- 「はじめに昼来たり、
ついで夜訪なふ。
闇ののちに、
光射す。
ひとは言ふ、その不和を
整へ得るは、灰いろを
解くジェダイの
透徹の眼のみ、と。」 - ―ホイルス銀河史 第7章477節[出典]
『スター・ウォーズ フォースの覚醒』(原題:Star Wars: The Force Awakens)は映画『スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒』の小説版である。アラン・ディーン・フォスター著。原書は映画公開日と同じ2015年12月18日に出版され、翻訳版は講談社より2016年9月15日に発売された。
出版社による作品紹介[]
大ヒット映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」がついにノベルズで登場!
なぜポー・ダメロンはジャクーで助かったのか? レイとレンの確執は?
映画にはないシーンも満載された本作で、新伝説をより深く味わおう――!
「エンドアの戦い」から約30年の月日が流れ、銀河の平和は銀河帝国の残党からなる「ファースト・オーダー」によって再び脅かされていた。「レジスタンス」のリーダー、レイア=オーガナ将軍は、行方不明の兄、ルーク・スカイウォーカーの居場所を示した地図を手にいれるべく、使者を惑星ジャクーに放つ。使者からドロイドのBB8に託された地図を手に入れたのは、廃品回収を営む孤独な女性レイと、ファースト・オーダーからの脱走兵フィンだった。彼らの行く手にダースベイダーの崇拝者、カイロ・レンが立ちはだかる。
それは、新たなる覚醒のはじまりだった――。
追加シーン[]
小説版には『スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒』の最終版では描かれなかった複数のシーンが収録されている。
- 小説の冒頭、レイアは過去の事件を回想し、ポー・ダメロンを兄ルークの捜索任務に派遣したことについて考える。その後、映画のオープニング・シーン(ジャクーへ接近するファースト・オーダー軍)に移る。
- FN-2187が村人を撃たなかった理由について、ストームトルーパーの1人がブラスターの故障(blaster jam)のせいだろうと考えるシーンがある(キャプテン・ファズマがブラスターを点検に出すよう命じた理由の説明となっている)。
- ニーマ・アウトポストにて、アンカー・プラットがBB-8を渡せば60ポーション払うと申し出た際、レイは拒否するのではなく値上げ交渉を始める。100ポーションまで上がった後、レイは前言撤回する。レイはアンカーの怒りを買うが、村人たちの尊敬を得る。
- 新共和国の元老院にファースト・オーダーへの対応を求めるため、レイアが特使コー・セラを派遣する(レジスタンスが新共和国の公式な軍隊ではなかったことが明らかになる)。のちにセラはスターキラー基地の攻撃で犠牲になったことが語られる。
- TIEファイターがジャクーに墜落した後、ポーがジャクーの廃品回収業者と遭遇するシーンがある。
- アンカー・プラットがレイを追ってマズ・カナタの城に現れるシーンがある。レイはハンからもらったブラスターで応戦しようとするが、安全装置を外していなかったため失敗に終わる(その後、レイはストームトルーパーと戦う際に安全装置を解除する)。プラットはうかつにもチューバッカの負傷した肩を小突いてしまい、怒ったウーキーに腕をもぎ取られる。
登場人物・用語[]
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