- 「反乱軍を救え! 夢を救ってくれ」
- ―ソウ・ゲレラ[出典]
ソウ・ゲレラ(Saw Gerrera)は人間の男性で、クローン戦争中にオンダロン反乱軍の兵士として独立星系連合と戦ったレジスタンス戦士。妹スティーラ・ゲレラやラックス・ボンテリらと共にオンダロン内戦で重要な役割を果たした。クローン戦争終結後、彼は新政府銀河帝国に立ち向かう反乱同盟軍に加わり、反乱運動における重要人物となった。ゲレラは過激な戦術で有名で、その悪評は帝国のみならず後世の新共和国の人々にも記憶されていた。
サンジェイ・ラッシュがオンダロンの王座を簒奪してドゥークー伯爵の傘下に加わった際、ゲレラと反乱軍兵士は数で勝る分離主義勢力ドロイド軍に圧倒され、ジェダイ最高評議会に援助を求めた。ジェダイ・オーダーは内政問題への積極的な関与を避けたが、ジェダイ将軍アナキン・スカイウォーカー、オビ=ワン・ケノービ、コマンダー・アソーカ・タノ、クローン・キャプテン・レックスらを派遣し、反乱軍の兵士にバトル・ドロイドと戦う方法を教えた。オンダロンの首都イジズへ侵攻して分離主義勢力と攻防を繰り広げていた時、ゲレラは反乱軍の指導者に任命された妹スティーラに反発し、単独でラムシス・デンダップ王の救出を試みた。ゲレラは逮捕されたが、公開処刑の場で仲間たちに救出され、デンダップを旗頭に最後の戦いを開始する。彼らはオンダロンを分離主義者から解放したが、スティーラという大きな犠牲を払うことになった。
クローン戦争終結後、共和国は銀河帝国へ再編される。ゲレラはパルチザンと呼ばれる抵抗勢力を率いて帝国軍に反旗を翻した。彼のチームはクローン戦争期からの戦友で構成されており、共和国再建のための同盟を形成した初期の反乱分子のひとつだった。銀河内戦中、ゲレラは帝国の超兵器デス・スターの設計図を巡る任務に参加した。この頃、ゲレラの戦術は反乱軍の指導者であるベイル・オーガナやモン・モスマの方針とかけ離れたものになっていた。新共和国の元老院議員であるランソム・カスタルフォは戦争当時を振り返り、ゲレラと彼の率いるパルチザンは反乱軍の一員ではあったが、戦い方はテロリストそのものだったと述べた。
表記[]
『アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科』ではソー・ガーレラと表記されている。
登場作品[]
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