- 「ドロイドに文句でもあんのか、人間さん?」
- ―テイ=オー[出典]
テイ=オー(TAY-0)は帝国時代初頭に活動した男性プログラムのドロイド・レーサー。広範囲にわたる改造が施された12シリーズ・スピーダー・リパルサークラフトを乗りこなし、砂漠の惑星セロロニスの街サファ・トーマで開催されるライオット・レースに参加した。トランドーシャンの情報ブローカー、シダリン・“シド”・スケールバックはテイ=オーのサポーターだった。一方、サファ・トーマ・クラシックのチャンピオンであるジェット・ヴェニムはドウーティンの犯罪者グリニ・ミルレギの後押しを受けており、シドとミルレギはテイ=オーとヴェニムの勝敗を巡って賭けに臨んだ。[1]
テイ=オーのレースを見るため、シドはクローン・フォース99のメンバーであるテク、レッカー、オメガらを用心棒にしてサファ・トーマ・スピードウェイにやってきた。しかし賭けが行われた最初のレースで、テイ=オーはヴェニムと“鋼の爪”ケインの連係プレーによりマシンを破壊され、自身もバラバラになって敗北してしまった。テイ=オーはテクによって再び組み立てられ、次のレースに出場してシドの負け分を取り戻すことになった。しかしレースの戦略を巡ってテクと言い争っていた時、ボスコ・ブリックスのスピーダーがピットに飛び込む事故を起こし、テイ=オーは再び破壊されて今度こそパワーダウンしてしまった。その後、テクがテイ=オーの代わりにレースに出場し、独自の戦略で優勝を果たした。[1]
制作の舞台裏[]
テイ=オーはTVアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』のために制作されたキャラクターである。2023年1月18日に動画配信サービス Disney+ で配信されたシーズン2第4話『ライオット・レース』で初登場を果たした。声優はベン・シュワルツ。日本語字幕の表記はテイ・オー。[1]