ターフル(Tarfful)はウーキーの男性で、惑星キャッシークの戦士たちを率いた村長であり将軍。クローン戦争中、ターフルはもっとも信頼のおける部下たちとともに衛星ワスカーへ攻め入り、トランドーシャンの狩人に捕まった友人のチューバッカや、ジェダイ・パダワンのアソーカ・タノを救った。戦争の終盤、ターフル将軍は分離主義勢力から母星を守るためジェダイ・マスター・ヨーダやルミナーラ・アンドゥリと並んで戦った。
経歴[]
生い立ち[]
ウーキーの男性、ターフルはミッド・リムの惑星キャッシークに生まれ、銀河共和国時代の末期に沿岸都市カチーロの村長を務めていた。また、彼は将軍としてウーキーの戦士の指揮を執った。[1]
ワスカーの戦い[]
クローン戦争中の20 BBY、ターフルの友人のチューバッカがガーナック率いるトランドーシャンの狩猟ギルドによって捕らえられ、衛星ワスカーの島へ連れ去られた。トランドーシャンのハンターは密林の島に一般市民や若いジェダイを監禁し、無慈悲な殺戮ゲームの獲物にしていたのである。しかしパダワン・アソーカ・タノや訓練生ジンクス、オ=メアらと協力して最初の攻撃を生き延びたチューバッカは、墜落した奴隷運搬船の部品を使ってトランスミッターを作成する。チューバッカの遭難信号を受け取ったターフルは、賞金稼ぎのスギとセリパスを雇い、スギのSS-54アサルト・シップ<ヘイロー>でワスカーに急行した。[4]
ターフルと部下たちはユブリキアン浮遊要塞に乗り込み、トランドーシャンのハンターを次々と倒していった。ターフルも自ら戦いに参加し、ラミーやギラスとの決闘に勝利した。アソーカ・タノが首領のガーナックを倒して戦いを終わらせた後、ターフルたちの乗る<ヘイロー>は若きジェダイを惑星コルサントのジェダイ・テンプルへ届けた。船がテンプルのベイに着陸すると、ヨーダやメイス・ウィンドゥといったジェダイ最高評議会のメンバーが直々に生存者とウーキーの戦士を出迎えた。[4]
キャッシーク防衛戦[]
19 BBY、独立星系連合がキャッシークへ侵攻すると、ターフルは故郷を守るためグランド・マスター・ヨーダやルミナーラ・アンドゥリ将軍とともに侵略者と戦った。ウーキーは共和国グランド・アーミーのクローン・トルーパーと協力してカチーロ沿岸の防衛線を維持し、ターフルは樹上の司令センターでヨーダに付き従った。戦闘中、共和国の最高議長シーヴ・パルパティーンによってオーダー66が発令され、ヨーダは部下のクローン・コマンダー・グリーに命を狙われた。その後、独立星系連合のバトル・ドロイドが突如として機能を停止し、キャッシークの戦いに終止符が打たれたが、ターフルとチューバッカはクローン・トルーパーの標的となったヨーダの逃亡を手伝い、AT-RTウォーカーの捜索部隊から身を隠した。その日の夜、ヨーダはウーキーの友人に別れを告げて脱出ポッドに乗り込み、惑星キャッシークを去っていった。[3]
人物[]
ターフルは身長2.32メートルの巨体のウーキーで、全身を濃い茶色の毛皮に覆われていた。彼はチューバッカと親しく、ジェダイ・マスターのヨーダとも信頼関係を築いていた。[2] ターフルは頭の毛を7本の束にまとめていた。[5]
装備[]
ターフルは肩にアーマーを装着し、キャッシーク・ロング=ガンを携帯していた。彼の長大なライフルは完成までに2,000クレジットの費用がかかっていた。[5] また、彼は他にもボウキャスターやブラスター・ライフルを使うこともあり、オーヴェイアー・ジェット・カタマランを乗りこなした。[2]
制作の舞台裏[]
マイケル・キングマが映画『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』でターフルを演じた。
登場作品[]
参考資料[]
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック
- スター・ウォーズ ギャラクティック アトラス (ビジュアルのみ)
- スター・ウォーズ キャラクター事典 完全保存版
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック 増補改訂版
- スター・ウォーズ クローン・ウォーズ キャラクター事典
- Tarfful - エンサイクロペディア (バックアップ・リンク - Archive.org)
- Tarfful - 公式データバンク