- 「分離主義者は新しいオモチャを作ったようです」
- ―ルミナーラ・アンドゥリ[出典]
スーパー・タンク(Super tank)はクローン戦争中に惑星ジオノーシスの主要ドロイド工場で製造された独立星系連合の重装甲戦車である。レイ・シールドを備え、ブラスターやマス=ドライバー砲の砲撃ではびくともしなかった。開発されて間もない実験仕様の段階で、第二次ジオノーシスの戦いに投入された。
特徴
- 「将軍、タンクは無傷です」
- ―クローン・キャプテン・レックス[出典]

実戦配備されたスーパー・タンク
スーパー・タンクはジオノージアンの主要ドロイド工場で開発された実験仕様の戦車だった。外見はバクトイド・アーマー・ワークショップ社製の大型兵員輸送車に似ており、バトル・ドロイドのパイロットと砲手2体で運用することができた。スーパー・タンクはリパルサーリフトを使って移動し、ブラスター砲やレーザー砲塔、格納式の迫撃砲を搭載していた。スーパー・タンクの迫撃砲は共和国グランド・アーミーの全地形対応戦術攻撃兵器(AT-TEウォーカー)をたやすく破壊することができた。また、スーパー・タンクは強力なレイ・シールドで守られており、AT-TEのマス=ドライバー砲、AV-7対ビークル砲、サーマル・デトネーターを使ってもダメージを与えることができなかった。また、この戦車には独立星系連合の青いロゴマークがペイントされていた。
歴史

ドロイド工場の制御室でスーパー・タンクと対峙するバリス・オフィー
クローン戦争中、スーパー・タンクはポグル・ザ・レッサー大公の主要ドロイド工場で開発された。第二次ジオノーシスの戦いが始まり、共和国グランド・アーミーが工場への攻撃を開始した際、Tシリーズ・タクティカル・ドロイドのTX-21は完成したばかりのスーパー・タンクを配備してはどうかとポグルに提案した。TX-21はポグルの許可を得て20機のスーパー・タンクを出撃させ、ジェダイ将軍ルミナーラ・アンドゥリとアナキン・スカイウォーカーのクローン・トルーパー部隊を押し返した。共和国軍のAV-7対ビークル砲やAT-TEはタンクに傷をつけることができず、次々と破壊されていった。
スーパー・タンクは工場内部の防衛にも使用された。工場の外でアンドゥリやスカイウォーカーが戦っている最中、2人のパダワンであるバリス・オフィーとアソーカ・タノがジオノージアン・カタコンベを通って工場の反応炉に潜入したが、スーパー・タンクを率いるTX-21に発見された。2人はタンクの攻撃に圧倒されている隙にサーマル・デトネーターを奪われてしまう。しかしオフィーはスーパー・タンクを乗っ取って反応炉を直接砲撃し、ドロイド工場を粉々にした。2人のパダワンは重装甲のタンクに乗っていたおかげで建物の崩壊を生き残った。
登場作品
クローン・ウォーズ – 砲火を抜けて (初登場) (回想シーン)
クローン・ウォーズ – 強襲 ドロイド工場
クローン・ウォーズ – 恐怖の遺産 (回想シーン)
クローン・ウォーズ – 真実の行方 (間接的に言及)