セラピー・ドロイド(Therapy droid)[1]、別名感情サポート・ドロイド(Emotional-support droid)[2] は回復した入院患者にサービスを提供するために使用されるドロイドの一種である。[1] QT-9もプロトタイプ・セラピー・ドロイドであったほか、BBシリーズ・アストロメク・ドロイドももともとはセラピー・ドロイドとして設計されていた。
歴史[]
新共和国に仕えたQT-9はプロトタイプのセラピー・ドロイドであり、正方形型の頭部と球体型ボディを備えた。[1] 5 ABY[3]、元反乱軍兵士のデイド・ヘトキンスは惑星ホズニアン・プライムのダロポリスにある退役軍人病院を退院した後、QT-9を与えられた。[1]
インダストリアル・オートマトン社(IA社)が製造するBBシリーズ・アストロメク・ドロイドはもともとセラピー・ドロイドとして設計されていた。その人気ぶりやオーナーが思わず気を許してしまう「愛嬌」と設計の適性はセラピー・ドロイドならではのものであり、IA社のエンジニアもそれを認めていた。[4]
制作の舞台裏[]
セラピー・ドロイドは2016年7月12日に発売された正史小説、アフターマス3部作の第2作の『アフターマス:命の借り』(チャック・ウェンディグ著)で初登場を果たした。[1] レジェンズ媒体も含めたセラピー・ドロイドの初出は、バイオウェアから発売された大人数同時参加型オンライン・ロールプレイングゲーム『スター・ウォーズ:オールド・リパブリック』である。[5]
登場作品[]
- アフターマス:命の借り (初登場)
参考資料[]
- 週刊 スター・ウォーズ R2-D2:第58号 (ドロイド仕様書:BB-8アストロメク Part 1)
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科 ニュー・エディション
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 アフターマス:命の借り
- ↑ The High Republic: A Test of Courage
- ↑ スター・ウォーズ タイムライン
- ↑ 週刊 スター・ウォーズ R2-D2:第58号 (ドロイド仕様書:BB-8アストロメク Part 1)
- ↑ Star Wars: The Old Republic: Rise of the Hutt Cartel