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「ねえ、俺は何を探せばいいの?」
「無であり、全てでもある」
「それじゃ分からないよ」
「ああ、だが俺の師匠も俺にそう言ったんだ」
エズラ・ブリッジャーケイナン・ジャラス[出典]

デパ・ビラバ(Depa Billaba)はフォース感応者人間女性で、銀河共和国時代の末期にジェダイ最高評議会に在籍したジェダイ・マスターである。惑星キャラクタに生まれたキャラクタンである彼女には、サー・ラブーダという名前の姉妹がいた。幼い頃、海賊に両親を殺されたビラバは、マスター・メイス・ウィンドゥによって助け出され、やがて彼のパダワンとなってフォース修行を積んだ。32 BBYナブー危機が発生した際にはウィンドゥと並んで既に評議員になっており、クワイ=ガン・ジンが惑星タトゥイーンから連れてきたアナキン・スカイウォーカー少年の処遇をめぐる議論や、ナブー危機への対応に関する会議に参加した。またナブーの戦いの後、ビラバは他の評議員とともにナブーの首都シードで開かれたクワイ=ガンの葬儀や祝勝の式典に参加した。分離主義危機クローン戦争の時代も、彼女は評議員としてオーダーに仕えた。

クローン戦争中、ビラバは共和国グランド・アーミージェダイ将軍となり、数々の戦場でクローン・トルーパーの指揮を取った。しかしハルウン・コル戦いではグリーヴァス将軍率いる分離主義勢力に敗北して指揮下の部隊の9割を失い、自身も重傷を負った。ジェダイ・テンプルで療養したのち、ビラバはケイレブ・デュームという名のイニシエイトとともに分離主義者ラカム・シアーによるテンプル爆破計画を阻止し、この若きジェダイをパダワンにとった。その後、彼女は惑星カルドア任務で戦線に復帰し、戦友であるクローン・コマンダーグレイ大隊の指揮官となる。第三次マイギートーの戦いでは、ラカムの兄弟であるコバーン・シアー大佐率いる部隊に勝利し、グリーヴァス将軍との再対決を生きのびた。ビラバとケイレブがカラー戦いクリーヴ将軍を撃退した直後、シーヴ・パルパティーン最高議長によってオーダー66が発令された。ビラバもクローンの奇襲を受け、弟子を逃がすため自らを犠牲にした。

オーダー66を生き残ったケイレブは、ケイナン・ジャラスと名を変えて銀河系を放浪した。当初、ケイナンはジェダイであることを隠しその日暮らしの仕事をしながら生活していたが、やがて銀河帝国の暴政に抵抗する反乱者になった。亡き師匠の思い出を大切にしていたジャラスは、自らもエズラ・ブリッジャーという若者をパダワンに取り、訓練を施した。

経歴

生い立ち

フォース感応能力を備えたキャラクタン女性、デパ・ビラバはクローン戦争の何も前に[1] ミッド・リム惑星[9] キャラクタで生まれた。[1] 彼女にはサー・ラブーダという名前の姉妹がいた。[10] 幼い頃、ビラバは両親を殺した宇宙海賊の捕虜になった。[4] しかし彼女はジェダイ・オーダーのメンバーであるメイス・ウィンドゥによって救出され、ジェダイに迎え入れられた。やがて彼女はウィンドゥのパダワンになり、このジェダイ・マスターのもとでフォース訓練を積み、ジェダイ・ナイトの称号を手に入れる。彼女は優れたライトセーバー技術で知られ[1]、特にフォームIIIの戦闘型を好んでいた。[11]

ナブー危機

Depa Billaba TPM

ナブーにて、デパ・ビラバ

32 BBY当時[3]、ビラバはジェダイ・マスターの階級に達し、師匠であるウィンドゥと同じくジェダイ最高評議会のメンバーになっていた。この年、トレード・フェデレーションが惑星ナブーを侵略し、ナブー危機が発生した。一連の騒動のさなか、ナブーへ派遣されていたマスター・クワイ=ガン・ジンコルサントジェダイ・テンプルに戻った際、ビラバは他の評議員とともに最高評議会室でクワイ=ガンの報告を聞いた。ナブーでパドメ・アミダラ女王を救出した後、アウター・リム・テリトリーの惑星タトゥイーンに立ち寄ったクワイ=ガンは、そこで謎の戦士による襲撃を受けた。彼はこの戦士が絶滅したと考えられて久しいシス卿に間違いないと考えていた。またクワイ=ガンはタトゥイーンで出会った奴隷の少年アナキン・スカイウォーカーを解放し、ジェダイにするためコルサントに連れてきていた。彼はこの少年がシスを滅ぼしてフォースにバランスを取り戻す“選ばれし者”だと信じていた。評議会はどちらの主張にも懐疑的だったが、アナキンの素質をテストすることには同意した。その結果、評議会はアナキンの才能を認めつつも、ジェダイになるには齢を取りすぎていると判断した。彼らは最終的な判断は先に延ばし、クワイ=ガンとその弟子オビ=ワン・ケノービに、フェデレーションと戦うためナブーへ戻るアミダラ女王を護衛するよう命じた。[7]

