- 「生存者は私とトラッパーだけだ」
- ―オビ=ワン・ケノービ[出典]
トラッパー(Trapper)は共和国グランド・アーミーに所属したアドバンスト・レコン・フォース・トルーパーのニックネーム。ジェダイ将軍メイス・ウィンドゥに付き従ってマラステアの戦いに参加した際、トラッパーはエレクトロ=プロトン爆弾が空けた穴の中でクローン兵士の生存者を捜索した。その後、トラッパーはオビ=ワン・ケノービ将軍やクローン・コマンダー・コーディが率いる第212突撃大隊に加わり、惑星ジオノーシスへ派遣される。トラッパーの乗るLAAT/iガンシップ<バッド・キティ>はジオノージアンに撃墜されたが、彼とケノービ将軍は墜落を生き延びた。
経歴[]
マラステア[]
- 「トラッパー、ポンズ、ホークアイ、一緒に来い!」
- ―メイス・ウィンドゥ[出典]
トラッパーは共和国グランド・アーミーのクローン・トルーパーとして惑星カミーノで生み出された。クローン戦争中、彼はジェダイ将軍メイス・ウィンドゥの指揮下に入り、ダグの母星マラステアで独立星系連合のバトル・ドロイド軍団と交戦する。銀河共和国はこの戦いで新型兵器エレクトロ=プロトン爆弾を使用したが、起爆時にマラステアの地面に大きな穴が空き、多数のクローン兵が飲み込まれてしまった。トラッパーはウィンドゥ将軍と共にLAAT/iガンシップに乗り込み、穴の中へ降下して生存者を捜索する。複数の生き残りを回収した後、ウィンドゥはクローン・コマンダー・ポンズ、ホークアイ、トラッパーを引き連れて穴が空いた原因を探った。その時、彼らが地面だと思い込んでいたものが動き出し、マラステアの古代の巨獣ジロ・ビーストが姿を現した。ホークアイはジロ・ビーストとの戦いで命を落としたが、トラッパー、ポンズ、ウィンドゥはLAAT/iで穴から脱出した。
ジオノーシス[]
クローン戦争の最初の戦場であるジオノーシスでジオノージアンの反乱が起きた際、共和国軍は惑星の再征服作戦を開始した。トラッパーもオビ=ワン・ケノービ将軍やクローン・マーシャル・コマンダー・コーディが率いる第212突撃大隊のメンバーとして戦いに参加した。共和国軍の攻撃目標はポグル・ザ・レッサー大公が新たに建造した主要ドロイド工場だったが、工場を叩くためには光線シールドの発生装置を先に破壊する必要があった。共和国軍はケノービ、アナキン・スカイウォーカー、キ=アディ=ムンディが率いる3隊に分かれ、シールド発生装置付近の再合流地点“ポイント・レイン”を目指したが、激しい対空砲火に苦しめられた。
ヴェネター級スター・デストロイヤー<レゾリュート>から出撃した後、トラッパーたちが乗るLAAT/iガンシップ<バッド・キティ>もジオノージアンに撃墜され、砂漠地帯に不時着した。墜落の唯一の生き残りとなったケノービとトラッパーは、コーディが派遣したワックサーとボイルによって救出され、AT-TEウォーカーの防衛網の中へ運ばれた。ケノービの部隊はしばらく厳しい消耗戦を強いられたが、やがてムンディやスカイウォーカー、BTL-B Yウイング・スターファイター/ボマーの援軍が到着し、シールド発生装置の破壊に成功した。
人物[]
トラッパーはカミーノで生み出されたジャンゴ・フェットのクローンの1人で、身長は1.83メートルだった。
装備[]
マラステアの戦いに参加した際、トラッパーは標準的なフェーズIクローン・トルーパー・アーマーを身に着け、DC-15Aブラスター・カービンを携帯した。第二次ジオノーシスの戦いでは、アドバンスト・レコン・フォース・トルーパー仕様の砂漠迷彩柄装甲服を装着した。この装甲服には第212突撃大隊を象徴するオレンジ色のマーキングが施されていた。
登場作品[]
参考資料[]
- "Landing at Point Rain" Episode Guide - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)
- "The Zillo Beast" Episode Guide - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)