『ダース・ヴェイダー 光と影』(原題:The Rise and Fall of Darth Vader)はライダー・ウィンダムによるスター・ウォーズ レジェンズのヤングアダルト小説である。原書は2007年10月1日に発売され、翻訳版は2008年2月26日にエフエックスから出版された。翻訳者は富永晶子。
本作はアナキン・スカイウォーカーが主人公で、時系列は『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』の直後に設定されているが、アナキンの回想という形でそれより過去の時代も描かれる。また本作では『スター・ウォーズ』映画6作に加え、未邦訳コミックを含むさまざまな作品の内容がまとめられている。
ウィンダムによる『オビ=ワン・ケノービの伝説』と『ルーク・スカイウォーカー伝』も本作と似たスタイルのヤングアダルト小説で、いずれも翻訳されている。
出版社による作品紹介
ヤヴィンの戦いから3年後、ガス巨星ベスピンのクラウド・シティで実子ルーク・スカイウォーカーと剣を交えたダース・ヴェイダーは瞑想チェンバーで、過去の自分の記憶と対峙していた。母シミと別れるまでのタトゥイーンでの生活。クワイ=ガン・ジンに見出され、オビ=ワン・ケノービの弟子としてジェダイの修行に明け暮れた日々。パドメとの愛と彼女の死。シス卿としてパルパティーンに仕え、ジェダイ粛清に加担した20年近い年月。そして、エンドアの軌道上で建設中の第2デス・スターにおける運命の日がやってきた!映画以外で描かれた出来事なども数多くの回想で綴る、アナキン・スカイウォーカーことダース・ヴェイダー自身の光と影を描く、待望のヤングアダルト小説。
発売までの経緯
2007年9月13日、編集者高貴準三のブログで本書の出版予定が初めて告知された。『ダース・ヴェイダー 光と影』という題名は同ブログで行われた読者による投票を参考に決定された。投票の際に提示された他の題名案は「ダース・ヴェイダー全史」、「ダース・ヴェイダー・クロニクル」、「ダース・ヴェイダー(の)伝説」、「ダース・ヴェイダーの光と影」、「ダース・ヴェイダー選ばれし者の生涯」。2008年1月26日付のブログ記事で最終決定されたタイトルが発表された。
ちなみに『ダース・ヴェイダー・クロニクル』はのちに別のリファレンス・ブックのタイトルに使用されている。
カバーアートは原書と同じドゥルー・ストゥルーザンのイラストがそのまま日本語版でも採用されている。編集者の高貴準三はカバーアートを決定する段階でイラストでなく写真を使うことも考えていた。ストゥルーザンの絵の二次使用料について高貴は、長野剛に描き下ろしてもらうよりは安いと説明している。
誤植、誤表記、誤訳など
登場人物・用語
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組織と称号 · 種族 · 乗物 · 技術と武器 · その他 |
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