Wookieepedia
Advertisement

「フォースは我と共にあり 我はフォースと共にある」
―チアルート・イムウェ[出典]

チアルート・イムウェ(Chirrut Îmwe)は衛星ジェダ出身の人間男性で、フォースを信奉するウィルズの守護者である。故郷を銀河帝国超兵器デス・スター破壊された後、反乱同盟軍の“ローグ・ワン分隊に加わり、デス・スター設計図をめぐる戦いで活躍した。イムウェは盲目だったが、厳しい心身の鍛錬によって磨き上げた技術と、友人ベイズ・マルバスの助けにより、大勢のストームトルーパーを相手にしても引けを取らない目覚ましい戦いぶりを見せた。

チアルートは53 BBYに生まれ、ジェダの聖都にある“ウィルズの寺院”の守護者となった。ザマ=シウォと呼ばれるジェダの武術を身に着けていたチアルートは、ウィルズの守護者の伝統兵器であるライトボウや、道を歩く時の案内役にもなるスタッフを使って敵と戦った。帝国時代、ジェダは帝国によって占拠され、スーパーレーザーの建造に必要なカイバー・クリスタルの運び出し作業が始まった。ウィルズの寺院も帝国によって破壊され、チアルートやベイズは守護者としての役割を失ってしまう。1 BBYソウ・ゲレラパルチザンが聖都で反乱運動を繰り広げる中、チアルートとベイズは反乱同盟軍のキャシアン・アンドージン・アーソ、帝国から逃亡してきたパイロットボーディー・ルックたちと行動を共にすることになった。幸運にもジェダの破壊を生き延びた後、チアルートたちはジンの父親ゲイレン・アーソが遺したメッセージに従い、デス・スター設計図の奪取を目的とした作戦に参加することになる。

反乱同盟の政府が戦いに尻込みする中、少数の志願兵によって構成されたローグ・ワン分隊は帝国安全管理施設がある惑星スカリフに潜入した。ジン、キャシアン、K-2SOが設計図を求めてシタデル・タワーに潜入するあいだ、チアルートと残りのメンバーは施設周辺の沿岸部で陽動作戦を展開する。戦闘中、同盟宇宙軍がスカリフに駆け付けてローグ・ワンを援護したが、設計図のデータを送信するにはシールド・ゲートを破る必要があり、そのことを上空の仲間に伝えるには通信回線のマスター・スイッチをオンにしなければならなかった。多くの味方が命を落とした後、チアルートはフォースに身を託して戦場の中をゆっくりと歩き進み、スイッチの基盤に辿り着く。回線を開いた後、チアルートは爆発に巻き込まれて致命傷を負い、ベイズに見守られながら息を引き取った。間もなくローグ・ワンは全滅したが、設計図は無事に艦隊へ送信され、デス・スター破壊の希望は反乱軍に託された。

制作の舞台裏[]

チアルート・イムウェは2016年公開のスター・ウォーズ アンソロジー・シリーズ映画第1弾『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場するキャラクターである。俳優はドニー・イェン

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

関連項目[]

Advertisement