帝国時代初頭、分離主義者のトーニ・エイムズ総督は惑星デシックスで分離主義勢力残党を指揮した。この残存勢力は再プログラムされたバトル・ドロイドによって構成され、大隊や対空攻撃部隊などの戦力を有していた。銀河帝国が設立されて間もない頃、エイムズの勢力は帝国から送り込まれたグロットン総督を人質にとった。しかし彼女の勢力は帝国が送り込んだ分隊との戦いで壊滅した。
概要[]
- 「対空攻撃チーム、配置につけ」
- ―Tシリーズ・タクティカル・ドロイド[出典]
惑星デシックスの分離主義勢力残党はもともと独立星系連合の戦力だったドロイドによって構成された。残党のバトル・ドロイドはクローン戦争終結時に発せられた停止命令を回避するため再プログラムされていた。デシックスの残党は大隊規模の戦力を有し、B1バトル・ドロイド少なくとも20体、BXシリーズ・ドロイド・コマンドー数体、ドロイデカ数体、OOMコマンド・バトル・ドオリド1体、そして装甲型強襲用戦車1機を保有していた。またB1バトル・ドロイドはRPS-6ロケット・ランチャーを装備し、対空攻撃チームとして配備されることもあった。デシックスの統治者であるトーニ・エイムズ総督や、彼女に仕えるTシリーズ・タクティカル・ドロイドがこの勢力の指揮を執った。[1]
歴史[]
独立星系連合がクローン戦争に敗れた後、惑星デシックスで分離主義者の抵抗勢力が形成された。再プログラムされたバトル・ドロイド部隊はデシックス・シティに配備され、エイムズとタクティカル・ドロイドが鐘塔から全軍の指揮を執った。帝国時代初頭、エイムズのバトル・ドロイド軍は銀河帝国から送り込まれてきたグロットン総督とTKトルーパーを包囲して降伏させ、人質にとった。エイムズは帝国にデシックスの独立を認めるよう要求したが、帝国はグロットンを何としても解放するためクローン・マーシャル・コマンダーCC-2224“コーディ”の分隊をデシックスへ派遣した。[1]
コーディの部隊がデシックスの星系に現れた際、分離主義勢力残党の対空攻撃チームはエイムズの命令でインペリアル・シャトル995を撃墜した。その後、B1バトル・ドロイドのチームが生存者の確認に出向いたが、クローン・トルーパーの生き残りによって返り討ちに遭った。CT-9904“クロスヘアー”は773ファイアパンチャー・ライフルによる狙撃で装甲型強襲用戦車を破壊し、コーディのチームが街に突入するチャンスを切り開いた。分離主義勢力のB1バトル・ドロイドやドロイデカ、BXシリーズ・ドロイド・コマンドーは入り組んだ街中でクローン・トルーパーを迎え撃ち、着実にその数を削った。しかし最終的にコーディとクロスヘアーが鐘塔にたどり着き、タクティカル・ドロイドを破壊した。グロットンは解放され、エイムズはクロスヘアーによって射殺された。[1]