=5L8pHKP-vv4
- ↑ ブライアン・C(2015年5月12日) http:// jedinews.co.uk/news/news.aspx?newsID=21835
- ↑ http://www.blackangelmovie.com/
外部リンク