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「ゆっくりと動けばその分、先のことがはっきりと見えるものじゃよ」
―テラ・シヌーベ[出典]

テラ・シヌーベ(Tera Sinube)は男性コジアンで、銀河共和国末期にジェダイ・オーダーに仕えたジェダイ・マスターである。惑星コジアに生まれたシヌーベは、ジェダイの調査員として惑星コルサントの裏社会であるアンダーワールドで長年任務につき、この分野のエキスパートとなった。クローン戦争当時、老齢に達していたシヌーベは実地任務からは遠ざかっていた。21 BBY、マスター・シヌーベはスリライトセーバーを奪われてしまったトグルータジェダイパダワンアソーカ・タノから犯人探しへの助力を求められる。彼は若きジェダイと一緒にスラム地区へ足を運び、パトローリアンのスリ師バンナムを捕まえ、ライトセーバーの売却相手であるナック・ムーヴァースの居場所を聞き出した。しかし、2人がアパートに到着した時ムーヴァースは既に息絶えており、タノは犯人と思われるキャシー・クライアーを追って部屋から飛び出した。シヌーベはアパートに残り、事件を目撃したというアイオニ・マーシーから事情を聞いた。

シヌーベはマーシーにこっそり追跡装置を取り付け、ムーヴァースの不可解な死について尋問した。クライアーとグルであることが暴かれたマーシーは窓から飛び出してエアスピーダーに乗り込み、コルサントのスカイレーンで相棒と合流する。シヌーベはポリス・ドロイドから借りたスピーダー・バイクでタノを拾い、発信機を頼りにトレイン・ステーションを目指した。シヌーベとタノはポリス・ドロイドと協力して泥棒のコンビを取り囲むも、クライアーはマグレヴ列車に逃げ込み、タノもその後を追った。クライアーは船内でトワイレックの市民を人質に取ったが、シヌーベは次の駅で待ち伏せして意表をつき、自身のケイン・ライトセーバーで素早く彼女を武装解除した。ライトセーバーを取り戻したタノはシヌーベに感謝し、老マスターの穏やかだが的確な行動ぶりを賞賛する。

19 BBYジェダイ・ナイトアナキン・スカイウォーカーダークサイドに堕ちたパダワン・バリス・オフィージェダイ・テンプルでライトセーバーを交えたとき、シヌーベは中庭で若いジェダイ・イニシエイトたちにライトセーバーの稽古をつけていた。シヌーベはすぐに訓練生を安全な場所へ下がらせ、ケイン・ライトセーバーを引き抜いたが、オフィーはスカイウォーカーとジェダイ・テンプル・ガードによって取り押さえられ、子供たちに危害が及ぶことはなかった。やがてシヌーベは命を落とし、その死体は衛星ナーにある尋問官の要塞に保存された。

制作の舞台裏[]

2022年6月8日Disney+ で公開されたTVシリーズ『オビ=ワン・ケノービ』のパート4にて、尋問官の要塞に保存されたコジアン種族のジェダイの死体が登場した。劇中ではこの死体についてそれ以上の情報は語られず、テラ・シヌーベであることは確定的ではなかったが[2]、同年6月14日スター・ウォーズの公式 Twitter アカウントが“亡きジェダイ・マスターへの追悼”としてテラ・シヌーベに関する投稿を行い[7]、さらにファンからの質問に答える形で、件の人物がテラ・シヌーベであることを認めた。[8]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

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