- 「ここで厄介事はご免だよ」
- ―クローン・トルーパーに対し、スー・ロクウェイン[出典]
スー・ロクウェイン(Suu Lawquane)は銀河共和国末期を生きたトワイレックの女性である。彼女は人間の男性とのあいだにシェーアとジェックという2人の子どもをもうけた。クローン戦争中、スーは共和国グランド・アーミーから脱走した元クローン・トルーパーのカット・ロクウェインと知り合い、結婚する。カットはスーの子どもたちの義理の父親となり、アウター・リム・テリトリーの惑星サルーカマイの農場で穏やかな生活を送った。しかしこの辺境の惑星も21 BBYにクローン戦争の戦場となり、地上へ逃げた独立星系連合のグリーヴァス将軍を追ってキャプテンCT-7567(レックス)率いるクローン・トルーパーのチームが捜索に派遣された。
レックスがドロイド・コマンドーの狙撃で負傷した後、トルーパーたちはスーの家に駆け込み、キャプテンを一晩休ませる場所を貸してほしいと頼んだ。彼女はクローンが農場の納屋を使うことを許可し、その日の晩には夫や子どもたちと一緒にレックスを夕食に迎えた。当初レックスは軍務を放棄したカットを反逆者とみなしていたが、彼の家族に対するひたむきな姿勢を見て考えを改めた。その後2人のクローンはドロイド・コマンドーの襲撃からスー、シェーア、ジェックを守り抜く。翌朝、負傷から回復してチームと合流することになったレックスは、カットの反逆行為を軍隊に報告する気はないとスーに告げ、農場から去っていった。
クローン戦争が終結した後、レックスが再びロクウェイン農場に現れ、新たに誕生した銀河帝国の危険を警告した。レックスが去った翌日、今度はクローン・フォース99分隊のメンバーがスーとカットのもとを訪れた。その際スーは、彼らが惑星カミーノから連れてきた少女オメガを猛獣ネクスーから救った。ロクウェイン一家はサルーカマイから避難するために必要なチェーン・コードを、クローン・フォース99の隊員“テク”に偽造してもらうことになった。また“ハンター”はロクウェイン家がサルーカマイを出るときオメガも一緒に連れて行ってくれないかと頼み、スーはこれを了承した。しかしスーたち一家がスター・コミューター2000シャトルに乗りこむ直前、オメガはクローン・フォース99について行くことを決意した。
登場作品[]
参考資料[]
- Cut Lawquane - エンサイクロペディア (バックアップ・リンク - Archive.org)
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科 ニュー・エディション (ビジュアルのみ)
- スター・ウォーズ クローン・ウォーズ キャラクター事典
- Suu Lawquane - 公式データバンク