スプロックス(Splox)はアウター・リム・テリトリーの惑星ボガーノに棲息した雑食の大型昆虫である。スプロックスはふだん群れで行動し、捕食対象を集団で攻撃することで知られた。このクリーチャーは雑食であり、ボガーノの湿地やメサなどで見かけることができた。
生態と特徴[]
- 「ずいぶん大きな虫だ」
- ―カル・ケスティス[出典]
銀河系のアウター・リム・テリトリーに属す惑星、ボガーノに棲息していたスプロックスは、巨大な4足歩行の昆虫クリーチャーである。スプロックスは薄く小さな羽を2枚備え、ボガーノの湿地やメサの上を飛び回ることができた。またスプロックスは目の下に付属肢を持ち、体は赤みがかった緑色の甲羅に覆われ、ところどころにトゲのような突起があった。敵を攻撃する際、スプロックスは素早く体を丸めることで相手をよろめかせ、襲いかかるチャンスを作った。[1]
習性[]
スプロックスは雑食であり、ふだんは群れで行動した。彼らは非知覚種族ではあるが、獲物を狩る際は素早く集団で襲いかかった。スプロックスは穴を掘る動物ボグリングや、その卵を捕食対象にしていた。スプロックスはボグリングを食べるためにボグ・ラットと共生関係になることがあった。スプロックスはボグリングの巣を脅かして地上におびき寄せる役割を果たし、ボグ・ラットにボグリングの親を捕食してもらった後、巣に入り込んで卵を食べるのである。[1]
歴史[]
14 BBY、シア・ジュンダに連れられてボガーノにやってきたジェダイ・パダワンのカル・ケスティスは、古代の宝物庫に向かう途中でスプロックスの死骸を発見した。彼はサイコメトリーと呼ばれるフォースの力で現場を調査し、このスプロックスがボグリングの巣を襲おうとして死んだことを突き止めた。また彼はボガーノ滞在中に複数のスプロックスと遭遇し、ライトセーバーで撃退した。[1]
制作の舞台裏[]
スプロックスは2019年発売のゲーム『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』で初登場を果たした。ボガーノのマップにスポーンする敵対クリーチャーの一種であり、戦術ガイドでは「群れで攻撃し、体を曲げることができる。回避能力を持つが、耐久力は高くない」と解説されている。[1]