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ダーラ・レオニス(Dhara Leonis)は人間女性で、帝国時代惑星ロザル帝国青少年アカデミーに入学した優秀な士官候補生。ダーラはアカデミー在学中に消息不明になり、帝国当局は彼女が学校から逃げ出したと発表した。ダーラの弟ザーレ・レオニスは帝国の公式見解を信用せず、姉の身に起きたことを突き止めるためアカデミーに潜入した。

大尋問官によってフォース感応能力を見出されたダーラは、「ハーヴェスター計画」という暗号名で知られる帝国の秘密プロジェクトに参加させられていた。ザーレは姉のいる惑星アケニス士官学校に入りこんだが、反逆行為を発見され、逮捕されてしまった。しかし、ザーレは両親や友人のベック・オレット、ガールフレンドのメレイ・スパンジャフ、“スペクターズ”と呼ばれる反乱者グループの助けを借りて脱出し、ダーラを救い出した。彼女たちは無事にアケニスを離れ、ガレルへ逃げ延びた。

経歴

生い立ち

ダーラ・レオニスは銀河帝国農務省で働く農科学者、レオテファ・レオニス夫妻の娘である。彼女には1歳離れたグラヴ=ボール・プレイヤーの弟、ザーレがいた。幼い頃、ダーラとザーレはレオニス家が所有するアンティ・ナグスという名のナニー・ドロイドに面倒を見られて育った。仕事の都合上、レオニス夫妻はさまざまな場所へ転勤しなければならず、ダーラとザーレは銀河系各地を旅しながら幼年期を過ごした。彼女とその家族はホスク・ステーションムアージャヴィアマーで生活していたことがあった。ダーラは弟と仲が良く、一緒に「ファインド・アンド・シーク」という遊びを楽しんだ。[1]

ロザルへ

Imperial Academy Lothal

ダーラが入学したロザルのアカデミー

5 BBY、銀河帝国の台頭から約14後、レオニス家は帝国による産業開発が進められているアウター・リムの惑星、ロザルへ移住した。家族はキャピタル・シティのアパートで新生活を開始したが、15歳になっていたダーラはロザルの帝国青少年アカデミーに入学することになった。まだ入学年齢に達していないザーレは応用科学ジュニア・アカデミーに通わなければならなかった。ダーラの入学を祝うため、レオニス夫妻はキャピタル・シティのアパートで別れの晩餐会を主宰した。サーコス事務次官補佐ピアース・ロダンス中尉アリンダ・プライス総督など、地元当局の著名人もこのパーティに出席した。[1]

晩餐会の途中、レオは参加者の前でスピーチを始め、帝国の発展を絶賛し、娘を帝国の従事者として差し出すと語った。また、ダーラは帝国アカデミーのクラスメートであるエイムス・バンクルをプライス総督に紹介した。別れの直前、ダーラは弟に話しかけ、彼がいないと寂しくなりそうだと打ち明けた。彼女はアカデミーのオリエンテーションが終わったら定期的に連絡を取って学校生活を報告すると約束した。プライス総督のスピーチが終わった後、ダーラは家族のもとを離れ帝国アカデミーへ向かった。[1]

1か月後、ザーレと両親はアカデミーの面会日にダーラを訪ねた。帝国国歌を歌い、カンバーレイン・アレスコ司令官のスピーチを聞いた後、ダーラは巨大な円形劇場内のテーブルで家族と再会した。彼女は弟と冗談を交わし、帝国軍将校の育成プログラムに選抜されたことを報告した。父レオは娘がストームトルーパーとして戦いに参加するチャンスを掴んだことに誇りをにじませたが、母テファは娘が戦場に送られるのではと心配した。[1]

面会中、レオニス一家はザーレがウエストヒルズの果樹園で経験した「不運な冒険」について話し合った。テファは農務省の役人がウエストヒルズの果樹園を採鉱地として再分類したのが問題だと説明したが、レオは妻に反論し、交易ルートから離れたロザルではジョーガン・フルーツを満足に生産できないため、ウエストヒルズの土地も果樹園にするより採鉱地にしたほうが有益なのだと主張した。この会話によって、帝国主義者であるダーラの父と、自由主義者である母や弟の間に緊張が募りつつあることが発覚した。ダーラは話題を移すため子守りドロイドのアンティ・ナグスについて尋ねた。するとザーレは、ナグスが「危険で下品な競技」であるグラヴ=ボールに不満を抱いている件を笑いながら報告した。[1]

