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1978年に発売された最初の拡張世界小説侵略の惑星

拡張世界エクスパンデッド・ユニバース、略称EU(Expanded Universe)は、2014年4月25日以前に制作されたスター・ウォーズ作品から、ジョージ・ルーカスがプロデュースした映画6部作や『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』等の特定の作品を除いた、ルーカスフィルム公認のフィクション・ストーリー全般を指す用語である。拡張世界は、関連書籍やコミック、ビデオゲーム、スピンオフ映画、テレビ・シリーズ、トイを始めとする多様なメディアで展開された。拡張世界は、映画6部作で語られた物語の枠組みを大きく広げ、『エピソード1 ファントム・メナス』の3万6千年前から『エピソード6 ジェダイの帰還』の134年後に至るまで、スター・ウォーズ銀河の長大な歴史を描き出した。拡張世界の物語がカノン(正史)に当たるのかどうかは、ファンの間で最も熱く議論された話題のひとつだった。

拡張世界の歴史は、大きな矛盾を持たず、連続性を保っていた。それは拡張世界の作品は映画の設定や他の拡張世界の設定を否定してはならないというのが一般的なルールになっていたためである。しかし、映画作品と拡張世界の間にしばしば矛盾が生じたため、問題を解決するための「レトコン」(後付け設定)が用意されることもあった。矛盾が解消されていない問題については、その特定の一部分に関し、拡張世界が間違っているのだという解釈がとられてきた。

映画第1作『スター・ウォーズ』が公開される6か月前に小説版が発売されたため、拡張世界の歴史は、スター・ウォーズ映画そのものの歴史よりも古い。スター・ウォーズ世界の年代記上、最も古い時代を描いているのは『Dawn of the Jedi』コミック・シリーズで、最も新しい時代を描いているのは『Legacy』コミック・シリーズである。

2014年4月25日、ルーカスフィルムは、新たに公開されるシークエル・トリロジー(『フォースの覚醒』に続く続3部作)に備え、拡張世界の作品はこれ以上展開されないことを明らかにした。従来の拡張世界の物語はスター・ウォーズ レジェンズ(Star Wars Legends)と呼ばれるようになり、映画6作と『クローン・ウォーズ』シリーズから成る新しい作品世界(正史)が新設定された。拡張世界の設定は全て「非正史」扱いとなったが、新しいスター・ウォーズ作品のためのリソースとして利用され続けている。

参考資料[]

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