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「タマラ、どうして裏切ったの? あなたをパイロットにしてあげた。目的も与えた。あなたが望むものを全て与えたというのに。彼があなたに何をくれたというの?」
「家族よ」
―エージェント・ティアニーとタマラ・リヴォーラ[出典]

タマラ・リヴォーラ(Tam Ryvora)、愛称“タム”(Tam)、識別番号DT-533惑星クワット出身の人間女性で、チーム・ファイアボール整備士ファースト・オーダーTIEファイター・パイロット。彼女はもともと父親の影響でレーサーを志し、やがて惑星キャスティロン補給ステーションコロッサス>に流れ着いた。しかし彼女はここでレースに敗れて借金を負い、ジャレク・イェーガー整備工場で整備士として働くことになった。リヴォーラはニーク・ヴォゾR1-J5“バケット”とともにチーム・ファイアボールの一員として働き、腕利きの整備士となったが、いつの日かイェーガーのレーシング・スターファイターファイアボール>に乗ってレーサーに返り咲きたいと願っていた。

34 ABYパイロットの“カズ”ことカズーダ・ジオノがチームに加入した。ジオノの正体はレジスタンススパイだったが、ジオノとイェーガーはそのことをリヴォーラに黙っていた。当初リヴォーラは突然現れたジオノが<ファイアボール>に乗り込んだことや、彼の不器用さにいら立ちを募らせていた。しかしジオノの技術が向上していくにつれ、リヴォーラの態度も軟化していき、やがて友人となった。その一方で、スパイ活動をひた隠しにするジオノとイェーガーの態度は、リヴォーラの心中に静かなわだかまりを生んでいた。<コロッサス>がファースト・オーダー占領下に入った際、リヴォーラは仲間たちと対立し、エージェントティアニーの誘いを受けてファースト・オーダー宇宙軍への加入を決意した。

リヴォーラはキャスティロンの戦いが発生した際に<コロッサス>を離れ、TIEパイロット候補生となった。彼女はパイロットとしての優れた技量を発揮したが、ファースト・オーダーの冷酷さに次第に幻滅していき、レジスタンスのメンバーであるヴェニーサ・ドーザとの出会いによってその考えに拍車がかかった。ダントゥインにおける戦いの後、リヴォーラは中隊長に昇格したが、エーオス・プライムへの爆撃を目撃したさいにファースト・オーダーからの離反を決意した。イェーガーとジオノは家族同然のリヴォーラを救うため、彼女の呼びかけに応じた。彼女たちはチーム・コロッサスの助けを借りてティアニーやコマンダーパイアリサージェント級スター・デストロイヤーサンダラー>を破壊し、ファースト・オーダーによる<コロッサス>追撃に終止符を打った。

登場作品[]

Tam Resistance

タム・リヴォーラ

参考資料[]

脚注[]