ターバ(Terba)はアグノート種族の男性で、惑星ヤルマにあるレクレム・ステーションで働かされていた銀河帝国の奴隷。彼はステーションからの逃亡を試みたが失敗し、ナラカの刑務所に収監され、ウィークウェイの海賊ホンドー・オナカーと同房になった。ヤヴィンの戦いの2年前、フェニックス戦隊のメンバーが2人を独房から救い出したが、ターバは自由になりたい一心で無謀にも刑務所の出口へ走っていき、AT-DPウォーカーに撃ち殺されてしまった。
経歴[]
- 「取り引きは無しだと? お前と組むんじゃなかったよ」
- ―ホンドー・オナカー[出典]
ターバは銀河帝国の時代を生きた男性のアグノートである。2 BBY、彼は奴隷労働者として帝国の廃品処理施設レクレム・ステーションで働かされていた。ガス惑星ヤルマの大気圏に浮かぶこの施設では、ターバやメルチを含む数名のアグノートが労働に従事し、銀河共和国のYウイング・スターファイターといった戦闘機の解体作業に従事した。ターバは自由を求めてレクレム・ステーションからの逃亡を試みたが失敗し、惑星ナラカにある帝国刑務所へ送られた。彼はそこでウィークウェイの海賊ホンドー・オナカーと親しくなり、自分がいた労働現場の話をした。
ニクサス・ハブ218で帝国に逮捕されたホンドーは、ターバから聞いた話が反乱者たちとの取り引き材料になると考え、友人のジェダイ・パダワン、エズラ・ブリッジャーに連絡を取った。ブリッジャーはフェニックス戦隊のメンバー数名を率いてオナカーとターバの救出に駆け付け、2人を独房6611から解放した。逃走中、ターバは自分に取り引きの分け前を2倍寄こすよう要求したが拒絶され、オナカーから“強欲な子豚”と罵られた。冷遇されて腹を立てたターバは他の者たちを置いて1人で逃げ出したが、刑務所のドアを出た次の瞬間、帝国のAT-DPウォーカーに撃たれて命を落とした。その後、脱獄に成功したオナカーはターバから聞いた情報を反乱者に伝えた。
ターバの死後、帝国のスローン大提督はフェニックス戦隊がオナカーを通じてレクレム・ステーションの情報を手に入れたのではないかと予測し、彼らの次の行動を予測した。また、反乱者と共にレクレム・ステーションに潜入したオナカーは、自分はターバの友人だと主張し、メルチたちアグノートの労働者たちを味方につけた。
人物[]
アグノート種族のターバは小柄なブタのような外見をしており、アグノート語で会話した。日和見主義者だったターバは、自由と分け前を求めてレクレム・ステーションの情報をホンドー・オナカーに教えた。2倍の分け前が欲しいという要求が拒否されると、ターバは仲間を捨てて1人で逃げようとしたが、帝国のAT-DPウォーカーの標的となって命を落とした。
登場作品[]
- スター・ウォーズ 反乱者たち/影の中へ (初登場)