セレノー城(Castle Serenno)、別名ドゥークーの宮殿(Dooku's palace)、ドゥークーの要塞(Dooku's fortress)は惑星セレノーの丘に築かれた宮殿である。この宮殿は惑星の統治者であるセレノー家の拠点であり、“セレノーの伯爵”が暮らしていた。銀河共和国時代の末期、セレノーのドゥークー伯爵が独立星系連合の指導者となったため、彼の宮殿はクローン戦争で銀河共和国の戦略家の標的となった。ドゥークーはバトル・ドロイドによって防衛された宮殿から分離主義勢力の指揮を執り、ラクサス・セカンダスの分離主義元老院をリモートで監督した。
クローン戦争中、ナイトシスターのアサージ・ヴェントレスは宮殿に侵入してドゥークーの暗殺を試みたが、失敗に終わった。またドゥークーは戦争中にこの宮殿で弟子のサヴァージ・オプレスを訓練した。また宮殿の近くにボックスと呼ばれる構造物が築かれ、ドゥークーが雇う賞金稼ぎのコンテストが行われたこともあった。戦争終盤、ヴェントレスは恋人のクインラン・ヴォスをドゥークーから救出するためボバ・フェット率いるクレイツ・クローとともに宮殿を襲撃したが、ヴォスが伯爵側に寝返ったせいで任務は失敗に終わった。戦争終結後、銀河帝国はセレノーを占拠し、セレノー城からドゥークー伯爵の戦利品を回収して運び出した。
登場作品[]
|
参考資料[]
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック
- 週刊スター・ウォーズ ミレニアム・ファルコン 第70号 (銀河系ガイド:セレノー:ドゥークー伯爵の母星)
- スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック 増補改訂版
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 クローン・ウォーズ – ダソミアの魔女
- ↑ ドゥークー:ジェダイ・ロスト
- ↑ "Nightsisters" Episode Guide – The Clone Wars - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)
- ↑ ダーク・ディサイプル
- ↑ 週刊スター・ウォーズ ミレニアム・ファルコン 第70号 (銀河系ガイド:セレノー:ドゥークー伯爵の母星)
- ↑ きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック
- ↑ バッド・バッチ – 戦利品