- 「この惑星が産出するソリライドがなければ、アルティメイタムを動かすことすらできなくなるんだぞ」
- ―デネトリアス・ヴィディアン[出典]
ソリライド(Thorilide)は粒状にして衝撃吸収剤として使われた物質。スター・デストロイヤーがターボレーザー砲を発射した際、砲塔が動かないようにするために使用されていた。惑星ゴースとその衛星シンダには2,000年分のソリライドが眠っていると推定されていた。
歴史[]
惑星ゴースの工場で製錬されたソリライドは、さまざまな政府プロジェクトで大量に必要とされる稀少物質だった。クローン戦争中、銀河共和国は衛星シンダを自然保護区に指定していた。共和国の技術者はシンダにも大量のソリライドが埋蔵されていることに気付いていたが、ゴースでも入手できたため、それ以上の採掘は行われなかった。
皇帝シーヴ・パルパティーンが銀河帝国の建国を宣言したその日、ゴースのソリライドが掘りつくされたことが判明した。精錬所は一時的に操業を停止したが、すぐにシンダで採掘が始まった。シンダの鉱脈は極めて規模が大きく、構造が安定した柱状結晶がソリライドを守っていたため、バラディウム重硫酸塩等を使って発破をかけるしか採掘方法がなかった。ゴースには複数の鉱業企業が存在し、ソリライドや爆薬を運ぶ貨物船がひっきりなしにシンダとの間を移動するようになった。しかし鉱山労働者で火薬専門家のスケリーは、大規模な採掘活動がシンダそのものをバラバラにしてしまう危険性を訴えていた。
スター・デストロイヤーの砲台に不可欠なソリライドの産出量を上げるため、帝国はデネトリアス・ヴィディアン伯爵とレイ・スローネ艦長の<アルティメイタム>をゴース星系へ派遣した。ヴィディアンはノルマ達成のためにスケリーのアイデアを悪用し、シンダを破壊してソリライドを収集しようと企んだ。ヴィディアンの計画はゴース紛争の引き金となり、ヘラ・シンドゥーラ、ケイナン・ジャラス、スケリー、ザルーナ・マイダーといった反体制派の人びとがシンダの破壊を妨害した。
登場作品[]
- 新たなる夜明け (初登場)
- バトルフロント:トワイライト中隊 (言及のみ)
- スター・ウォーズ:ポー・ダメロン レジェンド・ロスト (言及のみ)