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「リー=チャー王陛下、つまるところ質問は一つ…この質問へのご回答は惑星の指導者たる陛下にしかできません。モン・カラは偉大なる銀河帝国の一員にとどまるか否か?」
―テルヴァー[出典]

テルヴァー(Telvar)は人間男性で、銀河帝国外交官である。18 BBY皇帝シーヴ・パルパティーンの統治が始まって間もない頃、テルヴァーは帝国の大使としてアウター・リム・テリトリー惑星モン・カラへ派遣された。テルヴァーはダック・シティ宮殿モン・カラマリリー=チャーと会談し、モン・カラ王国が帝国に留まるか否かを迫った。リー=チャーが帝国から突きつけられた条件への不満を述べたため交渉は失敗し、テルヴァーは惑星軌道で待機しているインペリアルI級スター・デストロイヤーソヴリン>に戻ることにした。しかしテルヴァーの乗るラムダ級T-4aシャトルダック・シティから離陸して間もなく爆破され、大使を含む全ての乗員が命を落とした。

テルヴァーが暗殺された後、帝国軍モン・カラの占領に乗り出し、ダック・シティでも戦闘が発生した。モフウィルハフ・ターキンインペリアル級スター・デストロイヤーから軌道爆撃を開始した際、リー=チャーは自身の顧問を務めるジェダイパダワンフェレン・バーがテルヴァー暗殺の首謀者だったことを知った。バーは反乱運動を銀河系全域に広めるため、モン・カラが帝国に侵略されるよう仕向けたのである。リー=チャーはターキンに降伏の意思を伝えたが聞き入れられず、数十億にも及ぶモン・カラの住民がこの攻撃の犠牲となった。また、バーは間もなくロイヤル・コマンド・バンカーにおける対決ダース・ヴェイダーに倒された。

経歴

帝国の使者

「ではお暇させていただきます、陛下。近い将来再びこの件でお話できることを楽しみにしております。繰り返しますが我々は味方同士。常にそうありたいと願っております」
―テルヴァー[出典]
Telvars negotiations

リー=チャー王との会談

人間男性、テルヴァーは帝国時代の最初期に、銀河帝国大使を務めていた。18 BBY、テルヴァーはアウター・リム・テリトリー惑星モン・カラへ派遣され、モン・カラ王国を帝国に留めるための交渉を行うことになった。テルヴァーは知らなかったが、モン・カラの王リー=チャーには、オーダー66を生き延びたジェダイパダワンフェレン・バーという秘密の顧問がおり、帝国から離脱するようそそのかされていた。テルヴァーは海上都市ダック・シティ宮殿でリー=チャーと会談し、帝国からの通商上の条件を突きつけたうえで、モン・カラが帝国に留まるか否かを迫った。リー=チャーは帝国がモン・カラの資源を不当に安く手に入れようとしていると指摘し、搾取を許すわけにはいかないと非難した。テルヴァーは条件を飲めばモン・カラは帝国の庇護を受けられると主張したが、リー=チャーは銀河系は現在平和なのになぜ守ってもらう必要があるのかと反論した。[1]

テルヴァーはリー=チャー王の懸念を自分の上官に伝えておくと告げ、帝国が要求しているケルパイト・ストランド・ビーム資源についても、間の上限量を検討することは可能かもしれないと語った。またテルヴァーは、帝国とモン・カラはあくまで仲間だと念を押し、一方的に帝国の恩恵に預かることはできないと告げた。するとモン・カラマリラダスは帝国の戦艦が惑星軌道に待機していることを指摘して反駁し、リー=チャー王の制止を受けた。テルヴァーはここで交渉を切り上げ、近い将来再び話し合いが再開できることを期待していると告げ、宮殿を後にした。彼は軌道のインペリアルI級スター・デストロイヤーソヴリン>に乗り込んでいるモフウィルハフ・ターキン総督に「交渉に成果なし、だが続行する」とのメッセージを送り、ハンガー・ベイへ向かった。[1]

暗殺

「総督、テルヴァー大使のシャトルが離陸後すぐに爆発したことをセンサーが検知しました。完全に破壊され、生存者はいない模様です」
ウィルハフ・ターキンに報告を行う帝国軍将校[出典]
Dark Lord 13 Telvar death

爆破されたテルヴァーのシャトル

リー=チャーとラダスが宮殿から見守る中、テルヴァーはハンガーにある自身のラムダ級T-4aシャトルへ戻っていった。ラダスは去っていく大使を“尊大な乾燥肌の馬鹿者”と罵り、主導権を握っていると勘違いしている帝国に目にものを見せてやるため、すぐにでも離脱するべきだと王に進言した。帝国はモン・カラを搾取の対象としか見ていないと語るラダスに、リー=チャーは本件はモン・カラだけに収まる問題ではないと告げ、離脱はまだ早いと諌めた。テルヴァーがシャトルのタラップをまさに昇ろうとしていたとき、ラダスたちはダック・シティの上空にゼータ級シャトルが姿を現したことに気づいた。このシャトル、<インファーナム>は近くのプラットフォームに着陸し、パージ・トルーパーを引き連れた尋問官シス卿ダース・ヴェイダーが船から降りてきた。リー=チャー王に使える警備主任ギアル・アクバーがヴェイダーに来訪の意図を尋ねていた時、離陸したばかりのテルヴァーのシャトルが爆発し、残骸は海に落下した。アクバーは、モン・カラに帝国への敵対者などいないと訴えてヴェイダーらの入国を拒否しようとしていたが、大使の船が爆破されたため、その根拠がなくなってしまった。[1]