クワイ=ガンはその後ナブーの戦いで件の戦士と再び遭遇し、ライトセーバー対決に敗れて致命傷を負った。彼の言う通り、この戦士はシスの暗黒卿ダース・モールだった。オビ=ワンがモールを倒した後、クワイ=ガンはアナキンを弟子として訓練するようオビ=ワンに命じ、息を引き取った。ナブーが戦いに勝利した後、評議会はオビ=ワンをナイトに昇格させ、クワイ=ガンの遺言どおりアナキンをパダワンにすることを認めた。ビラバをはじめとする評議会メンバーはナブーへ移動し、斎場クワイ=ガンの葬儀に参列した後、首都シードで開かれた祝勝のセレモニーを見学した。[7]

クローン戦争

戦争の勃発

Jedicouncil2

分離主義危機当時のジェダイ評議会

22 BBY当時[3]銀河共和国分離主義危機に直面していた。この陰謀を画策したのは、シスダース・シディアスという裏の顔を持つ共和国の最高議長シーヴ・パルパティーンだった。彼はジェダイ・オーダーを倒して銀河系の支配権を乗っ取るため、大規模な政治危機を起こして戦争を始めようと企んでいたのである。[12][13] 何千という星系が共和国から離脱して独立星系連合の傘下に入ったことを受け、銀河元老院では軍隊創設法案の投票が行われることになったが、アミダラ元老院議員(元女王)の命を狙う暗殺未遂事件が発生したため投票は延期となった。[12]

ビラバも参加した評議会の会議で、ジェダイはアナキンをアミダラの護衛につけ、オビ=ワンに事件の黒幕の調査を任せることを決定した。間もなく、オビ=ワンは惑星カミーノで共和国のために作られたクローン軍団発見し、惑星ジオノーシスで独立星系連合が共和国との戦争に備えてドロイド軍を準備していることを突き止める。これを受け、銀河元老院から非常時大権を与えられたパルパティーン議長が共和国グランド・アーミーを創設し、ジオノーシスへの派兵が決まった。ジェダイは共和国グランド・アーミーの助けを借り、多くの犠牲を出してジオノーシスの戦いに勝利したが、この戦闘をきっかけにクローン戦争の火蓋が切って落とされた。[12] また、ビラバの姉妹のラブーダもジオノーシスで戦死した。[10]

マラニーの襲撃

クローン戦争の終盤、マーラン種族母星であるマラニーが分離主義勢力の攻撃を受けた後、ビラバはジェダイ評議会の会議に参加し、他のマスターたちとともにマラニーの荒廃を記録したホログラム映像を見た。この事件の後、ウィンドゥはビラバを始めとする評議員たちを説得し、ドゥークー伯爵の暗殺を目的とした秘密任務を開始することを決定した。オビ=ワンの提案のもと、評議会は潜入任務の経験が豊富なクインラン・ヴォスに任務を託すことに決め、ドゥークーの元弟子であるアサージ・ヴェントレスとコンビを組むよう指示した。その後ヴェントレスはヴォスの任務を手伝うことに同意したが、ジェダイがドゥークーに打ち勝つにはダークサイドを学ぶ必要があると主張し、ヴォスの訓練が始まった。[14]

負傷と回復

「われらが若き戦略家が、また考えごとをしてるようね」
―ケイレブ・デュームに対し、デパ・ビラバ[出典]
Depa recovered

昏睡状態から回復したデパ・ビラバ

クローン戦争中、ビラバはジェダイ将軍としてクローントルーパー大隊を指揮し、惑星ハルウン・コルドロイド軍最高司令官グリーヴァス将軍率いる連合軍戦った。この日、ビラバの大隊は90パーセント以上の隊員を失う大敗を喫した。ビラバ自身もグリーヴァスと対決に敗れて重傷を負い、昏睡状態に陥った。彼女はジェダイ・テンプルの医療ベイで治療を受け、回復までに6ヶも要した。ビラバがバクタ・タンクで眠っていた時、ジェダイ・イニシエイトケイレブ・デュームがたまたま医療ベイを訪れた。彼はこのとき初めてビラバを見たが、まるで彼女を既に知っているような奇妙な感覚に捕らわれた。その後ビラバは回復して目を覚まし、表面上は元通りになったように見えたが、ジェダイ最高評議会のメンバーであるマスター・ヨーダやウィンドゥは彼女が精神面や感情面に負った傷がまだ癒えていないのではないかと危惧した。そのためビラバは身体、精神、感情をテストする審査を受けて何も問題がないことを証明したのち、ジェダイ最高評議会での職務に復帰した。[8]

