スーバ（帝国）

この記事は帝国軍将校を扱っています。お探しの記事は惑星かもしれません。

「全艦に指令。艦隊を配置につかせろ」

―スーバを含む部下たちに対し、ファーマス・ピエット提督^[出典]

スーバ（Suba）は人間の男性で、銀河帝国の宇宙艦隊に仕えた大尉である。3 ABY当時、シスの暗黒卿ダース・ヴェイダーの旗艦であるエグゼクター級スター・ドレッドノート＜エグゼクター＞に配属され、警備主任を務めていた。ホスの戦いの後、スーバはデス小艦隊のファーマス・ピエット提督とともに、＜エグゼクター＞のブリッジでヴェイダーから司令を受けた。スーバは、ルーク・スカイウォーカーの生け捕りにこだわるヴェイダーの方針に賛同していなかったが、その意見を口に出すことはなかった。ヴェイダーから反乱同盟の軽貨物船＜ミレニアム・ファルコン＞を見つけ出すよう命じられたピエット提督は、スーバをはじめとする部下たちに、全艦隊を配置につかせるよう指示を出した。

経歴[]

銀河帝国と共和国再建のための同盟が銀河内戦を繰り広げた時代、スーバは帝国宇宙軍に仕え、シス卿ダース・ヴェイダー率いるデス小艦隊に所属していた。^[1] 3 ABY当時^[2]、大尉の階級に就いていたスーバは、ヴェイダーの旗艦であるエグゼクター級スター・ドレッドノート＜エグゼクター＞に配属され、この軍艦の警備主任を務めていた。^[3] スーバ大尉の上官は＜エグゼクター＞の指揮官を務めるファーマス・ピエット提督であり、その前任者だったケンダル・オッゼル提督は、ホスの戦いで重大な戦術をミスを犯してヴェイダーに処刑された。^[1]

ホスの戦いの直後、＜エグゼクター＞とデス小艦隊はホス小惑星帯へ逃げ込んだ反乱同盟のYT-1300軽貨物船＜ミレニアム・ファルコン＞を追跡した。しかしハン・ソロ船長が操縦する＜ファルコン＞はアノート星系付近で帝国艦隊の前から姿を消し、ヴェイダーは失態を演じたロース・ニーダ艦長に責任を取らせて処刑した。ヴェイダーがピエット提督に新たな司令を下した際、スーバ大尉は提督の隣に立ち、シス卿の言葉を聞いた。ヴェイダーは、＜ファルコン＞が向かった可能性があるすべての行き先を割り出すようピエットに命じ、これ以上自分を失望させぬよう提督に警告した。ピエットはデス小艦隊のインペリアル級スター・デストロイヤーを配備するよう周囲の部下たちに命じ、スーバも即座に行動に移った。^[1]

その後、帝国は惑星ベスピンのクラウド・シティで＜ミレニアム・ファルコン＞のクルーを追い詰めたが、彼らは再び帝国の手を逃れ、脱出を試みた。＜エグゼクター＞のブリッジで、ヴェイダーがピエット提督に＜ファルコン＞のハイパードライブを事前に切っておいたか尋ねた際、スーバは再び近くで会話を見守った。ヴェイダーは、＜ファルコン＞をトラクター・ビームで捕らえたら乗船部隊を出動させるようピエットに命じ、武器はスタンにセットしておくよう指示した。しかし＜ファルコン＞はハイパードライブを修理し、帝国軍から逃げ去ってしまった。^[1]

人物[]

スーバは白色人種の人間男性で、目は青く、髪は茶色だった。^[1] スーバはジェダイのルーク・スカイウォーカーを生け捕りにするというダース・ヴェイダーの方針に反対だったが、決してその意見を口に出すことはなかった。^[3]

装備[]

＜エグゼクター＞に乗艦していた時、スーバは他の帝国軍将校と同様、帝国の軍服とベルト、司令キャップを身に着け、左胸にコード・シリンダーを差し、階級プレートをつけていた。^[1]

制作の舞台裏[]

スーバは1980年公開のオリジナル・トリロジー第2作『スター・ウォーズエピソード5/帝国の逆襲』で初登場を果たした。ファーマス・ピエット提督が＜エグゼクター＞のブリッジでダース・ヴェイダーと会話するシーンで、エキストラの男性がこのキャラクターを演じている。^[1] キャラクターの名前は、1997年発売のスター・ウォーズカスタマイザブル・カード・ゲーム「Dagobah Limited 」拡張セットで初めて判明した。^[4] 正史媒体では、2013年スタートのモバイル・ゲーム『スター・ウォーズフォースコレクション』で初めて名前が紹介された。^[3] 『フォースコレクション』のリリースは正史設定の改変が行われるより以前だが、ルーカスフィルムストーリー・グループのリーランド・チーは、本作のコンテンツは正史に合わせてアップデートされていると Twitter で発言している。^[5]