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「帝国軍にいて、奴らの汚いやり方を間近で見た。それと同時に反乱軍のやり方も汚いと思った。だから僕は帝国軍を憎んでいるけど、反乱軍に入る気は全くなかった。彼らも帝国軍と同じ人殺しだ。でも、帝国軍が見捨てたこのオウランヌに、彼らは来た。帝国軍の後にどんな政府ができるのかはわからないし、次に権力を握る者の方がマシだとは言い切れないけど、きっと…今より悪くなることはないと思う。それほど邪悪な帝国軍を倒すために何かできるなら、やらなきゃいけない気がする」
―セイン・カイレル[出典]

セイン・カイレル(Thane Kyrell)は惑星ジェルーカン出身の人間男性で、共和国再建のための同盟新共和国に仕えたスターファイターパイロットである。離反する前は銀河帝国宇宙軍に所属し、AV-547という識別番号を与えられていた。ジェルーカンの“第2派”と呼ばれる派閥に生まれたセインは、この惑星が帝国によって併合されたときに第1派の少女サイエナ・リーと出会い、将来は帝国軍将校になることを約束し合った。セインとサイエナはジェルーカンの予備アカデミーで優秀な成績を収め、首都惑星コルサントにある名門校、帝国ロイヤル・アカデミー士官候補生となった。

アカデミーを卒業してTIEファイター・パイロットとなる頃には、セインとサイエナの関係は恋愛に発展していた。しかし帝国軍に入隊して間もなく、セインは超兵器デス・スターによる惑星オルデラン破壊や、ボダッチ奴隷に対する帝国の非道な仕打ちを目の当たりにし、惑星ケレヴ・ドイで任務を放棄して逃亡した。彼はしばらくのあいだローガラ船長貨物船マイティ・オーク・アポカリプス>のクルーとして活動したが、オウランヌウェッジ・アンティリーズと出会い、反乱同盟への参加を決意する。以降、セインはXウイングで構成されるコロナ中隊の隊員として数々の偵察任務と、ホスの戦いフダラ星系の戦闘エンドアの戦いといった重要な戦闘に参加した。

セインは銀河内戦で恋人のサイエナと敵対する立場となったが、彼女との縁が切れることはなかった。反乱同盟の後継政府、新共和国の兵士としてジャクーの戦いに参加した際、セインはサイエナが艦長を務めるインペリアル級スター・デストロイヤーインフリクター>に乗り込んだ。帝国を裏切ることができず自暴自棄になっていたサイエナは、<インフリクター>をジャクーに墜落させて自分ものうとしていたが、セインは彼女をブリッジから救い出し、脱出ポッドで艦から退避した。その後サイエナは戦争犯罪者として新共和国に逮捕されたが、セインは彼女が自由になる日を待ち続けることを誓った。

経歴

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サイエナとの出会い

「いつか絶対に銀河帝国軍のパイロットになる」
「私は銀河帝国軍の将校になる」
―セイン・カイレルとサイエナ・リー[出典]

セイン・カイレルは惑星ジェルーカンの貴族であるオリス・カイレルガネール・カイレルの元に、ダルヴェン・カイレルの弟として生まれた。セインと彼の家族第2派に属しており、他の多くの第2派と同じように、先にジェルーカンに入植してきた第1派を見下していた。

Thane Kyrell Manga Young

幼少期のセイン・カイレル

彼が8歳の時、ジェルーカンが銀河帝国併合されることとなり、祭典を見るためにヴァレンシアの町へ移動する際、ラムダ級T-4aシャトルエンジンの音をセインは聞き分けることができたが、他の家族は興味を示そうとしなかった。グランドモフウィルハフ・ターキンのスピーチが終わった時セインは一人残されたため、先程聞こえたラムダ級シャトルを探しに帝国軍の倉庫へ忍び込む。するとそこで第1派の少女サイエナ・リーがいじめられていたのを見て、とっさに助ける。すぐさまそれは乱闘に発展しセインとサイエナは劣勢になるが、そこにグランドモフ・ターキンが現れたことで相手は逃げ去りセインとサイエナだけがその場に残る。ターキンは初めは負け戦に飛び込みサイエナを助けようとしたセインを軽くあしらったが、そこでセインの勇気を見てその気持ちを改め、2人にスターシップを見学させたほか将来皇帝に仕え銀河帝国のために働かないかと投げかける。セインとサイエナはこの時帝国アカデミーへ入ることを決め、この時から学習を始めたりセインの家にあったフライト・シミュレータを使ってパイロットになるための訓練を始める。

続く友情

EnduringFriendship

セインとサイエナはすぐに親友となっていった

セインとサイエナは子供時代を常に2人で過ごすことになる。彼らは飛ぶことが大好きだったので、フライト・シミュレーターや、セインの兄が持つV-171エアスピーダーを走らせ、2人の"秘密基地"の洞窟へよく通っていた。その洞窟を2人は"要塞"と名付け、多くの時間を2人で過ごした。そんな中セインがサイエナに、彼女の口癖である「私の目を通して見て」と言う言葉が何なのか尋ねる。そこでサイエナは、彼女は生まれたときは双子でありウィネット・リーという妹がいたがすぐに死んでしまったため彼女にも自身の人生を見せていると語る。

