ダース・モールのダブル=ブレード・ライトセーバー(Darth Maul's double-bladed lightsaber)はシスの暗黒卿ダース・モールがナブーの侵略やクローン戦争で使用した双刃のライトセーバーである。ナブーの戦いでオビ=ワン・ケノービに両断されたが、モールは残った片方の刃だけを使い続けた。
特徴[]
シス卿ダース・モールのライトセーバーは、2本の同じライトセーバーを連結して作られていた。[2]赤い刃を放出するこのダブル=ブレード・ライトセーバーは、古代ザブラクのザボカという武器をもとにデザインされていた。[4] この武器はふたつの内部コンポーネントを持っており、必要に応じて互いの機能をバックアップした。どちらの刃も変調制御を行うことができ、2本同時に起動することも、片方だけ起動することも可能だった。[2] 柄部分を両断されても、残った片方の刃だけ使い続けることができた。[1]
歴史[]
ナブーの戦い[]
ダブル=ブレード・ライトセーバーはもともと訓練用武器で、使い手にも危険が及ぶ諸刃の剣だったが、名人級の剣士だったシス卿ダース・モールはこのタイプの武器を自ら作成した。数年間に及ぶ厳しい訓練を受けていたモールは、ヤヴィンの戦いの32年前に発生したナブー危機でついにジェダイと戦うチャンスを得た。[2] モールは惑星タトゥイーンでジェダイ・マスター・クワイ=ガン・ジンと対決した際に片方だけの刃を起動して戦った。対決は引き分けに終わり、ジンはナブー・ロイヤル・スターシップに乗って逃げ去った。その後、モールはナブーの戦いでジンとその弟子であるオビ=ワン・ケノービを同時に相手にした。彼は刃を2本とも起動して戦い、ジンに致命傷を与えた。しかし、モールはケノービのライトセーバーで武器を両断され、機能が残っていた片方の刃だけで戦い続けることになった。[1] その後、モールはケノービに敗北したが辛うじて生き残り、サイボーグとして復活した。
その後[]
モールは片方だけが機能するライトセーバーを手放さず、クローン戦争でも同じ武器を使ってケノービと再戦した。また、彼はこの武器でかつての師匠であるダース・シディアスとも戦った。
登場作品[]
- スター・ウォーズ:ダース・モール
- エイジ・オブ・リパブリック ダース・モール
- スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス (初登場)
- Star Wars バトルフロント II
- エイジ・オブ・リパブリック オビ=ワン・ケノービ (回想シーン)
- スター・ウォーズ:オビ=ワン&アナキン (間接的に言及) (回想シーン)
- エイジ・オブ・リパブリック ドゥークー伯爵 (想像上に登場)
- クローン・ウォーズ – 復讐の狼煙
- クローン・ウォーズ – 復活のシス
- クローン・ウォーズ – 悪の同盟
- クローン・ウォーズ – 仕組まれた救世主
- クローン・ウォーズ – 歪みゆく惑星
- クローン・ウォーズ – 忘れがたき旧友
- クローン・ウォーズ – 幻影の弟子