タンテル・アーマー(Tantel armor)は装甲服の一種で、ゴンダーの牙がついたマスクや甲冑からなる。[1]
歴史[]
10 BBY、トバイアス・ベケットはキーラやハン・ソロ、チューバッカ、ランド・カルリジアン、L3-37らとともに惑星ケッセルのスパイス鉱山に潜入した際に、タンテル・アーマーを身に着けた。パイク・シンジケートが管理している未精製コアクシウムの強奪を企てていた彼らは、“通商ルート割り当ておよび収益化連合”の代表に扮してカポ・クエイ・トルサイトと面会し、ベケットは“副提督付き行政次官補オクサナ・フローレン”ことキーラの護衛を演じた。[1]
0 ABY、反乱同盟が銀河帝国の兵器廠アルファを破壊するためジャバ・ザ・ハットの代表団に扮して衛星サイムーン1に潜入した際、ルーク・スカイウォーカーとレイア・オーガナはタンテル・アーマーに身を包み、ジャバの代理人ハン・ソロのボディガードを演じた。[3]
4 ABY、ランド・カルリジアンはカーボン凍結されたハン・ソロをジャバ・ザ・ハットから救出するため、タンテル・アーマーで正体を隠し、他の仲間に先駆けて宮殿に潜り込んだ。ランドは救出チームのチューバッカやレイア、ルークたちがジャバに捕まった際も変装を解かず、カークーンの大穴の上で繰り広げられた乱闘のさなかに正体を表した。[2]
制作の舞台裏[]
タンテル・アーマーは1983年公開のオリジナル・トリロジー第3作『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』で初めて登場した。[2] 2018年の映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の脚本家であるジョン・カスダンは、本作でトバイアス・ベケットが身につけたタンテル・アーマーが<ミレニアム・ファルコン>のクローゼットに仕舞われ、のちにランドが『ジェダイの帰還』で同じものを使った可能性を示唆している。[4]
登場作品[]
- Star Wars バトルフロント II (DLC)
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 小説版 (表記はタンテルのアーマー)
- スター・ウォーズ:スカイウォーカーの衝撃
- スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還
- スター・ウォーズ・アップライジング
- ラグブリアス・モートの話—The Legends of Luke Skywalker: The Manga
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 小説版
- ↑ 2.0 2.1 2.2 スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還
- ↑ 3.0 3.1 3.2 スター・ウォーズ:スカイウォーカーの衝撃
- ↑ @JonKasdan(ジョン・カスダン) - X (旧Twitter). “continued”