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「基地を封鎖しろ。封鎖するんだ」
「シールドも閉じるのですか?」
「閉じろ!」
―クレニック長官とラムダ将軍[出典]

ソトラス・ラムダ(Sotorus Ramda)は人間男性で、銀河帝国軍隊に仕えた将軍である。サイニIVで地元の抵抗運動を鎮圧した後、ラムダはアウター・リム惑星スカリフに転属となり、スカリフ駐屯部隊指揮官となった。ラムダ将軍は帝国安全管理施設シタデル・タワーから地上司令部の指揮を執り、デス・スター計画に従事する基地の防衛を任されていたが、スカリフは既にシールド・ゲートによって堅固に守られていたことから、彼はすっかり気が緩んでいた。彼はもともとコア・ワールドの中央権力に加わることを希望していたが、スカリフの快適な環境を満喫し、無法者がシタデルのセキュリティをすり抜けることなどあり得ないと高をくくっていた。0 BBY先進兵器研究部門オーソン・クレニック長官ゲイレン・アーソの通信記録を調べるためスカリフにやってきた時、ラムダはタワーの司令センターで彼を出迎えた。

クレニックの到着からしばらくして、デス・スター設計図を奪取するためにスカリフに潜り込んだ共和国再建のための同盟ローグ・ワン分隊が基地周辺で奇襲攻撃を開始した。ラムダを始めとする司令センターの人員は予想外の事態にあっけにとられ、クレニックからすぐ駐屯部隊を出動させるよう怒鳴られた。またラダス提督率いる同盟軍艦隊の増援がスカリフの軌道に到着した際、クレニックはただちに基地とシールド・ゲートの封鎖を行うようラムダに命じた。結果的にラムダはスカリフ情報保管庫の重要なデータを守り切ることができず、スカリフの戦いは反乱同盟の戦略的勝利に終わり、シタデル・タワーはグランドモフウィルハフ・ターキン指揮するデス・スターの砲撃によって破壊された。

経歴

スカリフ駐屯部隊

「長官、スカリフには何用でしょうか」
「ゲイレン・アーソだ。やつがこれまで送ったすべての通信を集めて調べたい」
「全部ですか?」
「そう、全部だ。すぐにかかれ」
―ソトラス・ラムダとオーソン・クレニック[出典]

人間男性、ソトラス・ラムダは初期反乱運動時代銀河帝国地上部隊に仕え、将軍の階級に就いていた。[1] サイニIV駐屯部隊司令官として現地の反乱運動を鎮圧した後、ラムダはコア・ワールドへの配属を期待したが、結局アウター・リム・テリトリースカリフ展開部隊に配属された。[1] 彼は惑星の地上防衛を担う地上司令部指揮官であり[3]帝国安全管理施設スカリフ駐屯部隊を率いていた。ラムダの部隊に与えられた役割は、デス・スター設計図を始めとする帝国のあらゆる技術文書が収容されているシタデル・タワーを防衛することだった。しかしこの基地は軍務経験の長い将校たちが定年を待つ場所として知られており、ラムダもすっかり気が緩んでいた。軌道に浮かぶシールド・ゲートが鉄壁の防御とみなされていたため、地上の駐屯部隊はほとんど付属的なものと思われていたのである。[2]

反乱同盟の襲撃

「反乱軍艦隊がシールドを破る方法はあるのか? 考えてから答えろ」
「シールド・ゲートそのものが唯一の弱点です。ひょっとしたら、敵は大量の砲火によって、環が保持しているフィールドを突き抜けて入ることができるかもしれません。しかし万が一にもそんなことのないよう、ゴーリン提督が船を配備しています」
―クレニック長官とラムダ将軍[出典]
Adema Krennic and Ramda

ラムダ将軍(左)とクレニック、アデマ中尉

0 BBY[4]先進兵器研究部門[2] オーソン・クレニック長官がシタデル・タワーの司令センターにやってきた。クレニックはデス・スターの設計者であるゲイレン・アーソ超兵器になんらかの破壊工作を施した可能性を疑っており、ゲイレンが送ったあらゆる通信記録を調べるつもりだった。命令を聞き返したラムダに対し、クレニックは文字通り“全部”の通信記録を集めるよう言い渡し、すぐに作業に取り掛かるよう将軍に命じた。長官が記録の提出を待っていた時、帝国安全管理施設周辺のビーチで一連の爆発が起こった。ラムダたちは知らなかったが、デス・スター設計図を奪取するためにやってきた共和国再建のための同盟ローグ・ワン分隊がシールド・ゲートをすり抜けてスカリフに潜入していたのである。司令センターの人員があっけにとられていることに気づいたクレニックは、すぐに駐屯部隊を出動させるよう一喝した。[1]