ビラバが復帰した当時、最高評議会はイニシエイト・トライアルに合格したばかりのケイレブ・デュームとサモ・クィッドタイ・アズマの成長に注目していた。[8] そのなかでもビラバは、好奇心旺盛で質問ばかりするケイレブに目をつけていた。[6] ある日、3人のパダワン候補生がジェダイ・アーカイブでマダム・ジョカスタ・ヌー主任司書の講義を受けていた時、ビラバはウィンドゥたちと一緒にその様子を隠れて見学した。ケイレブが、ジェダイのパダワン選抜手法が現在の仕組みになった経緯や理由についてヌーを質問攻めにしているのを見たビラバは、思わず笑みを浮かべた。その後、ビラバはケイレブとサモ、タイのライトセーバー訓練のインストラクターを担当し、フォームIIIの防御姿勢を彼らに教えた。[8]

Depa training Form III

フォームIIIを教えるビラバ

また別の日、ケイレブを自分のパダワンにすることを検討し始めたビラバは、テンプルの中央保安ステーションで行われたオビ=ワンによる講義を見学した。オビ=ワンが全てのジェダイをコルサントに呼び戻す際に使う緊急用ビーコンについて解説すると、ケイレブはまたしても質問で話を遮り、全てのジェダイをテンプルに集めるのはどんな時かと尋ねた。その後、保安ステーションでの講義が終わろうとしていた時、ケイレブはビーコンを使ってジェダイを全員テンプルから遠ざけなければならないケースも有り得るのではないかと指摘し、オビ=ワンを戸惑わせた。ビラバは話に割って入り、ケイレブの無礼をたしなめようとしたが、オビ=ワンは彼の指摘を認め、誰にも予想できない事態が起きた時には、ビーコンで警告を発することもあり得ると答えた。授業が終わった後、ビラバはケイレブと個人的に会話し、誰にも予想できないことが起きても、ケイレブならきっと大丈夫だと励ました。[6]

テンプル爆破未遂事件

Depa saves Caleb

ラカム・シアーに立ち向かうビラバ

ビラバが負傷から回復して評議会に復帰したにも関わらず、彼女は今も“傷物”だという噂がクローン・トルーパーたちの一部で囁かれていた。この噂を耳にしたケイレブは、実際のところをジェダイ・マスター本人に聞いてみることにした。ビラバはクローンが噂しているように自分が“傷物”である可能性を認め、身体的には回復していても、多くの忠実な部下を自分の指揮で失った事実から立ち直れていないかもしれないと語った。しかし2人は何者かがテンプルに侵入した気配を感じて会話を止めた。2人が部屋の外に出た瞬間、小型のサーマル・デトネーターが爆発し、ビラバはケイレブを掴んでかろうじて爆風を回避した。テンプルに潜り込んでいたのは、独立星系連合に仕えるケイジ・ウォリアーキャプテンラカム・シアーだった。ラカムはテンプル最大の塔破壊を企んでおり、陽動攻撃のためテンプルの下層階を中心に小型デトネーターを撒き散らしていた。[8]

ケイレブは自分たちもなにか行動を起こすべきだと語ったが、自分のコンディションに自信の無いビラバは、状況が把握できるまで動くべきではないと告げた。しかしケイレブは、攻撃が下層階に集中しているのに、上層階にいる自分たちが侵入者の気配を察知したことから、既に充分状況は把握できていると反論した。ケイレブはビラバの制止を振り切って1人でテンプルの屋上へ走っていき、塔の基部に爆弾を設置していたラカムを発見する。ビラバが駆けつけた時、ラカムは爆風で倒れたケイレブの上に小型デトネーターを落とし、時間を稼ごうとした。しかしビラバはフォースを使ってデトネーターの中の爆薬を操作し、起爆を阻止した。驚いたラカムは塔に設置した爆弾を起動しに向かったが、ビラバはフォースで爆弾を取り外し、空中で爆発させた。ビラバとの対決でエレクトロ・ソードも失ったラカムは、建物から飛び降りて自決しようとした。ビラバとケイレブはフォースを使ってケイジの戦士を空中で制止させたが、彼は最後の爆弾を起爆して命を絶った。[8]

ラカム・シアーの計画を挫いた後、ビラバは自分の旅を続けるためにも、ケイレブを弟子に取る必要があると判断した。[8] ケイレブをパダワンにしたビラバは、彼にフォースの道や、ライトセーバーの戦闘技術を教えた。彼女はケイレブの戦略的思考を高く評価し、それをうまく活かしていくよう助言した。[6] 訓練中、ビラバはケイレブを銀河系に何千とあるジェダイ寺院のひとつへ連れていき、心の中に抱える恐れに直面して打ち克つための通過儀礼を受けさせた。[15] ジェダイ・テンプル爆破未遂事件の3間後、ケイナンはビラバの指導のもとカイバー・クリスタルを手に入れ[8]自分のライトセーバーを制作した。[16]

カルドアの任務

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制作の舞台裏

反乱者たち(2) 帝国の日』ではデパビラバと表記されている。『新たなる夜明け』下巻巻末の久保卓哉による作品解説ではデパ・ビバラと誤表記されている。『アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科』ではデパ・ビリバと誤表記されている箇所がある。

登場エピソード

参考資料

脚注

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