ターラ・デュリス(Tala Durith)は銀河帝国の時代を生きた人間女性で、ヒドゥン・パスと呼ばれる地下組織のメンバーである。もともと帝国軍の大尉だったが、惑星ガレルで尋問官がフォース感応者の子どもを殺すのを目撃した際、帝国への信頼を失った。パスの一員となったデュリスは、表向きは帝国軍将校として振る舞いつつ、オーダー66を生き延びたジェダイやフォース感応者を救済する活動を支援した。9 BBY当時、彼女は採鉱惑星マプーゾの部隊に配属されていた。彼女はここでローダー・ドロイドのNED-Bと協力し、組織の隠れ家を通じて逃亡者を外部へ逃がしていた。
この年、デュリスはパスの連絡員であるハジャ・エストリーから報告を受け、ジェダイ・マスターのオビ=ワン・ケノービとプリンセス・レイア・オーガナの逃亡に力を貸すことになった。彼女はマプーゾに到着したケノービたちをストームトルーパーから救い、採掘村にあるパスの隠れ家へ運び込んだ。彼女は地下組織のネットワークを使って2人を逃がそうとしたが、その前にシス卿のダース・ヴェイダーがケノービを追ってマプーゾに現れた。デュリスとNED-Bは、ヴェイダーとの対決で負傷したケノービを救い出したが、オーガナは尋問官サード・シスターによって衛星ナーの要塞へ連れ去られてしまった。
ジャビームの隠れ家に避難した後、デュリスは帝国軍将校としてのIDを利用し、ケノービが尋問官の要塞からオーガナを救い出す手伝いをした。オーガナを解放した後、デュリスたちは駆け付けたサリー・スタークのT-47エアスピーダーに乗り込み、サード・シスターの追跡をなんとかしのいで脱出した。しかしオーガナのトイ・ドロイドL0-LA59には追跡装置が仕掛けられており、ジャビームにあるパスの隠れ家が帝国に知られてしまった。サード・シスター率いるストームトルーパー部隊がジャビームの拠点に攻め込んできた際、デュリスは退却する仲間たちを支援するためブラスター・ピストルで応戦した。しかしデュリスはNED-Bが倒れた直後に致命傷を負い、サーマル・デトネーターを使って自爆した。
登場作品[]
- オビ=ワン・ケノービ – パート2 (初言及) (間接的に言及)
- オビ=ワン・ケノービ – パート3 (初登場)
- オビ=ワン・ケノービ – パート4 (Durithとしての最初の言及)
- オビ=ワン・ケノービ – パート5
- オビ=ワン・ケノービ – パート6 (間接的に言及)