ダントゥイン(Dantooine)は銀河系のアウター・リム・テリトリーに属す惑星である。森林が広がる緑の惑星で、マイトズ・アローと呼ばれるハイパースペース・ルート上に位置した。ダントゥインには反乱同盟の基地が置かれていたが、スカリフの戦い当時には放棄されていた。
歴史[]
クローン戦争[]
クローン戦争中、ジェダイ・マスターのメイス・ウィンドゥは銀河共和国の部隊を率いてダントゥインの戦いを指揮した。第二次ジオノーシスの戦いの後、パダワン・アソーカ・タノとバリス・オフィーはダントゥインで負傷したクローン・トルーパーに医薬品を届けるため、オード・セスタスの医療ステーションに向かった。
帝国時代[]
帝国時代の2 BBY、反乱者側へ亡命した帝国元老院議員モン・モスマは、ゴールド中隊やフェニックス・リーダー・ヘラ・シンドゥーラ率いるスペクターズ反乱分子の助けを借り、危険なアーキオン・パスを旅してダントゥインに到着した。各地の反乱分子をまとめ上げて“共和国再建のための同盟”を設立するため、モスマはダントゥインの軌道からホロネットに帝国への反抗を促すスピーチを発信した。それからしばらくして、スピーチに触発された反乱分子の艦隊がダントゥイン上空に集結した。
反乱同盟軍はダントゥインを一時的な拠点に使っていた。しかし、この基地はスカリフの戦いが発生した頃には既に放棄されており、同盟軍最高司令部は衛星ヤヴィン4のベース・ワンに移っていた。
0 BBY、デス・スターの囚人になったプリンセス・レイア・オーガナは、同盟軍基地の居場所を言わなければ故郷オルデランを破壊するとグランドモフ・ウィルハフ・ターキンに脅され、ダントゥインの名を口にした。しかし、ターキンはデス・スターのスーパーレーザーの実験台としてダントゥインは“遠すぎて効果的な見せしめにならない”と語り、レイアとの約束を破ってオルデランを破壊する。その後、カシオ・タッグら帝国軍の将兵が ダントゥインを調査し同盟軍基地を見つけるも既に放棄された後であるという報告を部下から受けたターキンは激怒し、レイアを即刻処刑するよう命じた。
帝国宇宙軍士官のセイン・カイレルはダントゥインへ派遣された基地偵察チームの一員だった。放棄された基地を調査したカイレルは、同盟軍が思っていた以上に洗練された高度な組織であることに驚いた。
登場作品[]
- クローン・ウォーズ – ブレイン・インベーダー (言及のみ)
- 反乱者たち – 極秘輸送
- ロスト・スターズ (初登場)
- ロスト・スターズ ウェブコミック版
- バトルフロント:トワイライト中隊 (言及のみ)
- エイジ・オブ・レベリオン グランドモフ・ターキン (言及のみ)
- スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 (初言及)
- 心変わり—ある視点から見た物語 (言及のみ)
- 引き金—ある視点から見た物語
- アフターマス:命の借り (間接的に言及)
参考資料[]
- スター・ウォーズ/フォースの覚醒 ビジュアル・ディクショナリー
- スター・ウォーズ/フォースの覚醒 ビギナー・ゲーム
- スター・ウォーズ ギャラクティック アトラス
- スター・ウォーズ ローグ・ワン アルティメット・ビジュアル・ガイド
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック 増補改訂版
- スター・ウォーズ コンプリート・ロケーションズ
- スター・ウォーズ:レベル・ファイルズ
- Star Wars THE GALACTIC EXPLORER’S GUIDE
- THE STAR WARS BOOK はるかなる銀河のサーガ 全記録
- Dantooine - 公式データバンク