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ダイブリンス(Dybrinthe)はディープ・コア衛星ダイブリン12に起源を持つヒューマノイド知覚種族である。母星の有で高圧な環境に慣れていたダイブリンスは、ダイブリン12以外の場所では体を保護するため大きなヘルメット呼吸ギアを身につけなければならなかった。

生態と特徴[]

ダイブリンスは2歩行のヒューマノイド知覚種族であり、輝く肌と大きな、えらのような呼吸器系を備えていた。[1] また彼らの両手の指は5本だった。[2] 故郷であるダイブリン12以外の場所では、ダイブリンスは大きな呼吸用の装備を身につける必要があり[1]、この装置のホースを通して化学的に処理された空気を体内に取り込んでいた。[1]

社会と文化[]

Dybrinthe

ニーマ・アウトポストにて、2名のダイブリンス(一方はアスガー・ヒース)

故郷の衛星ダイブリン12において、ダイブリンスは氏族単位で生活を送り、各氏族はそれぞれの領土を持っていた。彼らは移動式精製都市と呼ばれる設備を使い、ダイブリン12の広大な地下洋からぶくぶくと溢れ出す燃料を集め、加工していた。ダイブリンスの氏族による他氏族への襲撃行為は減少し、過去のできごととなっていたが、試掘者が他氏族の倉庫の下にトンネルを掘り、燃料を自分たちの氏族へ流し込むといった略奪行為は続いていた。ダイブリンスの氏族はカースト制であり、エンジニアリング階級などのカーストが存在した。[1]

銀河系におけるダイブリンス[]

母星を離れるダイブリンスはごく少数であり、その多くは、氏族のエンジニアリング階級から引き抜かれた科学者だった。また衛星ダイブリン12は性が強く高圧であり、外部からの訪問者のほとんどは軌道宇宙ステーションから近づくことができないため、マスクを付けていないダイブリンスの素顔を見たことがある者はあまりいなかった。[1]

少数の例外のひとりであるダイブリンスのアスガー・ヒースは、故郷の外で賞金稼ぎとして活動した。[1] 34 ABY当時、ヒースは砂漠惑星ジャクーの入植地ニーマ・アウトポストに居住していた。[2] もっと気温の高い場所に慣れていたヒースは、ジャクーの訪問者の中でも、この惑星の環境が寒冷で快適だと感じる少数派だった。[1] またこの当時、ヒースのほかにもダイブリンスが少なくとも1人、ニーマに滞在していた。[3]

制作の舞台裏[]

ダイブリンスは2015年公開のシークエル・トリロジー第1作『スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒』で初登場を果たした。[3] 種族名は設定資料集『スター・ウォーズ/フォースの覚醒 ビジュアル・ディクショナリー』(パブロ・ヒダルゴ著)で判明した。映画に登場する2名のダイブリンスのうち、一方がアスガー・ヒースであることも同書で明らかにされたが、もう一方の名前は明らかになっていない。[2] ヒースを演じたのは、イギリスのアーティスト、メル・ピカップである。[4]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]