ダップ（Dapp）、通称“ハッピー”・ダップ（"Happy" Dapp）は人間の男性で、銀河内戦期にアノート宙域の惑星バーニン・コンで活動したギャングスター。カーガマリス・ストリート戦争に参加したことで知られた。ダップはトレード・スパイン・リーグと協力関係にあり、カーボン・スコア・カンティーナから犯罪活動を指揮した。アノート宙域が銀河帝国のユーブリック・アデルハード総督によって封鎖された頃、ダップは泥棒のライリーとその弟“スマグラー”を雇い、合成カイバー・クリスタルを運ぶ仕事を依頼した。しかし2人が仕事をしくじってクリスタルを失ったため、ダップは埋め合わせとして姉弟にさまざまな任務を請け負わせた。封鎖突破に失敗して墜落したトレード・スパイン・リーグの貨物船の積み荷を回収する仕事が終わった後、ダップはスマグラーをリーグの影の指導者であるショートポーに紹介した。[1]
ダップは帝国によって押収された積み荷を奪還するという“一世一代の計画”を考案し、スマグラーにその下準備を命じた。ダップの指示のもと、スマグラーは惑星ホスで帝国のアストロメク・ドロイドB9-DTを回収し、ダップの仇敵ボヘント・スプリンスを倒して、墜落したインペリアル・シャトルの修理・組み立てに力を貸した。その後、ダップはアノート宙域で活動する反乱同盟のエージェント、タム・バスティオンから衛星ナー・ハイパにある押収品保管施設の座標を聞き出した。ダップはまたしてもスマグラーを施設へ送り出したが、この若き密輸業者はそこで帝国が隠していたレイア・オーガナのメッセージを発見し、帝国がエンドアの戦いで大敗北を喫していたことを知ってしまった。コマンダー・ブラーはパージ・トルーパー部隊を率いてカーボン・スコア・カンティーナを襲撃し、その場にいた大勢の客を口封じのため虐殺した。このときダップもライリーをかばって命を落とした。[1]
制作の舞台裏[]
“ハッピー”・ダップは正史のモバイルゲーム『スター・ウォーズ・アップライジング』で初登場を果たした。声優はスティーヴ・ブラム。本作は Kabam によって Android および iOS プラットフォーム用に開発され、2015年にリリースされた。[1]
登場作品[]
- スター・ウォーズ・アップライジング （初登場）
参考資料[]
- アート・オブ・スター・ウォーズ・アップライジング