ラムダは反乱軍の目的がわからないまま、部下たちに指令を怒鳴り散らした。戦いが始まってしばらくして[5]、スカリフ軌道司令部の指揮官である[3] ゴーリン提督から司令センターに通信が入り、同盟軍艦隊が軌道に姿を現したことが判明した。[5] クレニックはすぐに基地を封鎖するよう命じ、ラムダがシールド・ゲートも閉じるべきかと聞き返すと、すぐに封鎖しろと怒鳴り返した。[1]艦隊惑星シールドを破る可能性について尋ねられたラムダは、シールド・ゲートそのものが弱点となり得るものの、ゴーリン提督の軍艦が配備されているためその可能性は無いと長官に請け合った。その後、情報保管庫に侵入者がいることが発覚した際、クレニックはラムダに対処を任せることはできないと判断し、デス・トルーパーを引き連れて自ら保管庫へ向かった。[5] 一方、ラダス提督率いる同盟軍艦隊はラムダの予想に反してシールド・ゲートを破壊し、惑星シールドを消滅させることに成功した。その結果、彼らは地上からデス・スター設計図の膨大なデータを受信することが可能になった。[1]

デス・スターに乗ってスカリフ軌道に到着したグランドモフウィルハフ・ターキンは、設計図を敵に渡すまいと、地上に味方が残っているにも関わらずスーパーレーザーでシタデル・タワーを砲撃することに決めた。[1] バトル・ステーションから放たれたレーザーはシタデル周辺数百キロメートル圏内のあらゆる生命を一掃したが[6]、既にローグ・ワンは艦隊に設計図を送信し終えていた。[1] のちに反乱同盟はこの設計図を解析してバトル・ステーションの弱点を突き止め、ヤヴィンの戦いでデス・スターを破壊することに成功する。[7]

個性と特徴

Ramda On the Front Line

ラムダ将軍

ソトラス・ラムダは白人種の人間男性で、は茶色、は灰色だった。[1] 用心深く、規則に忠実な指揮官だったラムダは、自らのキャリアを危険にさらす軽挙な行動を恐れていた。[6] ラムダはもともと帝国の中央権力に加わることを熱望していた。彼は当初コア・ワールドへの転属を希望したが、スカリフ駐屯部隊の指揮官としての地位も満喫していた。この惑星は気候が快適なうえ、堅牢な防衛網が敷かれていたため敵の攻撃や潜入の可能性が低いと思われており[2]、ラムダは無法者がスカリフの惑星シールドを突破したり、シタデルのセキュリティをすり抜けるなどありえないと高をくくっていた。[6] そのため彼は気が緩み、スカリフの戦いで反乱同盟に足をすくわれる事になった。[2]

シタデル・タワーでラムダ将軍に仕える副官のひとりであるマイタス・アデマ中尉は、ラムダが怠惰で自身過剰だと考えており、いつの日か彼の横柄ぶりを報告書にまとめて告発したいと考えていた。[2] スカリフの戦いの勃発前後、クレニック長官はたびたび命令を聞き返すラムダ将軍に苛立たされた。[1] また当時ラムダは目前に迫っていた危機をまったく予見できておらず、スカリフの戦いが始まった後も、ゴーリン提督と同様、反乱同盟軍がスカリフにやってきた目的に気づいていなかった。クレニックはラムダを愚か者とみなし、反乱同盟との戦いが終わったあかつきには、重大な無能ぶりを理由にラムダを審判にかけ、収監することに決めていた。しかし戦いが続いているあいだはラムダの代わりとなる者がいなかったため、この無能な将軍が駐屯部隊の指揮を取るのをやむを得ず見守った。[5]

装備

スカリフのシタデル・タワーで駐屯部隊指揮官の職務に就いていた時、ラムダ将軍は帝国軍将校の軍服と司令キャップを身に着け、赤い四角が横に6つ並んだ階級プレートを左胸につけ、制服チュニックコード・シリンダーを差していた。[1]

制作の舞台裏

「目視確認しました! デス・スターが軌道上に現れました――反乱軍艦隊は終わりです!」
―『ローグ・ワン』小説版のラムダ将軍の台詞[出典]

ソトラス・ラムダは2016年12月16日に公開されたギャレス・エドワーズ監督によるアンソロジー映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場するキャラクターである。俳優はリチャード・カニンガムで、役名は「ラムダ将軍」としてエンドロールにクレジットされている。ファースト・ネームや詳細な情報は設定資料集『スター・ウォーズ ローグ・ワン アルティメット・ビジュアル・ガイド』(パブロ・ヒダルゴ著)で紹介された。

『ローグ・ワン』の小説版アレクサンダー・フリード著)ではデス・スターが映画よりも早いタイミングでスカリフの上空に出現し、ラムダ将軍がそれについて言及する場面がある。クレニック長官がジン・アーソを追うためシタデル・タワー最上部へ向かうターボリフトに乗り込もうとした時、ラムダは長官に連絡をとり、デス・スターが到着したため反乱軍艦隊はもう終わりだと発言する。[5] 映画では、クレニックがシタデル最上部で撃たれて倒れた後にデス・スターが現れる。[1]

登場エピソード

参考資料

脚注

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