その後

「我々は大使の死には全く関与していない。彼とは誠実に交渉を行っていただけだ。これは約束する。彼が死んでも我々には何の益もないのだ!」
―ウィルハフ・ターキンに対し、リー=チャー王[出典]
DV 14 Battle of Dac City

テルヴァー大使の暗殺をきっかけに始まったダック・シティの戦い

<ソヴリン>のウィルハフ・ターキンは、テルヴァーを乗せたシャトルの爆発をセンサーが感知したと報告を受けた。ターキンは、爆発の原因は攻撃もしくは破壊工作、故障のいずれかと部下に尋ねたが、その時点ではまだ明らかではなかった。ターキンはモン・カラ王国が愚かにも帝国との戦争を選んだのだと判断し、ラントゥ少佐着陸船の準備、ジョードー中佐バーゴン大佐にそれぞれ作戦を開始するよう伝達した。[1]

まもなくダック・シティの戦いの火蓋が切って落とされ、帝国軍がモン・カラの海上都市に展開された。地上には全地形対応装甲トランスポート全地形対応防衛ポッドが降ろされた他、低空強襲トランスポート/貨物用によって帝国軍兵員輸送機も運搬され、上空からはTIEファイターによる銃撃が行われた。ヴェイダーと尋問官、パージ・トルーパーはあっという間にプラットフォームを制圧し、リー=チャー王に仕えるジェダイの顧問の居場所を聞き出すため、宮殿へ向かった。[1]

戦いの最中、リー=チャーは軌道上にいるターキンに連絡を取り、この正当性のない攻撃を終わらせて、帝国軍をモン・カラから引き上げるよう求めた。しかしターキンは帝国の大使がリー=チャーの保護下で死亡したことを指摘し、国王の仕業か、あるいは国王が民衆を掌握できていないかのどちらかであると断定した。リー=チャーはテルヴァーの暗殺にモン・カラは一切関与していないと反論し、大使が死んでもモン・カラには何の益もないと主張した。ターキンは、もし王の主張に偽りがないなら、抵抗をやめて帝国による“調査”を受け入れるよう勧告したが、リー=チャーは“侵略”を許すわけにはいかないと語り、両者の主張は平行線をたどった。[1]

リー=チャーはロイヤル・コマンド・バンカーへ避難したが、最終的にここもダース・ヴェイダーによって制圧されてしまった。リー=チャーがヴェイダーに確保されたことを知ったターキンは、インペリアル級スター・デストロイヤーからモン・カラの水中都市に対して無慈悲な軌道爆撃を開始した。爆撃のさなか、フェレン・バーがバンカーに駆けつけ、シスの暗黒卿とライトセーバー対決を開始した。このときの2人の会話を聞き、リー=チャーはテルヴァー大使を暗殺した犯人がバーであったことを知った。リー=チャーはすぐにモン・カラの全面降伏を宣言したが、ターキンは爆撃を続行し、何十億という市民を虐殺した。間もなくバーはヴェイダーに殺され、リー=チャーは帝国の捕虜になった。[1]

個性と特徴

「尊大な乾燥肌の馬鹿者めが! 主導権は自分にあると? すぐに帝国から離脱し皇帝に目に物見せましょう。結局、帝国から得るものなど何もないのです。奴らは我々を搾取対象としか見ていない!」
―ラダス[出典]

テルヴァーは白色人種の人間男性で、は茶色で髭をたくわえ、は青色だった。リー=チャー王との交渉が失敗に終わった際、テルヴァーは自ら話し合いを終わらせ、また会談をする機会を持ちたいとしつつ、帝国とモン・カラはあくまで同じ側だと強調した。またテルヴァーはリー=チャー王の主張にも理解を示し、彼の懸念を自分の上官に伝えておくと述べた。彼は交渉に際して相手の主張に譲歩することもあり、帝国がモン・カラに対して求めるケルパイト材の年間上限量についても、検討することができるかもしれないと語った。[1]

装備

「攻撃、妨害工作、故障のどれだ?」
「不明です。データを収集しています」
―テルヴァーのシャトルが破壊された原因について会話するターキンと帝国軍将校[出典]
Dark Lord 13 Telvar leaves

テルヴァーのラムダ級シャトル

モン・カラでリー=チャー王と会談した時、テルヴァー大使は緑色の帝国の制服と白いケープを身に着けていた。彼の服には金色のチェーンが2つついており、胸の部分に付けられた丸い留め具には、帝国の紋章があしらわれていた。テルヴァー大使は、外交任務に赴く際にストームトルーパーの護衛を従え、ラムダ級T-4aシャトルに乗り込んだ。[1]

制作の舞台裏

テルヴァー大使は2018年に発売された正史コミックスター・ウォーズ:シスの暗黒卿 燃える海原』(チャールズ・ソウル作、ジュゼッペ・カムンコリ画)で初登場を果たした。本作の翻訳版単行本は、シリーズ前編との合本で、2019年ヴィレッジブックスから『スター・ウォーズ:シスの暗黒卿 潰えた遺産/燃える海原』というタイトルで発売された。[1]

登場エピソード

脚注

他言語版
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