2人はこうして努力を重ね、ジェルーカンのアカデミーに入ることができた。ジェルーカンはもともと独立星系連合の星であったため帝国が入学者を制限していたり、セインの親が兄であるダルヴェンの事だけを応援しセインのことをなおざりにするなど数々の困難があったが、セインもサイエナもアカデミー入学後も良い成績を取り続け、ついにコルサント帝国ロイヤル・アカデミーへの入学を許可される。2人は共に同じアカデミーに通うことで友情が続く事を喜び、共に協力しあう事を約束する。そしてセインは、故郷のジェルーカンを離れられる事にも大いに喜び、可能な限り戻りたくはないと思った。

帝国アカデミー

広がった地平線

CienaThaneImperialAcademy

帝国アカデミーに入学した際のセインとサイエナ

コルサントに着くと、セインは今まで見たことのない都市社会を見て戸惑ったが、サイエナは驚きよりもここで過ごせる嬉しさの方が勝っているようだった。地表に降り立つと、セインは彼のルームメイトとなるオルデラン出身のナッシュ・ウィンドライダーとコルサント出身のヴェド・フォスロと出会う。セインとナッシュはすぐに仲良くなるものの、ヴェドに対してはとっかかりにくさを感じていた。その後、入学セレモニーで学長のディーンラークの話を聞く。帝国のために使えると決めたからには故郷よりも帝国の事を第一に考えなければいけない、という内容を聞きながらもセインはサイエナとの友情を変えようとしなかった。

それから3年、セインとサイエナはアカデミーの厳しいカリキュラムに耐え続けた。科学、数学、操縦、運動など帝国士官に必要なスキル習得の他、数々の試験の中で脱退者が続出し毎年毎年クラスの人数は半分ほどに減っていった。しかしセインとサイエナは共に交わした目標のおかげでそれらを乗り越えられ、2人は良きライバルになっていく。また、セインはジェルーカンでの苦しかった子供時代のことを思い出すことがあったが、ナッシュのオルデランでの平和な楽しい昔話を聞くことで心を和ませていた。

そんな中、セインはある時彼の兄であるダルヴェンとコルサントの帝国軍診療所でばったり出くわす。彼ら兄弟は小さい頃からあまり良い関係ではなく、結局この再開もあまり良いものではなかった。セインは、ダルヴェンがあまり帝国軍の中で上手くやれていないことをすぐに読み取り、幼い頃に負け続けていた兄に勝てたことはセインの中で密かな誇りになった。一方サイエナとの関係は少しづつ変化していき、アカデミー内での恋愛は禁止されているため表には出さなかったものの、セインはサイエナのことを魅力的に感じていった。

レーザー砲事件

「きっと僕達は二人共バカだったんだ、田舎者で世間知らずで。でも本当に責任があるのはアカデミー側だ。」
「あんたの意見をちゃんと聞くべきだった。私は周りが見えてなかった...」
―セインとサイエナ、事件を振り返って[出典]
LaserCannonIncidentWebcomic

レーザー砲のテストの際のセイン

アカデミーでは様々な課題が課せられるが、その中の一つにレーザー砲のテストがあった。これはTIEファイターに搭載するレーザー砲を組み立てるという課題だったのだが、セインとナッシュが課題前日にレーザー砲を組み立て終わり部屋を出ると、何者かがその配線を切り、それをサイエナの仕業に見せかけるよう部屋の入退室ログを書き換えた。次の日、配線を切られたセインのレーザー砲は作動せず、サイエナが妨害したと濡れ衣を着せられ学長の部屋へ呼ばれる。

セインは当然サイエナを疑いなどしておらず、サイエナのルームメイトであるジュード・エディヴォンがデータの改竄を見つけたことで、サイエナの潔白は証明された。しかし、そのデータを改竄したのはセイン本人だという結果が出てしまう。学長のディーンラークはこのことから、2人がトップ争いのために互いを潰しあったのではないかと疑いを立て、セインとサイエナをこのテストで落第とした。もちろんセインもサイエナもそんなことは企んでおらず、納得できない2人はジュードの助けを借りながら独自に真犯人を探し始める。しかしそこでたどり着いた真犯人はアカデミーの学業成績科だった。セインはそこで、コア・ワールド出身の子供の親がアカデミーに賄賂をしてジェルーカン出身の自分らを貶めようとしたのではないかと考えたが、サイエナは断固としてアカデミー側を疑うようなことはしなかった。アカデミーをめぐる2人の議論はあまりに白熱し、ついには2人の友情は今までとは違うものとなり、2年半もの間仲直りしようとはしなかった。そしてセインの中から帝国に対する忠誠は消え去り、反乱同盟のことは混乱を招くテロリストだと感じながらも、帝国のやり方に対しては疑問を持ち始めていた。

アカデミー卒業を目前に控える中、セインはインペリアル・パレスでの舞踏会に招待された。ジェダイの粛清の前はジェダイ・テンプルとしても使われていたこの場所での舞踏会は特別なもので、セインの他にはサイエナ、ジュード、ヴェドといった成績上位者の他、オルデランのプリンセスレイア・オーガナといった身分の高い帝国関係者しか招待されていなかった。そこでセインはサイエナと共に久々の会話をするが、レーザー砲事件の話になったところで酔っ払ったヴェドが事件の真実を語る。帝国は同じ惑星出身の候補生が結託し帝国への忠誠心が弱まるのを恐れ、2人を憎み合うように仕向けた、という真実を聞いたサイエナは信じられないといった面持ちで過去を振り返った。そしてセインとサイエナは長い時間を経て再び元の親友関係に戻ることに決めた。

登場エピソード

参考資料

脚注

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