- 「タック・レノッドといえば銀河一悪名高い海賊だ。長年にわたり空をさすらって略奪を繰り返しては、あらゆる星系を恐れさせた。欲しいものがあれば、全て奪った。噂では、彼はアト・アティンの宝を探していたらしい。＜オニックス・シンダー＞という謎の船に乗って。だがあるとき……消えた。船員も。船も。すべて」
- ―ジョッド・ナ・ナウッド[出典]
タック・レノッド（Tak Rennod）は伝説的な海賊の船長。新共和国時代、銀河系で最も悪名高い海賊として知られた。レノッドは惑星ラニューパのスカル・リッジ山に隠れ家を持ち、各地で略奪を繰り返して人々から恐れられた。彼は最後の旧共和国造幣局がある惑星アト・アティンを探し求めたことで知られ、実際にこの星の宝まであと一歩まで迫っていた。アト・アクランを旅した際、レノッドはアト・アティンの座標を手に入れ、余計なことを知った他の船員を皆殺しにした。その後、レノッドはアト・アティンの宇宙船＜オニックス・シンダー＞で宝の星を目指した。しかし彼は旅の途中で一等航海士による反乱に遭い、最後は妾に刺されて命を落とした。
レノッドは死ぬ前に＜オニックス・シンダー＞の操縦システムをロックしており、船をアト・アティンに墜落させて裏切り者たちを道連れにした。以降、この船は地面に埋もれ、長らく忘れ去れ去られることとなった。しかしレノッドの伝説は海賊たちの歌となって後世に語り継がれた。新共和国時代の9 ABY頃、アト・アティン出身の子どもたち、ウィムとニール、ファーン、KBが＜シンダー＞を再発見した。広い銀河系で迷子になった子どもたちは、レノッドの部下だったドロイドSM-33や、海賊“シルヴォ”ことジョッド・ナ・ナウッドの助けを借り、故郷アト・アティンへ帰るためにレノッドの隠れ家に保管されているデータログを探すことになった。
登場作品[]
スケルトン・クルー – バリアを越えてはるか遠くへ （初言及） （間接的に言及）- スケルトン・クルー – アト・アティンは記憶にねえ （言及のみ）
- スケルトン・クルー – お前たちは海賊を分かってない （初登場） （ホログラムでの登場）
- スケルトン・クルー – また友達がいなくなる （言及のみ）
- スケルトン・クルー – あたしたち絶対怒られる （言及のみ）
参考資料[]
- "Zero Friends Again" Episode Guide | Star Wars: Skeleton Crew - StarWars.com (アーカイブ)
- Captain Tak Rennod - 公式データバンク
