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「スパイスからは色々な物が作られるけど、良くない物もたくさんある」
「何を仰りたいのかわからない。今は戦争の最中。精製されたスパイスは医薬品として銀河中の人々の命を救っている」
アソーカ・タノキナシュ・ロック[出典]
Sansanna spice

サンサナ・スパイス

スパイス(Spice)はドラッグとして用いられる貴重な物質で、銀河系の至るところで非常に需要が高かった。スパイスは惑星ケッセルスパイス鉱山などで採取された。ケッセルの鉱山で働く奴隷は、医療用スパイス鉱物を危険なドラッグに加工する現場で死ぬまで酷使された。スパイス鉱山はライロスナブーにもあった。ライロスで採れるライル・スパイスは科学的な用途とレクリエーション目的の両方で使用されていた。また、サンサナ・スパイスは銀河系の各地で採取された。

歴史[]

「スパイスの採掘でケッセルの民は潤っている。犠牲はつきものよ」
ラファ・マルテス[出典]

犯罪組織パイク・シンジケートは生のスパイスを使って強力なドラッグを製造していた。また、彼らは密輸業者を雇い、ケッセル・ランと呼ばれるハイパースペース・ルートでスパイスを輸送していた。ナブー危機以前、銀河共和国フィニス・ヴァローラム最高議長ジェダイ・マスターサイフォ=ディアスにパイク・シンジケートに関する調査任務を依頼した。

22 BBYパドメ・アミダラ元老院議員暗殺未遂事件が発生したとき、ジェダイは当初ナブー衛星で働くスパイス鉱夫の仕業ではないかと疑った。しかし、その後の調査ドゥークー伯爵に雇われた賞金稼ぎが犯人だったことが分かった。

同じ年にクローン戦争が勃発した後、ドゥークー伯爵を捕まえた海賊ホンドー・オナカーは、共和国に100万クレジット相当のスパイスを身代金として要求した。共和国はカーラス議員とジャー・ジャー・ビンクス下級代議員を惑星フローラム派遣し、海賊との交渉にあたらせた。しかし、ドゥークーが海賊基地から逃げ出したため、スパイスがオナカーの手に渡ることはなかった。

スパイスの種類[]

制作の舞台裏[]

スター・ウォーズ』作品に登場するスパイスは、同作に大きな影響を与えたとされるフランク・ハーバートの名作小説、『デューン』(1965年)が元ネタになっていると思われる。『デューン』の世界ではスパイスが物語の中心的な役割を果たす。

スパイスは『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』のC-3POの台詞で初めて言及された。『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』にもスパイスについて触れる台詞があるほか、『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』シリーズにもスパイス取り引きに焦点があてられるエピソードがある。

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

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