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テリック・フォー・ステーションの任務(Mission to the Tellik Four Station)は0 ABY銀河帝国インフェルノ分隊が行った情報回収任務である。任務の目的は、パルチザンの離反者であるボック・ナーグテリック・フォー・ステーションから安全に回収し、パルチザンの残党“ドリーマーズ”に関する情報を得ることだった。

背景[]

パルチザンの指導者であるソウ・ゲレラんだ後、彼の仲間だったサラスタンボック・ナーグは組織からの離反を決意した。ナーグは銀河帝国に接触し、パルチザンの残党である“ドリーマーズ”がどこから帝国の内部情報を得ているか教えると主張した。帝国保安局ギャリック・ヴェルシオ提督はナーグの身柄を確保するため帝国軍特殊部隊インフェルノ分隊を待ち合わせ場所のテリック・フォー・ステーションに送ることに決めた。主に帝国内部の人間に対する情報回収任務を行ってきたインフェルノ分隊にとって、反乱者と直接渡り合う任務はこれが初めてだった。[1]

任務[]

インフェルノ分隊はレイダーII級コルベットコルウス>でテリック・フォー・ステーションへ旅し、ベイ47に駐機した。デル・ミーコセイン・マラナ隊員は船内で待機し、密輸業者パイロットに扮したギデオン・ハスク隊員がミーコのID10シーカー・ドロイドとともにナーグとの合流場所であるクラブ・シンギュラリティへ向かった。アイデン・ヴェルシオ隊長はストームトルーパー・アーマーを身に着け、宇宙ステーションに配備されている兵士を装いながら、いつでもハスクを支援できるようシンギュラリティ周辺を警戒した。ハスクがベスピン・ブリーズを注文してターゲットを待っていると、ナーグは1人で現れるという約束だったにも関わらず、総勢5名の男女(ミリアラン2名、パントラン2名、トグルータ1名)の同伴者を伴って店に現れた。[1]

5人の同伴者たちは魅力的な衣類に身を包み、がっしりとした宝飾品を身に着けていた。彼らはの外見はまるでシンギュラリティの常連客のようであったが、<コルウス>で情報を分析していたミーコは、彼らの宝飾品が爆弾であることを突き止めた。インフェルノ分隊は、この5人がテロを企てているパルチザンのメンバーであると断定したが、ナーグとの取り引きが罠であるかどうかを見極めることができなかった。そんな中、ナーグはパントランの女性シャリマと一緒にハスクに近づくと、彼女もパルチザンからの離脱を希望していると伝えた。シャリマはブレスレットデータチップを仕込んでおり、2人一緒に離脱できなければ帝国に情報は提供しないと主張した。[1]

マラナは任務の中止をアイデンに提言しつつ、パルチザンたちの会話を盗聴し、彼らがハスクを帝国軍人と見抜いたことに気づいた。アイデンはハスクにすぐに店を離れるよう命じたが、ハスクはボックやシャリマとの交渉を続け、先にデータチップを渡すよう要求した。そうこうしているあいだにパルチザンのメンバーたちがテーブルに近づき、場の緊張が限界に達した。ボックを生きて帰ることを諦めたハスクが合図を出すと、ミーコがID10シーカー・ドロイドを遠隔操作してシャリマのデータチップを奪い取り、爆弾つきの装飾品のワイヤーを切断した。ハスクはこぼれ落ちた小型爆弾が床に落ちる前にキャッチすると、ドロイドと一緒に店の外へ飛び出し、小型爆弾を店内に投げ戻した。ナーグらパルチザンは爆発で命を落とし、ハスクはアイデンと一緒に<コルウス>へ引き返した。[1]

その後[]

アイデンは任務が失敗に終わったことにショックを受け、上官に対して何度も任務中断を提言したマラナや、命令に従わなかったハスク、ハスクの行動を手助けしたミーコを叱責した。しかしID10ドロイドが無事にデータチップを回収していたことがわかると、アイデンも落ち着きを取り戻した。最終的にアイデンは、マラナの提言は結果的に正しく、ハスクの行動によってパルチザン5名を始末することができたうえ、ミーコのおかげで最低限の情報を確保することができたと認めた。[1]

アイデンの予想に反し、ヴェルシオ提督もテリック・フォー・ステーションにおける任務の成果を全面的にとは言わないまでも評価した。データチップから得た情報により、ドリーマーズが帝国の機密情報をどこからか入手していることが確定し、さらにステイヴンという名の男がリーダーであること、主要なドリーマーズ支持者の名前、そして彼らの次のターゲットが判明した。ヴェルシオ提督はこれらの情報を踏まえ、インフェルノ分隊にドリーマーズへの潜入任務を与えた。[1]

登場作品[]

脚注[]

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