トライデント級アサルト・シップ(Trident-class assault ship)、別名トライデント・ドリル・アサルト・クラフト(Trident drill assault craft)はコリコイド・クリエーション・ネスト社が製造した水中作戦用ガンシップ。イカのような形をしており、触手の奥に隠されたエンジンを使って宇宙を“泳ぐ”こともできた。クローン戦争中、独立星系連合が銀河共和国との戦いで使用した。
特徴

カミーノに配備されたトライデント・ドリル
コリコイド・クリエーション・ネスト社製トライデント級アサルト・シップはイカのような形をした全長88.71メートルの戦闘用ビークルである。トライデント・ドリル・アサルト・クラフトという別名の通り、敵宇宙船や施設にドリルで穴を空けることができた。トライデント級アサルト・シップには大型版と小型版が存在し、大型版は兵員輸送船としても用いられ、ドリル・スパイクで空けた穴から大量のバトル・ドロイドを敵船内に吐き出した。トライデント級アサルト・シップは水中作戦用ガンシップとして設計されていたが、触手の奥に隠れたエンジンを使って宇宙を航行することができた。この船はレーザー砲や磁気式の装甲触手で敵の船をバラバラにした。また、触手を広げて回転させることで水中に大渦巻きをつくることができた。
歴史
クローン戦争の序盤、ダーク・ジェダイのアサージ・ヴェントレスはトライデント級アサルト・シップの<トライデント>で惑星タトゥイーンを訪れ、ジャバ・デシリジク・ティウレのLO-KD57を襲撃し、赤ん坊のロッタ・ザ・ハットを誘拐した。彼女はロッタをワイルド・スペースの惑星テスへ連れ去ったが、アナキン・スカイウォーカーとアソーカ・タノによって奪還された。
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カミーノの施設を襲撃するトライデント・ドリル
海洋惑星モン・カラで内戦が勃発すると、分離主義勢力の司令官リフ・タムソンは戦場にトライデント級アサルト・シップを配備した。トライデント・ドリルはモン・カラの海中に大量のアクア・ドロイドを放ち、4本の触手をスクリューにして大きな渦巻きをつくり出した。モン・カラマリの兵士やグンガン・グランド・アーミー、共和国のクローン・スキューバ・トルーパーは大渦に圧倒され、回転が収まった時にはほとんどの兵士がアクア・ドロイドとクオレンに包囲されていた。
登場作品
- Star Wars バトルフロント II
クローン・ウォーズ – 内なる敵
- スター・ウォーズ クローン・ウォーズ (初登場) (回想シーン)
クローン・ウォーズ – 誇り高き兵士たち
クローン・ウォーズ – 海洋惑星の激戦
クローン・ウォーズ – グンガン参戦
クローン・ウォーズ – 囚われた王国
参考資料
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック
- スター・ウォーズ ギャラクティック アトラス
- スター・ウォーズ ビークルのすべて
Trident drill assault craft - エンサイクロペディア (バックアップ・リンク - Archive.org)
Trident Drill Assault Craft - 公式データバンク