『チャプター6:囚人』(原題:Chapter 6: The Prisoner)はTVシリーズ『マンダロリアン』シーズン1の第6話である。2019年12月13日に動画配信サービス Disney+ で配信開始。日本では、2020年1月31日にディズニーデラックスで配信開始した。
公式による作品紹介[]
昔の仕事仲間ランの依頼を受け、商売敵に捕まったというランの仲間の救出に向かうマンダロリアン。ところが、ランが集めたチームと共に向かった先に姿を現したのは、新共和国軍の監獄船だった。軍の兵士による警備を強行突破し、マンダロリアンたちは監獄船に侵入。囚われていたランの仲間クインの救出に成功するが…。[3]
トリビア[]
- 『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』でアナキン・スカイウォーカーの声優を務めたマット・ランターが新共和国の士官ダヴィン役でカメオ出演している。[4]
- 『マンダロリアン』のエピソード監督であるデボラ・チョウ、リック・ファミュイワ、デイヴ・フィローニの3人が本作の終盤で新共和国のXウイング・パイロットとしてカメオ出演している。[4]
- 監獄船に現れたマウス・ドロイドは「ザ・スター・ウォーズ・ショー」でおなじみのCH-33Z(チーズ)である。[4]
- マンダロリアンがかつての傭兵仲間と再会する宇宙ステーションは、汗だくの労働者たちが油や火花まみれのガレージでバイクやホットロッドを切断・組立する現実世界の自動車解体工場を反映したデザインとなっており、スター・ウォーズ シリーズの定番である反乱軍のその場しのぎの格納庫や、帝国の整然とした格納庫とは対照的である。コンセプト・スーパーバイザーのライアン・チャーチは、宇宙ステーションの外観を『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』のクラウド・シティを意識しつつ、より粗雑なデザインに仕上げた。またチャーチは宇宙空間への開口部を帝国やファースト・オーダーの格納庫のような四角形ではなく、あえて台形型のデザインにした。[4]
- コンセプト・アーティストのブライアン・マティアスは、新共和国の囚人クインをデザインするにあたり、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』に登場した不気味でくたびれたトワイレックの執事長ビブ・フォーチュナと対照的にするため、健康的でタフなトワイレックとして描き出した。ただしこの種族の男性の特徴である額のふたつの瘤は残されている。[4]
- コンセプト・アーティストのクリスチャン・アルズマンは『マンダロリアン』がハリウッド映画やマカロニ・ウエスタンから影響を受けていることを踏まえ、駅馬車や蒸気機関車強盗を想起させるようなデザインを新共和国監獄船に取り入れた。船の外装は、列車のように箱形が連なった形状になっており、船首に至ってはカウキャッチャーを模したデザインになっている。また船内の独房の丸い扉も、旧西部の銀行の金庫室をイメージしている。[4]
登場人物・用語[]
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人物 |
動物
ドロイドの機種
出来事
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地名
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組織と称号
種族
乗物
技術と武器
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その他
脚注[]
- ↑ @disneydeluxejp(ディズニーデラックス) - X (旧Twitter). “#マンダロリアン最新エピソード 明日1月31日配信開始 シーズン1も残すところあと3話⚡ チャプター6「囚人」の監督は、#ザ・チャイルド の能力が初めて描かれた第2話も担当したリック・ファミュイワ。”
- ↑ 『スター・ウォーズ タイムライン』によればTVシリーズ『マンダロリアン』シーズン1とシーズン2の時系列は9 ABYである。
- ↑ マンダロリアン - ディズニーデラックス公式
- ↑ 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 4.5 "Chapter 6: The Prisoner" Episode Guide - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)