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「残念ですが、我が艦隊はもはや地上軍の力にはなれません。繰り返します、ただちにライロスに増援を」
―ジェダイ最高評議会に対し、ダオ提督[出典]

ダオ(Dao)は人間男性で、銀河共和国宇宙艦隊に仕えた提督である。クローン戦争の序盤、ダオ提督はヴェネター級スター・デストロイヤーからなる艦隊を率いてライロスの戦いに参加し、トワイレックの住民を守るため分離主義勢力の侵略艦隊と交戦した。惑星ライロス上空で戦うダオ提督と、地上で戦うジェダイ将軍アイマ=ガン・ダーイは、孤立無援の苛酷な消耗戦を強いられる。ダオはジェダイ最高評議会マスターヨーダメイス・ウィンドゥオビ=ワン・ケノービらに救援を要請したが、間もなく分離主義勢力のターボレーザー砲火で旗艦を破壊され、命を落とした。

経歴[]

「状況は最悪だ。物資の補給を大至急」
「状況は理解したが、こちらの方もその余裕はない。燃料も武器も底を尽きかけている」
「ジェダイ評議会に再度催促だ。手遅れにならないうちに、早く救援を送れと」
―アイマ=ガン・ダーイ将軍とダオ[出典]

ダオは人間男性で、クローン戦争期に共和国宇宙軍提督を務めていた。[2] 戦争序盤の22 BBY[1]テクノ・ユニオンエマーワット・タンバー監督者率いる分離主義勢力ドロイド軍が、トワイレック種族母星である[2] アウター・リム・テリトリー惑星[3] ライロス封鎖した。分離主義者の脅威からトワイレックの民衆を解放すべく、銀河共和国はダオ提督とジェダイ将軍アイマ=ガン・ダーイ率いる共和国軍機動部隊を惑星解放作戦に送り込んだ。ダオはライロスの軌道ヴェネター級スター・デストロイヤーの艦隊を率いて分離主義勢力宇宙軍と交戦し、ダーイ将軍指揮するグランド・アーミークローン・トルーパー大隊は地上でバトル・ドロイドと戦った。[2]

DaoAndDi

ダーイ将軍と通話するダオ

ダオ提督とダーイ将軍はどちらも厳しい消耗戦を強いられ、やがて食料、医薬品、武器弾薬が底を突いた。ダーイ将軍はトワイレック・レジスタンスの指導者チャム・シンドゥーラに急き立てられ、上空のダオ提督に補給物資の投下を求めた。ダオは宇宙部隊も地上と同じ窮状に置かれていると説明し、救援を送る余裕はないと答えた。その後、ダオはダーイ将軍の指示でコルサントジェダイ最高評議会に連絡を取り、ジェダイ・マスターヨーダメイス・ウィンドゥオビ=ワン・ケノービらにライロスの戦況を告げた。ダオはライロスに支援が届かなければ、アウター・リム・テリトリーの部隊が全滅することになるだろうと訴えた。ジェダイ・テンプルのマスターたちと通信中、分離主義勢力がダオの旗艦シールドを破り、クローン士官が緊急事態を警告した。その直後、敵のターボレーザー砲が無力なスター・デストロイヤーにとどめを刺し、ダオ提督を含む乗組員たちの命を奪った。[2]

人物[]

「このまま救援が来ないと、アウター・リムの守備隊は全滅です」
―ダオ提督[出典]

ダオ提督は人間の男性で、は茶は青、肌は白かった。ジェダイ・マスターのヨーダ、メイス・ウィンドゥ、オビ=ワン・ケノービとホログラムで通話した際、ダオ提督は必死になってライロスへの救援を求め、ライロスの敗北はアウター・リム全体の損失に繋がると主張した。[2]

制作の舞台裏[]

ダオ提督は2010年9月24日に放送されたTVシリーズ『スター・ウォーズ クローン・ウォーズシーズン3第3話『補給線をつなげ』に登場するキャラクターである。[2] 声優はシリーズでオビ=ワン・ケノービ役も担当しているジェームズ・アーノルド・テイラー[4] このキャラクターの名前は、2010年夏にカートゥーン ネットワークで公開されたシーズン3の宣伝動画で初めて言及された。シリーズの監督を務めるデイヴ・フィローニ監督は本動画で、ダオの名前は“到着時死亡”(Dead On Arrival)を略した D.O.A. の並び替えであり、初登場後すぐに死亡することに由来していると明かした。[5] ダオ提督のデザインは、『スター・ウォーズオリジナル・トリロジーに登場する帝国軍将校の俳優たちに似せて作られた。ダオのアニメーション・モデルはシーズン2ウルフ・ユラーレン提督のボディとマンダロリアン市民の頭部を組み合わせて作成され、髪型に独特な個性を加えられた。[4]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

他言語版
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