冬休み

ダーラは冬休みにも家族のもとへ戻った。この頃、彼女の弟はロザルにおける帝国の政策に不信感を抱き始めていた。ザーレは帝国が農場や果樹園を採鉱地につくり変えていることに不満を持っていた。また、彼はグラヴ=ボールの監督で、エイリアン種族を忌み嫌う帝国主義者ジェイナス・フレックともうまくいっていなかった。テファも帝国の高圧的な政策に懸念を抱き始めていたが、レオは発展途上の惑星ではこの種の政策が必要なのだと考えていた。[1]

ダーラはザーレの15歳の誕生日パーティに出席するため家に帰った。15歳になり入学資格を手に入れたザーレは、帝国に不満を抱きながらも、青少年アカデミーの登録手続きを進めていた。ダーラは両親の前でザーレの優れた道徳観念を褒めつつ、かつて弟は甘いサンド・クッキーを盗んでアンティ・ナグス怒らせた前科者だと冗談を言った。さらに彼女は、弟が抵抗運動や反乱運動、帝国の敵対者の支援運動に関わったことなど一度もないと請け合った。彼女のおかげで、ザーレは両親の許しを得てアカデミーに願書を送ることができた。[1]

その後、ダーラとザーレは寝室に2人きりで会話を交わした。ザーレは姉の完璧なベッドメイクに気付き、厳格なアカデミー教育の賜物に違いないと考えた。ダーラに促され、ザーレは友人ベック・オレットの果樹園が帝国に破壊されたことや、フレック監督に対する不満を口にした。弟の失望を感じ取ったダーラは、もっと大きな視点に立って考えてみてはどうかと提案した。彼女は、帝国の採掘計画によってもたらされる富や発展と比べれば、果樹園の破壊など小さな損失だと説明した。また、彼女は帝国の役人が間違いを犯すこともあるが、だからといって帝国そのものが悪というわけではないと説明した。ダーラは帝国の敵対勢力に加わってはいけないと助言し、弟への愛を再度口にした。[1]

失踪

ロザルに春が来た頃、ダーラは青少年アカデミーで将校訓練の段階に達していた。彼女はキャピタル・シティにある帝国複合施設での研修プログラムに申し込んだ。その後、彼女はロザルのイーストヒルズ帝国軍の実習訓練に参加し、1週間以上に渡って家族との連絡を絶った。1週間後、アレスコ司令官はダーラが訓練から逃げ出したとレオニス家に報告した。ダーラが忠実かつ献身的な帝国市民だと信じていたレオニス家は、この報せにショックを受けた。帝国当局はダーラを見つけるため惑星全体にわたる警戒態勢を敷いたが、発見には至らなかった。[1]

帝国が嘘をついていると考えたザーレは、姉の失踪に関する真実を突き止めるため青少年アカデミーに潜入しようと考えた。母テファはザーレを密かに援助し、帝国主義者のレオには計画を黙っておくと約束した。ハッカーのガールフレンド、メレイ・スパンジャフの助けを借り、ザーレは姉が大尋問官の「ハーヴェスター計画」に無理やり参加させられていることを突き止めた。ハーヴェスター計画は粛清を生き延びたジェダイの残党を狩り出すため、フォース感応者を選抜して尋問官として育成する秘密プロジェクトだった。ハーヴェスター計画はアケニスの秘密施設で進められ、この惑星の帝国アカデミーもプロジェクトに加担していた。[3]

ザーレとメレイはこの情報をテファに伝えたが、帝国を信じ込んでいるレオには黙っておいた。ザーレは姉の救出を決意したが、テファは我が子を2人とも失うことを恐れた。忠実な候補生を演じ続けたザーレは、やがてアケニス・アカデミーに配置換えとなる。しかし、帝国はザーレを評価して配置換えを命じたわけではなかった。大尋問官はザーレとロザルの反乱組織の繋がりを疑っており、アケニスでその証拠を掴もうとしていたのである。[4]

