- 「なぜ勝てない戦をする?」
- ―ダホ・セジャン[出典]
ダホ・セジャン(Daho Sejan)はパウアンの男性で、銀河帝国の元老院で惑星ウータパウを代表した元老院議員。帝国時代、コルサント・アンダーワールドで強い影響力を持っていた。セジャンは皇帝シーヴ・パルパティーンに取り入るためなら手段を選ばず、シス卿ダース・ヴェイダーを出し抜くリスクすら冒した。しかしセジャンは9 BBYに独断でジェダイのカル・ケスティスを生け捕りにしようとして失敗した後、尋問官ナインス・シスターによって殺害された。
経歴[]
- 「私が帝国参加を望んだと? 私が妥協したことで人々には未来が約束された」
「ウータパウには行ったよ。皆お前を恨んでる」
「だが生きてはいる!」 - ―ダホ・セジャンとボード・アクーナ[出典]
帝国時代、パウアンのダホ・セジャンは銀河帝国の元老院で惑星ウータパウの代表議員を務めた。セジャンは内心では帝国への加盟を望んでいなかったが、本人いわく民のためを思って帝国に譲歩した。結果的に、彼は母星ウータパウで民衆から恨まれることになった。セジャン自身は惑星コルサントのアンダーワールドで強い影響力を持つに至り、皇帝シーヴ・パルパティーンに取り入るためならどんな手段でも行使した。セジャンが所有するサイナー社製ラムシディアン級ヨットの船内では、冷酷な“交渉”が行われているとの噂が絶えなかった。[1]
9 BBY、セジャンは皇帝に取り入るため、ジェダイの生存者カル・ケスティスを捕まえたと主張するコルサント保安部隊の警官たちとの裏取引に臨んだ。シス卿ダース・ヴェイダーや尋問団の裏をかくべく、セジャンはアンダーワールドのレベル2046全体に戒厳令を敷き、自身な忠実な兵士たちを引き連れてカルと対面した。しかしこの取引は、セジャンのヨットに保管されている軍事機密を強奪するためにソウ・ゲレラが計画した罠だった。カルはセジャンからライトセーバーを取り戻すと、彼の部下のストームトルーパーを倒し、BD-1に命じて電磁パルスでヨットを機能停止させた。ヨットはカルの仲間ギャブスによるハッキングを受けて孤立し、セジャンは中に閉じ込められた。[1]
その後、ボード・アクーナとともにヨットに乗り込んだカルは、セジャンにマインド・トリックをかけ、軍事機密を入手した。ボードはセジャンをゲレラと引き合わせると脅したが、カルは議員の処遇をまだ決めていなかった。しかしその直後、カルのクルーは尋問官ナインス・シスター率いる帝国軍の奇襲を受けた。セジャンは仲間が助けに来てくれたと考え、文句を言いながら前に進み出たが、次の瞬間シスターが投げたライトセーバーで胸を貫かれた。シスターはセジャンが裏切り者を匿っていたと糾弾し、息絶えた議員の胸からライトセーバーを引き抜いた。[1]
制作の舞台裏[]
ダホ・セジャンは2023年4月28日に発売された正史のTVゲーム『Star Wars ジェダイ:サバイバー』で初登場を果たした。声優はTJ・ラミニ。[1] セジャンの登場シーンは2022年5月27日に発表されたゲームのファースト・トレーラーで初公開された。[3]
登場作品[]
- Star Wars ジェダイ:サバイバー (初登場)
参考資料[]
- アート・オブ・Star Wars ジェダイ:サバイバー
脚注[]
- ↑ 1.00 1.01 1.02 1.03 1.04 1.05 1.06 1.07 1.08 1.09 1.10 1.11 Star Wars ジェダイ:サバイバー
- ↑ Star Wars Jedi: Survivor - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)によると『Star Wars ジェダイ:サバイバー』は前作『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』の5年後の物語である。『スター・ウォーズ タイムライン』によれば『フォールン・オーダー』の時系列は14 BBYであるため、『サバイバー』の時系列は9 BBYということになる。