タンティス保管庫(Tantiss vault)、別名ネクロマンサー保管庫(Necromancer Vault)はタンティス山の深奥にあった保管および監禁施設。しばしば単に“保管庫”と呼ばれた。保管庫は惑星ウェイランドのタンティス基地を構成する建物のひとつであり、銀河帝国先端科学部門の研究対象を収容したカプセルを保管する区画と、ネクロマンサー計画の最重要被験者である子どもたちを閉じ込めるための区画があった。保管庫には厳重なセキュリティが施されており、入り口は光線シールドで幾重にも防衛され、インペリアル・ロイヤル・ガードによって警備されていた。
保管庫へのアクセスが許されていたのは、先端科学部門の中でもごく一握りの研究者だけだった。帝国時代初頭、ドクター・ナラ・セに代わってドクター・エメリー・カーが保管庫の責任者になった当時、ジャックスとサミ、イヴァの3名がこの施設に閉じ込められており、間もなく赤ん坊のベイルンとクローンの少女オメガが囚人に加わった。以前にもタンティス基地から脱出したことがあったオメガは、研究員たちの目を盗んで突破口を見つけ、他の子どもたちと共に逃亡を図った。
登場作品[]
- バッド・バッチ – 囚人 (初登場) (入り口のみ)
- バッド・バッチ – タンティスの影
- バッド・バッチ – 帰還 (言及のみ)
- バッド・バッチ – 迷い
- バッド・バッチ – ジャガーノート
- バッド・バッチ – 敵陣へ
- バッド・バッチ – 援軍の到着