デフォリエーター配備タンク(Defoliator Deployment Tank)、略称DDTは、独立星系連合がデフォリエーター・カプセルの運搬・発射用に改造した装甲型強襲用戦車である。このリパルサーリフト・タンクはクローン戦争最初の年に登場し、複数の戦いで活躍した。
特徴[]
デフォリエーター配備タンク(DDT)はニモーディアンのロク・ダード将軍によって設計された。DDTタンクは装甲型強襲用戦車(AAT)の改造バージョンで、オリジナルとの最大の違いは、機体上部に設置されたデフォリエーター・カプセル発射用の砲台である。このほかに、DDTは側部距離測定レーザーと側部対人レーザーを各2門、エネルギー弾発射装置を6基搭載していた。DDTタンクはドロイドのパイロット1体、砲手1体に加え、カプセルの装填係2体によって運用された。
デフォリエーターのカプセルは1発ごと手動で装填する必要があった。DDTタンクから放たれたデフォリエーター・カプセルは、着弾と同時に広範囲に及ぶ衝撃波を発生させた。デフォリエーターの衝撃波は生命体にのみ破壊効果を持ち、機械には無害だった。また、デフォリエーターの衝撃波は偏向シールドを突破することができなかった。
歴史[]
22 BBY、デフォリエーターとその配備タンクを完成させたロク・ダード将軍は、惑星マリダンで新兵器のテストを行った。ダードは平和を好むルアメンの村でデフォリエーターの破壊力を試そうとしたが、偶然この惑星に不時着していたジェダイのチームが彼の計画を挫いた。ジェダイ・ナイトのアナキン・スカイウォーカー、アイラ・セキュラ、パダワン・アソーカ・タノ、クローン・コマンダー・ブライ、キャプテン・レックスはシールド発生装置でDDTタンクから村を守り、バトル・ドロイドとの戦いを制する。DDTタンクはスカイウォーカーによって破壊され、ダードも共和国の囚人となった。
20 BBY、ドロイド軍最高司令官のグリーヴァス将軍はダソミアの戦いでDDTタンクを出動させた。DDTタンクは森を焼き払ってナイトシスターを圧倒する活躍を見せたが、元ダーク・ジェダイのアサージ・ヴェントレスによって破壊された。