惑星ウェイランドのタンティス基地には、帝国軍兵器技術者たちが勤務する司令センターがあった。この部屋の中央にはホロテーブルが配置され、壁には各種スクリーンと操作端末が取り付けられていた。[1]
帝国時代初頭の18 BBY頃、クローンのオメガとクロスヘアーが基地から脱出した際、ドクター・ロイス・ヘムロックとクローン・コマンドー・スコーチが司令センターから追跡チームの指揮を執った。当初、ヘムロックは逃亡者のロー級輸送シャトルを撃ち落とすようVウイング・スターファイター部隊に命じていたが、ドクター・エメリー・カーからの報告により、オメガの血液サンプルがネクロマンサー計画への適性を示したことが判明したため、彼女たちが逃げてしまうことを承知の上で攻撃中止を命じた。[1]
制作の舞台裏[]
この施設はTVシリーズ『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』シーズン3の第3話『タンティスの影』で初めて登場した。同作の音声解説ではこの部屋が通信センターと呼ばれている。[1] しかしシーズン3第1話『囚人』ではまた別の部屋が通信センターと呼ばれているため[2]、本稿では“司令”センターとして呼び分けている。