救出

RescueofDharaLeonis

ダーラの救出に駆け付けたザーレ・レオニスと反乱者たち

ダーラは帝国が運営するアケニス・アカデミーのタワー、エリア・ナルの独房17に閉じ込められていた。彼女が家族と離ればなれになってから数か月が過ぎていた。ダーラは長期にわたる監禁生活によって誇大妄想気味になり、弟のザーレは大尋問官が作りだした幻だったのではないかと考え始めた。その頃、ザーレはアケニス・アカデミーに潜入して姉の救出を試みていた。彼は反逆行為を暴かれて処刑されることになったが、元クラスメートのベック・オレットやメレイ・スパンジャフ、ロザルの反乱者たちの助けを借りて脱出し、エリア・ナルに侵入した。[5]

当初、ダーラは弟を幻と思い込んだが、ザーレは自分が正真正銘の本物だと説得した。ザーレは、姉を苦しめた大尋問官も今や亡き者となり、両親が娘の帰還を待っていると語りかけた。ザーレは姉を連れて独房を出たが、ベックやメレイからストームトルーパーの接近を知らされた。制御室に逃げ込んだ後、ベックは友人を逃がすチャンスを作るため、サーマル・デトネーターで敵を道連れにして命を落とした。[5]

その直後、カイロン中尉と4名のストームトルーパーが予備エレベーターのドアから姿を現した。カイロンは反逆者たちに降伏を迫ったが、ザーレはダーラが帝国によって誘拐されていたことを説明し、自分の行動の正しさを証明しようとした。帝国が加担した不正行為の証拠を突きつけられたにも関わらず、カイロンは帝国への忠誠心を曲げなかった。するとダーラはフォースで大量の岩や鉱物を落下させ、カイロンとストームトルーパーを殺害した。ザーレは疲弊しきった姉をエレベーターに乗せ、屋上で反乱者たちの宇宙船ゴースト>と合流した。[5]

<ゴースト>がハイパースペースに突入した後、ザーレとメレイはダーラを寝台に寝かせた。ダーラは何も喋らず横になり、じっと上の寝台を見つめた。ザーレと2人きりになった後、ダーラは弟がメレイ、ベックたちと共に自分を救いにやってくる夢を見たと語り始めた。彼女はカイロン中尉やストームトルーパーと遭遇したことを思いだしたが、その次に起きたことを覚えていなかった。ザーレは姉がカイロンたちを殺したことを黙っておき、ゆっくり休むよう告げた。彼は姉に、目が覚める頃には両親が彼女を待っているだろうと約束した。ガレルに到着した後、ダーラは両親に抱きしめられた。[5]

個性と特徴

ダーラ・レオニスは美しく知的な女性で、ロザルの帝国アカデミーで優れた成績を残していた。彼女はリーダシップを認められてアカデミーの将校育成プログラムに参加することになった。帝国のもとで育ったダーラは、帝国が永久に銀河系を支配するものと思い込んでいた。ダーラは帝国が民衆の利益を重視して行動するはずだと信じていたが、帝国でも過ちを犯すことはあり得ると考えていた。ダーラはザーレよりも優秀だったが、姉弟仲は良好で、互いを気遣っていた。[1]

力と能力

フォース感応力を備えていたダーラ・レオニスは、他者の存在を感じ取ったり、思考を読むことができた。彼女はフォース能力のお陰で他の士官候補生よりも良い成績を収めたが、そのせいでアカデミー当局の注意を引き、大尋問官の目に留まることになった。[3] アケニス・アカデミーから脱出した際、彼女はフォースの訓練を受けていなかったにも関わらず、テレキネシスを使って大量の岩や鉱物を敵の頭上に落とすことに成功した。また、彼女はフォースのヴィジョンを経験したことがあった。[5]

制作の舞台裏

ダーラ・レオニスはジェイソン・フライによるジュニアノベル・シリーズ『帝国の奉仕者』に登場するキャラクターである。本シリーズはTVアニメ『スター・ウォーズ 反乱者たち』のエピソード『候補生エズラ』とタイアップしており、アニメでもダーラの名前が言及されている。

登場エピソード

参考資料

脚注

他言語版
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