- 「ステーション・シータ・ブラックは今日、爆破予定だ」
- ―キャプテン・ファズマ[出典]
ステーション・シータ・ブラック(Station Theta Black)は未知領域の小惑星を利用して造られたファースト・オーダーの宇宙ステーション、採掘・加工施設。冷戦の時代、ファースト・オーダーはブラスターの製造に使われるデドラナイトをこの小惑星で採掘していた。34 ABY、このステーションはキャプテン・ファズマの命令で爆破解体された。
歴史[]
冷戦の時代、ファースト・オーダーは小惑星帯の中に位置するステーション・シータ・ブラックでブラスター製造に必要なデドラナイトを採掘していた。この巨大な宇宙ステーションは小惑星帯で最も大きな岩の表面に築かれており[3]、デドラナイトの採掘量は2億キールにも達した。[1] 34 ABY[2]、ファースト・オーダーはステーション・シータ・ブラックでの採掘活動を終え、このステーションを爆破解体することに決めた。ステーションが無人となり、解体の準備が進められていた時、レジスタンスのパイロットであるポー・ダメロン中佐とカズーダ・ジオノ、アストロメク・ドロイドBB-8とCB-23たちがステーション付近一帯の調査に訪れた。彼らはジオノが惑星キャスティロンで行ったスパイ任務の結果をもとにファースト・オーダーの航行経路を割り出し、そこに何があるかを突き止めようとしていたのである。[1]
ステーション・シータ・ブラックを発見した際、ダメロンは施設に生命反応がないことに気づき、乗り込んで調査を進めることに決めた。レイア・オーガナ将軍からファースト・オーダーとの交戦を禁じられていたため、ジオノはリスクを冒すべきではないと反対したが、結局T-70 XウイングをCB-23に任せて宇宙空間に待機させておき、ステーション内部を調べることになった。2人は施設内にいたセントリー・ドロイドを破壊したが、その際に侵入警報がスターキラー基地に届いてしまった。キャプテン・ファズマは侵入者を排除するためエルリック・ヴォンレグ少佐を連れて爆破解体チームに同行することに決めた。ファズマはユプシロン級コマンド・シャトルでステーションに到着すると、ストームトルーパーに爆弾の設置を命じ、侵入者の捜索を行った。一方、ジオノとダメロン、BB-8はステーションの管制室を見つけ出し、ファースト・オーダーがここでデドラナイトの採掘を行っていたことを突き止めた。[1]
ハンガーへ戻る途中、ジオノとダメロン、BB-8は船内の通路でストームトルーパーと遭遇し、銃撃戦を繰り広げた。彼らはファズマの部隊の攻撃をしのいでなんとかハンガーにたどり着き、CB-23にXウイングを寄こすよう命じた。2人のレジスタンス・パイロットが逃げ出した後、ファズマもシャトルに乗り込んで宇宙ステーションから飛び立った。ヴォンレグの中隊は2機のXウイングと短いドッグファイトを繰り広げたが、ステーションの爆破時間が迫っていたため、ファズマの命令で戦闘を中断した。ファースト・オーダーのシャトルと戦闘機は一足先に小惑星帯から去っていき、ダメロンとジオノの戦闘機はステーションの爆発によって生じた大規模な衝撃波に危うく飲み込まれかけた。ダメロンは爆発半径から脱出し、ジオノも小惑星を盾にすることで何とか生き延びることができた。その後、2人はファースト・オーダーが大量の武器を製造していることを証明するデータをオーガナ将軍のもとへ持ち帰った。[1]
登場作品[]
- レジスタンス – ステーション シータ・ブラック (初登場)
参考資料[]
- スター・ウォーズ・タイムライン
- First Order Mining Operation - 公式データバンク